「首筋のロマンス」「5Good」
良質:3票トリック:1票物語:1票
ミノルは恋をしていた。
ある日、女の首に赤い跡が見え、ミノルは恋の終わりを悟った。
心底残念そうに振る舞ったが、本当は全然悲しくなかったのだという。
一体なぜ?
ある日、女の首に赤い跡が見え、ミノルは恋の終わりを悟った。
心底残念そうに振る舞ったが、本当は全然悲しくなかったのだという。
一体なぜ?
18年12月15日 17:00
【ウミガメのスープ】 [もっぷさん]
【ウミガメのスープ】 [もっぷさん]

さくさく出題されている方、本当に尊敬します…!
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【短め解説】
好きな女の子が、首筋が見えるほど髪をバッサリ切ったので、ミノルは女の子が失恋したことを悟った。
彼は内心喜びつつも、女の子の手前、残念そうに振る舞ったとさ。
ちなみに「赤い跡」は虫刺され。
【長め解説】→長くて読みづらいと思われるのでまとメモにて!
好きな女の子が、首筋が見えるほど髪をバッサリ切ったので、ミノルは女の子が失恋したことを悟った。
彼は内心喜びつつも、女の子の手前、残念そうに振る舞ったとさ。
ちなみに「赤い跡」は虫刺され。
【長め解説】→長くて読みづらいと思われるのでまとメモにて!
「左利きの逃亡者」「5Good」
良質:3票トリック:2票
とある古びた集落でおきた殺人事件。
被害者が残したダイイングメッセージは、
「みぎきき はんにん」
……左利きの私は捕まった。なぜ?
被害者が残したダイイングメッセージは、
「みぎきき はんにん」
……左利きの私は捕まった。なぜ?
18年06月01日 20:18
【ウミガメのスープ】 [かんたた]
【ウミガメのスープ】 [かんたた]

おいでやす
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この集落では被害者と私以外右利きである。
状況から被害者は左利きだから殺された、私はそれを確信していた。
「みぎきき はんにん」
被害者が私に残した警告。
これはきっと「みぎきき は はんにん(右利きの人間は全員お前を狙っている)」ということだろう。
私と被害者以外の全員が犯人なのだ。
メッセージを理解した瞬間、わたしは集落から逃げ出し
……頭部に衝撃が走る。
私は逃げ切れなかったようだ。
状況から被害者は左利きだから殺された、私はそれを確信していた。
「みぎきき はんにん」
被害者が私に残した警告。
これはきっと「みぎきき は はんにん(右利きの人間は全員お前を狙っている)」ということだろう。
私と被害者以外の全員が犯人なのだ。
メッセージを理解した瞬間、わたしは集落から逃げ出し
……頭部に衝撃が走る。
私は逃げ切れなかったようだ。
「ケーキは人生の縮図なり」「5Good」
物語:5票
カメオは、いつもより大きなケーキを見て涙した。
一体なぜ?
一体なぜ?
19年04月02日 22:06
【ウミガメのスープ】 [弥七]
【ウミガメのスープ】 [弥七]
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<解説>
カメオの父は自己中心的で頑固者だった。
「ケーキを切り分けるときは、いいか。偉い順だ。偉い順から大きいものを取るんだ。大きいケーキが食いたきゃ、親より偉くなれ。」
ケーキが好きだったオヤジはいつもそんなことを言っていた。
俺はそれが悔しかった。オヤジより偉くなりたかった。だから単身東京の大学に通い、いつか立派な仕事に就くんだと息巻いていた。
そんな矢先、オヤジが死んだ。
俺が帰ってきた頃には、通夜や葬式はとっくに終わり、親の死に目に会うことはできなかった。久しぶりに実家に戻った俺に、母はみんなで食べましょうと冷蔵庫からケーキを出してくれた。
「なんだよ…こんなでかいケーキいらねぇよ…」
切り分けられたケーキが異様に大きく見えた。
「俺は、オヤジよりちょっとだけ大きなケーキが欲しかっただけなんだよ…」
ポツリ、ポツリ。涙が、止まらなかった。
ケーキ、それは人生の縮図なのだ。
(おしまい)
簡易解答:カメオの父親が死に、いつも家族で切り分けていたケーキ(の角度)がその分大きくなった。カメオは父のことを思い出し、涙が止まらなくなった。
※元ネタとなった言葉:「ケーキの角度は日頃の働きに比例する」(宇宙兄弟5巻より)
カメオの父は自己中心的で頑固者だった。
「ケーキを切り分けるときは、いいか。偉い順だ。偉い順から大きいものを取るんだ。大きいケーキが食いたきゃ、親より偉くなれ。」
ケーキが好きだったオヤジはいつもそんなことを言っていた。
俺はそれが悔しかった。オヤジより偉くなりたかった。だから単身東京の大学に通い、いつか立派な仕事に就くんだと息巻いていた。
そんな矢先、オヤジが死んだ。
俺が帰ってきた頃には、通夜や葬式はとっくに終わり、親の死に目に会うことはできなかった。久しぶりに実家に戻った俺に、母はみんなで食べましょうと冷蔵庫からケーキを出してくれた。
「なんだよ…こんなでかいケーキいらねぇよ…」
切り分けられたケーキが異様に大きく見えた。
「俺は、オヤジよりちょっとだけ大きなケーキが欲しかっただけなんだよ…」
ポツリ、ポツリ。涙が、止まらなかった。
ケーキ、それは人生の縮図なのだ。
(おしまい)
簡易解答:カメオの父親が死に、いつも家族で切り分けていたケーキ(の角度)がその分大きくなった。カメオは父のことを思い出し、涙が止まらなくなった。
※元ネタとなった言葉:「ケーキの角度は日頃の働きに比例する」(宇宙兄弟5巻より)
「七色な憂鬱」「5Good」
良質:3票トリック:1票納得感:1票
電車に乗って外の景色を楽しんでいたカメコちゃん
目的地にまもなく着く頃、色とりどりな景色を見て、一気に落胆してしまいます
どうしてでしょう?
目的地にまもなく着く頃、色とりどりな景色を見て、一気に落胆してしまいます
どうしてでしょう?
18年09月29日 19:52
【ウミガメのスープ】 [トキタ]
【ウミガメのスープ】 [トキタ]

今朝思いつきましたスープです
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「まもなく海亀山ー海亀山ー」
ハイキングを楽しみにしていたカメコちゃんの目に、先ほどまでなかった色とりどりの傘をさして歩く人々の姿が
(あーあ、せっかくのハイキングが…てるてる坊主いっぱい作ったのにぃ…)
ハイキングを楽しみにしていたカメコちゃんの目に、先ほどまでなかった色とりどりの傘をさして歩く人々の姿が
(あーあ、せっかくのハイキングが…てるてる坊主いっぱい作ったのにぃ…)
「ウミガメのスープをひとつ下さい」「5Good」
物語:4票納得感:1票
ある男が、とある海の見えるレストランでウミガメのスープを注文した。
しかし男は出てきたウミガメのスープを一口も飲まずに首を傾げ、シェフに尋ねた。
「すみません、これはウミガメのスープですか?」
「はい、これはウミガメのスープです」
それを聞くと、男は結局スープを一口も飲まずに店を出た。
何故?
しかし男は出てきたウミガメのスープを一口も飲まずに首を傾げ、シェフに尋ねた。
「すみません、これはウミガメのスープですか?」
「はい、これはウミガメのスープです」
それを聞くと、男は結局スープを一口も飲まずに店を出た。
何故?
19年06月21日 20:41
【ウミガメのスープ】 [永日麗(えいひれ)]
【ウミガメのスープ】 [永日麗(えいひれ)]

懲りずにオマージュしてしまいました
解説を見る
男は裏の世界で仕事をしており、スパイや暗殺などを請け負っている。
その日も男は重要な仕事を受け、依頼相手に指定された海辺のレストランへと赴いた。そこで内容について詳しく書かれた秘密文書を受け取る手筈になっている。
程なくして男は海辺のレストランを見つけ、店に入り、やってきたシェフにあらかじめ指定された暗号を伝えた。
「ウミガメのスープを、ひとつ下さい」
もちろんこの店に「ウミガメのスープ」なんてメニューは無く、スープが1皿出される代わりにシェフがこっそりと秘密文書を渡してくる——筈だった。
しばらくして、男の目の前に皿が置かれた。
スープ皿の中では温かいスープが湯気を立てている。
男は首を傾げた。
おかしい、何故秘密文書が渡されない?
まさかウミガメのスープではなく違うものを頼んだと思われたのだろうか?
男はシェフを呼び、尋ねた。
「すみません、これはウミガメのスープですか?」
「はい、これはウミガメのスープです」
そこでようやく男は自分の勘違いに気付いた。
男は入るレストランを間違え、しかもそのレストランは滅多に無いだろうウミガメのスープを出すレストランだったのだ。
男は脱力し、結局スープを飲まないまま勘定を済ませた。
その後レストランを出てよく周りを見渡せば、海沿いの道をさらに行った小高い崖の上にレストランがもう一軒立っていた。
男は気を取り直し、もう一軒のレストランへと向かった。今度こそ、重要な仕事の依頼を受け取るために。
その日も男は重要な仕事を受け、依頼相手に指定された海辺のレストランへと赴いた。そこで内容について詳しく書かれた秘密文書を受け取る手筈になっている。
程なくして男は海辺のレストランを見つけ、店に入り、やってきたシェフにあらかじめ指定された暗号を伝えた。
「ウミガメのスープを、ひとつ下さい」
もちろんこの店に「ウミガメのスープ」なんてメニューは無く、スープが1皿出される代わりにシェフがこっそりと秘密文書を渡してくる——筈だった。
しばらくして、男の目の前に皿が置かれた。
スープ皿の中では温かいスープが湯気を立てている。
男は首を傾げた。
おかしい、何故秘密文書が渡されない?
まさかウミガメのスープではなく違うものを頼んだと思われたのだろうか?
男はシェフを呼び、尋ねた。
「すみません、これはウミガメのスープですか?」
「はい、これはウミガメのスープです」
そこでようやく男は自分の勘違いに気付いた。
男は入るレストランを間違え、しかもそのレストランは滅多に無いだろうウミガメのスープを出すレストランだったのだ。
男は脱力し、結局スープを飲まないまま勘定を済ませた。
その後レストランを出てよく周りを見渡せば、海沿いの道をさらに行った小高い崖の上にレストランがもう一軒立っていた。
男は気を取り直し、もう一軒のレストランへと向かった。今度こそ、重要な仕事の依頼を受け取るために。