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異説 ウミガメのスープ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
とある海の見えるレストラン。
軽く手を挙げた客と目が合った時、ウミオは嫌な予感がした。
重い足取りでその客のテーブルに向かう。
予感は的中した。
客はウミオに小声でこう尋ねたのだ。
「これは本当にウミガメのスープですか?」
やれやれ、とウミオは思った。
先週、同じ台詞を口にした客が表に出た後で自殺している。
なんか後味悪かったよなあ…俺が応対したんだもんなあ…この客は大丈夫かなあ…といっても、俺の返事はこれしかないんだけどね…
「はい、間違いなくウミガメのスープです」
ウミオが声をひそめてそう答えると、客はニヤリと笑って立ち上がり、ビーフシチューの会計をするためにレジに向かった。

どういうことか?
[きまぐれ夫人]

【ウミガメ】21年11月09日 22:52
解説を見る
そのレストランの地下には闇カジノがある。
会員はフリーパスだが、会員の紹介で来た新規客がエントリーするには、レストランで単身で食事をし、ウェイターに合言葉を告げなければならない。
そして会計を済ませた後、ウェイターによって地下へと案内されるシステムだ。
合言葉はもちろん「これは本当にウミガメのスープですか?」そして「はい。間違いなくウミガメのスープです」

最近は新規客の質が落ちたな、とウミオは感じている。
大した苦労もせずに小金を手にした成金が増えた。
そうした奴らは自制を知らないから、すぐに熱くなり、気が付いた時には破滅している。
つい先週もひとり、海に身を投げたばかりだ。
せめて最後の晩餐に最高級のウミガメのスープとやらをご馳走してやりたいところだが、生憎この店のメニューには載っていないんだ。
トリック:1票物語:1票納得:1票良質:6票
全体評価で良質部門
うつま[☆2023良いお年を]>>コメントなし
三太郎>>コメントなし
トリック部門
ベルン>>コメントなし
物語部門
ベルン>>コメントなし
納得部門
ぎんがけい>>コメントなし