「ウミヤマカメオの建もの探訪」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
友人から新築した家の自慢話を長いこと聞かされたカメオは、
一目見ようとその友人の家へ遊びに行った。
しかしその家の壁があまりにも綺麗だったため、
カメオはあまり良い家とは思わなかったという。
一体何故?
あんまり大きな家には住みたくないですね。掃除が大変そうだし・・・
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要約
友人の家はふんだんに木が使われていることが自慢だったが、壁には同一の木目が何度も描かれていたため、カメオはその家は単なる見せかけの「木」で作られていると考えた。
解説
「俺は出来るだけ木を使った家を作るように頼んだんだ。
つまり俺の家に入れば、それはもう木の中に居るようなもんだな!」
そんな話を友人から長々と聞かされたカメオは、そこまで言うならと友人に頼んで
後日その友人宅へお邪魔することになった。
中へ入ると、天井やら壁やら床やらほぼ全てが確かに木で出来ているように見えた。
しかし特に木の匂いはしなかったため、カメオは本当に新築なのか疑問に思い始めた。
ふと壁に目を向けると、そこには規則正しく並んだ木目があった。
木で作られているのだから、木目が有るのは何の変哲も無いことだと思うかもしれない。
だがよく見ると、全く同じ木目が繰り返し描かれていたのだ。
木目は人間の指紋と同じように、各々の木にはそれぞれ異なる木目が確認される。
つまり、その壁には一枚の板から何枚もスライスされた薄い木材か
只の木目調の壁紙が貼られていることになる。
成る程、道理であまり木の存在を感じない訳だ。
実際には何の材料で作られているか分からない「八方美人」な家だと分かったカメオだったが、
そんな事は露知らず自らの家を得意げに語る友人には特に何も言わずに話を合わせてあげるのだった。
良質:3票