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見知らぬ男が部屋の中にいた。
カメオはすぐに男を取り押さえようとしたが一緒にいたカメコはそれを静止した。
何故カメコはカメオを静止したのだろうか?
静止ではなく制止が正しいですね……誤字失礼いたしました。
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カメコはストーカーの被害に遭っていた。
何日もストーカーに付き纏われ、とうとう交番へ行ったカメコ。
近所の交番に勤務している警官・ラテオはカメコの相談を真摯に聞き、巡回も増やしてくれた。
その勤勉な態度と自分を守ろうとしてくれる警官にカメコは心を惹かれていた。
(すぐ連絡できるよう携帯電話の番号も交換したし、アイツにストーカーされ続ける限りラテオさんは私を守ってくれる……なんだかお姫様になった気分ね)
ある日、兄であるカメオが家に来ると言うのでカメコは駅までカメオを迎えに行った。
そして二人で家へ帰ると、カメコのストーカーは室内にまで入り込み部屋を物色していたのだ。
妹であるカメコがストーカーの被害に会っていることを聞いていたからか、すぐに飛びかかるカメオ。
しかしカメコは咄嗟にカメオにしがみつき引き止めてしまった。
まるでストーカーを助けるように。
だが勿論カメコはストーカーを庇うつもりなど微塵もない。
「なんで止めるんだカメコ!アイツきっと例のストーカーだろ!?」
「良いからお兄ちゃんは黙ってて!あ、もしもしラテオさん!?今、家に帰ってきたらあのストーカーが家の中にいたんです!相手は逃げたんですけど、すぐ家に来てくれませんか!?」
カメコはすぐに携帯電話を取り出し、愛しの警官に電話を掛ける。
もしストーカーがカメオに取り押さえられてしまっていたら、相手は逮捕されて警官との接点が無くなってしまう。
カメコはストーカーへの恐怖よりも想い人である警官と会うチャンスを残しておく為に、咄嗟にストーカーを庇ってしまったのだった。
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