男は恋人に、
「誕生日おめでとう」
というメッセージを7日間連続で送った。
一体なぜ?
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恋人の誕生日の前日、男は誕生日プレゼントとして素敵な宝石を買った。
そのために連日残業していたのが祟ったのだろう。宝石を買った帰り、交通事故を起こして意識を失ってしまう。
一命は取り留めたものの、事故の代償として男は脳に大きな障害を抱えてしまった。長期記憶を脳に保存する機能が正常に働かない。つまり、寝るたびにその日の記憶を失ってしまい、事故以降の記憶が蓄積されないのだ。
「私は記憶を保持することができない障害を持っている」と書いたメモをベッドの近くにおいて男は眠るのだが、目を覚ました男はその日を恋人の誕生日だと考えるため、起きて直ぐに恋人にメッセージを送ろうとする。
メモを見る前にメッセージを送る日もあれば、先にメモに気づける日もある。そしてたまたまメッセージが7日間続いたことがあったのである。
そして一方、その恋人は、毎日のように「誕生日おめでとう」とメッセージを送られて彼を支えたい気持ちになるのだが、彼の環境を変えてしまうと混乱させてしまう(目が覚めたら自室に同棲などしていないはずの恋人がいて、そしてさらに子供が生まれてたりしたら恐怖でしかないだろう)ため、一緒に住むということもできずに辛い気持ちになっているのだった。
(こんな感じの症状をなにかの小説で読んだことがあるのですが、ちゃんと現実に存在するのかは下調べが間に合いませんでした)
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