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弥七、農業始めるってよ🍇🧑‍🌾」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
それは、夏休みのある日のこと。

みづ「最近弥七さんの姿を見かけないのですが、一体どうしたんでしょうか…?」

くりす「ああー夏バテでダラダラするのもったいないから、心機一転農業を始めたらしいですよ。みづさんが家庭菜園にハマってるって言うから、真似してるんじゃないですかねー。」

みづ「ええ…1人で畑をやりくりするのって大変だと思うんですけど…。」

くりす「確かに。飽きっぽいところありますから、案外すぐに戻ってくるかもしれませんねー。あっ、ほら。」

その後再会した弥七は「なんの成果も!!得られませんでした!!^ ^」と話しながらもなぜだかニッコニコ。彼は一体、どうしてそんなに笑顔なの?
[弥七]

【ウミガメ】22年08月14日 20:51
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解説
夏休み、旅行船が難破し無人島に流れ着いた。

無人島とかサバイバルなんて言葉、ウミガメのスープで聞いたくらい。
最初はすぐに死んでしまうのかと思ったが、
島には食物が溢れており、少なくとも夏の間には飢えに困ることはなさそうだ。


とりあえずは、ひと安心。

そして人間とは不思議なもので。

目の前の不安がひとつ解消されると途端に欲が出るらしい。


きたる冬の食糧のことまで心配になってきた。
これからは長期に保存ができる食材を自分で育てなければ。
ということで、葡萄はどうだろう。

葡萄は夏の間に収穫ができそうだし、
レーズンやワインはきっと長持ちするだろう。
そう思って、畑には1番最初に葡萄の種を蒔いた。

しかし毎朝水撒きのために畑を訪れても、一向に芽が出る気配がないではないか。
1つならまあ仕方ない、でも全部はおかしいだろう。
待てよ、と一房葡萄をとってみる。

野生にしては、どうにも肉付きが良すぎるような。
もしかして、品種改良というやつなのか?
これは人の手が加わっているような気がしてならない。

それならいつか島の管理人がやってきて助けてくれるかも。
少なくともここは誰にも認知されない場所ではないのだろう。

「案外ひと夏のバカンスで終わったりして。」
とか言いながら一粒葡萄を口に頬張る。
とりあえずは、ひと安心。







そして人間とは不思議なもので。

目の前の不安がひとつ解消されると途端に欲が出るらしい。

「…そうなってくると、種なしの方がよかったかな。」

(おしまい)(この物語はフィクションです。)
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