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カメシタは紙をとりだした。
カメナシはそこに点を書いた。
カメシタは何をしたかったのだろう?
カメナシは何をしたがっているだろう?
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胃の上食道:井上食堂
♪てんてんどんどん♪
カメシタはあんまりにも退屈であった。(※この退屈さを表現するため、状況設定を「監獄」とすることもあるが、ノイズになりやすく、無駄な深入り質問が増えるので削除。小学校でも特に問題はないはずである。)
ぼけーーーーっとしていて、同じように暇なのだろうと、カメシタはカメナシを誘ってゲームでもしてやろうと思った。
最近、マルバツゲームの必勝法を思い付いたので、ギャフンと言わせる腹づもりである。(※そもそも退屈だという理由で、世の中にこんなに娯楽のある時代にあえてマルバツゲームをするのか? という。)
カメシタは紙に井桁(いげた:#)を書いてカメナシに見易いよう広げて前に差し出した。先手をカメナシにゆずる手筈である。
カメシタにとって悲劇であったのは、カメナシは退屈をもて余してぼーーーーっとしていたのではない、ということだろう。
カメナシは、ただただ空腹なのであった。
『胃の上のほうまでグルグルいってやがるぜ……、胃の上、、井上食堂の天丼、、食いたい』
そんなカメナシの目の前に差し出される、#の書かれた紙!
どんぶり!!くいたい!
もはや、人間としての意識があるのやらないのやら、とるものもとりあえず、井に点を打ち丼にして満足した。
カメシタは心から『選ぶ相手を間違えた』と思った。
それを噂話できいていた京介は、さっそく井桁をかいて丼の文字を作る、ということを実際にやってみたところ、
「ああ、こりゃ、宝の地図みたいだな……。誰かの価値があると思ってるものが隠されているような、誰かにとってはまるで勝ちがなくなってしまうかのような」と思ったのだった。
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