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〈 凡人には分からぬ苦悩 〉」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
私はカメミ、今日は大好きな小説家の海次郎さんが主催するパーティーに呼ばれたの。
彼とは同年代だけど異性としての好きというより尊敬、崇拝に近い物を持ってるわ。

小説家を目指してたけどつまんない作品しか作れず、失意のなか夢を諦め生きている私にとって
夢を叶えデビュー作から大ヒット作品ばかり立て続けに生み出している天才の海次郎さんは神様みたいな物。


そんな彼に話しかけてこられた時は天にも昇る気持ちで現実だとは思えなかった。
ゲーム好きな海次郎さんにとって私と話すのは楽しかったようで会話は弾んだの。


でも私がある一言を発した瞬間、彼は私と話すのをやめ帰ってしまった。


・・・いったいどうしてこんな事になってしまったの?
[まんが大好き]

【ウミガメ】22年04月23日 20:42

苦悩したくないから凡人でいいです

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〈 天才には分からぬ苦悩 〉


僕の名前は海次郎、小説家として成功をおさめている。
今日は自分のパーティーを出版社が開いてくれる事になり。
作者特権を駆使して大好きなゲームクリエイターのカメミさんを呼べる事になった。

ゲームクリエイターを目指してたけどつまんない作品しか作れず、失意のなか夢を諦め生きている僕にとって
夢を叶えデビュー作から大ヒット作品ばかり立て続けに生み出している天才のカメミさんは神様みたいな人だ。


彼女と同じ空間に居るだけでも恐れ多いがパーティの最中に勇気を振り絞り彼女に話しかけに行った。
好きな小説やゲームの話で盛り上がってとても楽しかった、あの瞬間までは・・・

「あの作品を海次郎さんもプレイしてくれていたんですね、あんな作品を褒めていただけるなんて過分です」
「私はゲーム作りみたいなつまんない才能しかなくて、素晴らしい小説を描ける海次郎さんがうらやましい」

頭を殴られたような衝撃が走った、(つまんない・・・才能?)
怒り?悲しみ?失意?よく分からない感情が駆け巡る。

彼女の目は心底本気だった、お世辞や謙遜、ただの世間話ではない熱がこもっていた。
神とも崇めていた巨大な才能が、その才能を否定している。
何にも考えられなくて僕はその場を離れるしかなかったのだ。


彼女の才能に畏敬さえ感じていた僕はなんなのだ!
彼女がつまんないと言った才能に焦がれていたのにそれがなかった自分はなんなのだ!

天才には他人の苦しみなど分からないのだろうな・・・。
物語:2票
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ねこ。>>コメントなし
わかめ>>コメントなし
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