≪簡易解説≫
「
沙也」という名前の漢字をスマホで変換する際に「
沙悟浄
也(さごじょうなり)」と打ち込むと一発で正しい漢字に変換できるから。
『ねぇねぇ、ミサキっちの名前って漢字でどう書くっけ?』
ある日クラスメイトの加藤さんからLINEが届いた。
そういえばクラスで卒業前に記念品を作るとか言ってたな、と思いつつ送信欄に「三崎」まで打ち込んで指を止める。
漢字を間違えて打たないようにいつも以上に気を付けないと。
そう思った私は慎重に「
沙悟浄
也」と打ち込んでから『悟浄』の部分を消した。いつからか、名前の漢字がうまく変換できないときはこう打ち込むことが癖になっていた。そうして入力された「三崎沙也」の文字列を加藤さんに送信する。
そこまで打って、ふと魔が差した。
「沙悟浄 也って打つと速いよ」
「多分、加藤さんが普通に打つと別の漢字が出ちゃうから」
『確かに~!さんきゅ!ミサキっち!』
そう返した彼女とのトーク履歴の左上には「加藤紗耶香」の文字が無機質に並んでいた。
≪参考≫
古文はこちらのサイト
https://catincat.jp/javascript/kogo3.html で自動変換したものをベースに自力で直したものなので間違いがあってもご容赦ください。
〈変換前〉
名前を聞かれた女は「沙悟浄 也」と準備した。
なぜだろう?
テストプレイ:きっとくりすさん、靴下さん、だだだだ3号機さん、松神さん
Special thanks:私のリア友