「ケーキは人生の縮図なり」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
カメオは、いつもより大きなケーキを見て涙した。
一体なぜ?
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解説
カメオの父は自己中心的で頑固者だった。
「ケーキを切り分けるときは、いいか。偉い順だ。偉い順から大きいものを取るんだ。大きいケーキが食いたきゃ、親より偉くなれ。」
ケーキが好きだったオヤジはいつもそんなことを言っていた。
俺はそれが悔しかった。オヤジより偉くなりたかった。だから単身東京の大学に通い、いつか立派な仕事に就くんだと息巻いていた。
そんな矢先、オヤジが死んだ。
俺が帰ってきた頃には、通夜や葬式はとっくに終わり、親の死に目に会うことはできなかった。久しぶりに実家に戻った俺に、母はみんなで食べましょうと冷蔵庫からケーキを出してくれた。
「なんだよ…こんなでかいケーキいらねぇよ…」
切り分けられたケーキが異様に大きく見えた。
「俺は、オヤジよりちょっとだけ大きなケーキが欲しかっただけなんだよ…」
ポツリ、ポツリ。涙が、止まらなかった。
ケーキ、それは人生の縮図なのだ。
(おしまい)
簡易解答:カメオの父親が死に、いつも家族で切り分けていたケーキ(の角度)がその分大きくなった。カメオは父のことを思い出し、涙が止まらなくなった。
※元ネタとなった言葉:「ケーキの角度は日頃の働きに比例する」(宇宙兄弟5巻より)
物語:5票
物語部門
ぺてー>>
ケーキが大きくなって涙する理由をあれこれと考えたのですが、解説よりも納得できる理由はありませんでした