「試合で一敗、喫茶で一杯」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
このコロナ禍の中、久しぶりに野球の試合があったので、試合に出場したカメオ。
そんなカメオが数日前には露にも思わなかったであろう喫茶店に行きたいと思ったのは一枚の紙が原因である。
ただ、その紙に喫茶店の事は一切書かれていなかったのだが、なぜカメオは喫茶店に行きたくなったのだろう?
多分まともな一敗。いや一杯。久々闇でない問題です。
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A、ひいきにしていた床屋が潰れ、置いてあった漫画の続きが気になったので、漫画喫茶に行きたくなった。
カメオは中学2年にして野球部員のエースである。
ただ、このコロナ禍の最中、試合はおろか合同練習も出来ていなかった。
エースであるカメオは一人毎日欠かさずグラウンドの隅で鍛錬していた。
そんなある日、久しぶりに野球の練習試合が出来ることを聞いて、わずかに伸びていた髪を切りにひいきにしていた床屋を訪れた。
しかしそこにはこんな張り紙が。
「当店は〇〇年〇月〇日に閉店いたしました。長らくの間ご愛顧いただきありがとう御座いました」
近くに大きい散髪屋が出来たからか、設備が古くなっていたのか。はたまた引っ越しすることになったのか。
真相は分からずじまいだが張り紙に書いてあったのは閉店のお知らせだった。
『あー閉まっちゃったかここ』
カメオが前回来たのは数か月前。田舎の古き良き小さな散髪屋であったここはカメオが昔から通っていた場所だ。
待ち時間は暇だったのでいつも漫画本を読んでいた。ニッチな需要がありそうな偏った漫画のラインナップだったが
全巻揃っていたためカメオは毎回同じ漫画を見ていた。
『あーあの漫画の先どうだったんだろうな』
ふと思い返したカメオ。一度気になるとなかなか頭から離れない。
仕方なく新しく建った床屋に行ったカメオだったが、そこには週刊誌やファッション誌ばかりしかなかった。
さて試合当日、久しぶりに参加した練習試合であったが、カメオの調子があまり調子が上がらずチームは負けてしまった。
髪もなんだか前の散髪屋と違い、きれいな坊主頭にならなかった。そして頭に引っかかっているのは漫画の続きだ。
『ああー!こんなもん気にしてるから試合に負けるんだ!ネカフェにでも行って続き見よ!』
自分の中に残ったもやもやを解消すべく、カメオはネカフェに向かった。
簡易開設
野球部のカメオは少し伸びた髪を切りに床屋に向かったが、床屋の扉の前には閉店の張り紙がしてあった。その床屋にあった漫画本の続きが気になったカメオは漫画喫茶で続きを読みたくなった。
納得:1票