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カメオは、ウエイトレスとして働くカメミに懸想している。
カメオは時々、仕事終わりに彼女の働くレストランに立ち寄っている。
ある日、いつものようにレストランに入ったところ、カメミとぶつかりかけてしまった。
カメミはすぐに「申し訳ありません」とお辞儀をして下がった。
それを見たため、カメオはこの店に通う頻度が上がった。何故?
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あ、あの人今日もいる。
カメオは、毎日同じファミレスの前を通って通勤している。
そこで帰る際によく見かける女の子に、気が付けば恋をしていた。
その子はよくファミレスを利用しているようで、彼女が出てくるところを何度も見かけた。
カメオがすぐに帰ると、ちょうど彼女がレストランから出てくるところに出くわすのだ。
彼女に少しでも近づきたくて、すれ違うためだけにレストランに立ち寄ったこともある。
まろい肌、ふわり香る柔軟剤の匂い。たった一瞬のことを、1日中思い返していたこともある。
今日も、レストランに行こう。そう思って自動ドアをくぐると、出てくるところの彼女とぶつかりそうになってしまった。
彼女はアッ、という顔をして、「申し訳ありません」と頭を下げた。
それを見て、彼女はここの店員だったのだな、と察した。
次の日、昼休憩にレストランに行くと、ウエイトレス姿の彼女がいた。
客だと思っていたので、夕方の時間帯にしかいないものだと思っていた。
しかし、昼も働く店員だということが分かったので、カメオは、昼ご飯をカメミのいるレストランでとるようになったのだ。
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