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らてらて村に住む甚兵衛は
『夕餉に素うどんを食べた日』を境に
急に商売が繁盛するようになったので
『あの日』神社の前を通りかかったときに舞い降りて来た鳥は
ひょっとしたら鳥ではなかったのかもしれない
と思うようになった
一体どういうことか?
スペシャルサンクス、テストプレイ「マクガフィン」さん
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その日甚兵衛は夕餉に『きつねうどん』を作って食べようと、買い物を済ませ家路を急いでいた。しかし、近所にある『商売繁盛』の神が祀られた神社の前を通りかかったとき、突然何かが甚兵衛目がけて滑空してきた。
「うわっ」
とっさに避けることはできたが、滑空してきた何かは驚く甚兵衛には目もくれず、甚兵衛が持っていた『油揚げ』を素早く掴んでそのままサッと飛び去って行ってしまった。
……『トンビ』だ!
甚兵衛は、ことわざの例え話に過ぎないと思っていた『トンビに油揚げをさらわれる』事態が実際に目の前で起きたことにただ茫然とするしかなく、その晩は泣く泣く、夕餉に『素うどん』を食べる羽目になった。
◆ ◆ ◆
まったく、とんでもない不運に見舞われたものだ!
トンビに襲われてから数週間程はそんな風に憤っていた甚兵衛だったが、不思議なことに、あれ以来、妙に仕事が上手く行くことに気が付いた。払いの良い依頼が次々と舞い込み、仕事上の大きなもめごとが嘘のようにぱたりと止んだ。まさに順風満帆である。
はて……と首をかしげる甚兵衛は、ふと、例の神社が『稲荷神社』だったということを思い出して、こんな風に想像したのだ。
「ひょっとしたら……『腹を空かせた狐がトンビに化けて俺の油揚げをさらっていった恩返しに、商売繁盛のご利益をくれた』のかもしれないな」
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納得部門
ぺてー>>
よくわからない二つの事象ですが、質問を重ねるとちゃんと繋がっていきます
スナイプする人もいます(こわい)