「舌切雀のつづらを開ける」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
舌切雀はお爺さんの前に、大きいつづら、小さいつづらを並べた。
そして、「お土産だ。どちらか片方を選んでほしい。ただし、家へ帰るまで開けてはならないよ。」と言った。
しかしお爺さんはこれを拒否し、その場でつづらを2つとも開け、中身を確認した。
だがお爺さんは結局、何ももらうことなく舌切雀の屋敷をあとにした。
何故?
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この話で出てくるお爺さんは、昔話「舌切雀」の主人公ではなく、昔話本編の出来事の噂を聞きつけてやってきた第2のお爺さんである。以降、彼を仮にジイジと呼ぶことにする。
舌切雀からつづらを選べと言われたジイジ、これを拒否・・・!!
ジイジ「いいや、今ここで両方開けさせてもらう。」
舌切雀「何ぃ?」
ジイジ「このつづらは両方ともハズレだろう・・・。あんたは、心の清い者には両方に財宝が入ったつづらを、心の汚い者には両方ハズレのつづらを差し出してるんだっ・・・!そして、噂を聞きつけ財宝目当てでやってきた俺のような者は当然後者・・・!」
舌切雀「仮に、それが本当だとしても、私がつづらの中身を見せる理由は無いな。」
ジイジ「だから・・・ギャンブルだ。もし両方ハズレなら、つづら2つ分の財宝を頂くぜ。その代わり、少なくとも片方に財宝が入っていれば逆にくれてやる・・・俺の金、10両の金貨・・・!!!」
舌切雀「ククク・・・面白い、面白いぞジイジ君・・・!受けよう、その勝負・・・!!」
結果・・!意外にもつづらのの中身は両方財宝・・!ジイジ、何も受け取れないどころかマイナス10両の大損・・・!!
ジイジ「うぁぁ・・う、嘘だ・・こんな・・」ぐにゃぁ
舌切雀「ククク・・ジイジ君。君はある意味心の清い人だ・・・。自分の企みが最初から見抜かれていると、そう気づけないほど純粋なのだから・・・!!!」
答え:舌切雀との賭けに負けたから。
物語:1票