(今、9人いるよ)
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録
【二物衝撃No.①】宿題の答え合わせ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
ある日、散らかった机の上を片付けていた水平亀夫(みずひらかめお)は、なんとなく見覚えのある一枚の絵を発見した。

それは、亀夫が小学生の頃に冬休みの宿題で描いた未来予想図であり、『30年後の自分』を想像したものであった。

偶然にも、亀夫がこの未来予想図を描いてから、ちょうど30年が経過していた。

なぜこんなものがと思いつつ、えも言われぬ懐かしさを感じた亀夫は、片付けの手を止めて未来予想図を眺めることにした。


未来予想図の中の亀夫は、会社の社長として何やら凄そうなものを発明している。

亀夫(すまんな、まだ課長なんだ)

さらに、サッカー選手としても活躍しており、たくさんのファンに囲まれている。

亀夫(サッカーは高校までずっとやってたけど、そんなに上手くならなかったなあ)

さらにさらに、いかにも豪華な時計や鞄で身を包んでいる。

亀夫(家計は今月もカツカツなのだよ)

小学生の超弩級な物差しで四十路の現状を採寸されてしまい、物悲しさを感じる亀夫であったが、ふと家族団欒の絵が目に留まる。

亀夫は未来予想図と同じように、愛する妻の亀子と、一番の宝物である息子の海夫とともに、毎日楽しく暮らしていた。

亀夫(......これだけは当たってるな)


感傷に浸りつつ、そろそろ未来予想図を眺め終えようというそのとき、亀夫はとんでもない予想が当たっていると一瞬だけ勘違いしてしまった。

一体なぜだろうか?
[ぺてー]

【ウミガメ】24年02月28日 21:56
解説を見る
A. 海夫が亀夫の未来予想図を宿題に使いまわそうと、「平成6年2月28日 水平亀夫」を「令和6年2月28日 水平海夫」に書き換えており、30年後の日付を当てたように見えたため。


未来予想図の右下には、日付と氏名が書かれていた。

亀夫(令和6年2月28日、描いてからちょうど30年じゃないか......ん?令和?!

亀夫は一瞬、小学生の自分が30年後の新元号をぴたりと言い当てていると驚いたのだが、その勘違いは続けて書かれている名前によって正された。

亀夫(...水平海夫?

そこで亀夫は、この未来予想図が海夫の勉強机の上にあった理由に思い至った。

海夫もまた、冬休みの宿題として未来予想図を出されており、日付と名前を変えて自分の未来予想図を使いまわそうとしたのであろう。

亀夫(海夫はこういう横着なところがあるんだよな...一体誰に似たんだか)

海夫が遊びから帰ってきたら、自分で描くように言ってやらなければならない。

30年後に見返すと面白いぞ、と。
トリック:3票物語:2票
全体評価で良質部門
トリック部門
わかめ>>コメントなし
フリテンダブリー>>コメントなし
>>コメントなし
物語部門
フリテンダブリー>>コメントなし
>>コメントなし
納得部門