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学校の下駄箱の前、同じ部活の先輩の後ろ姿を見かけた。

「先輩、今帰りですか?」

先輩は少しだけ動きを止めて、うん、とひとつ頷いた。

外を見れば大雨で、先輩も傘を一本持っていた。

その後、私は一つ嘘をついて、先輩もそれに嘘で返した。
私と先輩は、それぞれどんな嘘をついたと思う?
[布袋ナイ] [向上意識]

【ウミガメ】23年08月31日 23:18

皆様は雨、お好きでしょうか?私は、好きな日と嫌いな日があります。

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解説

「私、傘を忘れちゃったんです。」
「じゃあ、貸してあげる。傘、2本持ってるから。」

長い解説

学校の下駄箱の前、同じ部活の先輩の後ろ姿を見かけた。

「先輩、今帰りですか?」

先輩は少しだけ動きを止めて、うん、とひとつ頷いた。

外を見れば大雨で、先輩も傘を一本持っていた。

…そして私も、傘置き場に傘を置いていた。
けれども、私はそれを隠して先輩に言った。

「私、傘を忘れちゃったんです。」

だから、一緒に帰って貰えませんか、と。
けれども、先輩は言った。

「じゃあ、貸してあげる。傘、2本持ってるから。」って。
そして、先輩は私に傘を押し付けて、帰ってしまった。

…傘を差さずに、走って。

すぐに嘘をつかれたってわかったけれども…私は、悲しいよりも心配が勝ってしまった。
それは、先輩の声が震えていたからか…先輩が、私に顔を見せないようにしてるって気付いてしまったからか。

なんにしても…なんだか寂しく空いた隣に、傘一本分、余分に重い腕に。
私は、雨が降っても降らなくても、明日の帰りも先輩を誘おうって決めた。
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花舞月夜>>コメントなし
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