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超えられなかった壁」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
事件解決のために集まってもらった容疑者へと向けて、探偵は問いかけた。

「とある海の見えるレストランで、ウミガメのスープを注文した男が自殺したんだけど、なぜだろう?」

教室内は、しんと静まり返った。

「水平思考ゲームってやつさ。一見何の関連性もなさそうだし、意味不明なんだよね。でも質問を重ねると最後には納得できちゃうんだよ」

ここからは、YESかNOで答えられる質問しか受け付けない。
それで謎が解ける。
さぁ、質問はあるかな?

「…へぇ、面白そうだね」

私の話に、彼女は興味を持ってくれたようだ。

「で、ウミガメのスープって何のスープなの?」

「いや…それは」

私は焦り、再度『ゲームのルール』を説明したのだが、彼女は

「で?ウミガメのスープって何なの?」

と問う。

私は、ああ…これじゃダメだ、と明確に理解した。

どういう状況だろう?
[みづ]

【ウミガメ】22年12月31日 01:24

深夜のまったりスープ(老獪のリハビリ)

解説を見る
とても短い解説↓↓↓

友人である「彼女」に、自作の推理小説をアピールしている最中だったが「彼女」は私の小説よりも『ウミガメのスープ』に関心を抱いてしまったから。



ちょっと長い解説↓↓↓

事件解決のために集まってもらった容疑者へと向けて、探偵は問いかけた。

「とある海の見えるレストランで、ウミガメのスープを注文した男が自殺したんだけど、なぜだろう?」

教室内はしんと静まり返った。

「これは現実の話ではない。ただのゲーム…水平思考ってやつさ。一見何の関連性もなさそうだし、意味不明なんだよね。でも質問を重ねると最後には納得できちゃうんだよ」


「私」は推理小説家を目指していて、友人に小説のアピールをしていた。

探偵が登場人物に向かって『 ウミガメのスープ』が事件に関係すると匂わせている場面である。
ここからは、YESかNOで答えられる質問しか探偵は受け付けない。

物語は佳境を迎えていた。


「どうかな?」

「…へぇ、面白そうだね」

彼女は興味を持ってくれたようだ。
私はほっと胸を撫で下ろす。

「で、ウミガメのスープって何のスープなの?」

「ああ、じん」

はっ、あっぶな。ネタバレするところだった!

「いや、YESかNOで答えられる質問じゃないと」

ふうん、と彼女は原稿用紙に目を落とした。

「で?ウミガメのスープって何なの?」

だから…!
YESかNOで答えられる質問が欲しいんだってば!
あと、それの答えは犯人ネタバレ直行(泣)


しかし、そうか。

私の小説よりも、彼女は「ウミガメのスープ」に惹かれてしまったのだ。

ああ、これじゃダメだ。

「書き直そう…」
トリック:1票納得:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
アカガミ[1問正解]>>コメントなし
物語部門
納得部門
アカガミ[1問正解]>>コメントなし