(今、9人いるよ)
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録
安いなんて嘘」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
やすい

と書かれた看板を見て

カメオは「これはにせもの?」

と思った。


なぜでしょう?
[エルシード]

【ウミガメ】19年09月01日 00:39

安いって触れ込みは嘘だったりするけれど高いって触れ込みは大体ホント

解説を見る
「すごいだろう、ウミオ。これが父さんの店だ。」
あれは1930年頃だったか、春のよく晴れた日に父は椅子屋を開いた。

父の働いていた工場は地震で壊滅し、父は職を失った。そこから父は家族を養うために相当な苦労を父はしてきた。ぐったりするまで働いてはまた明日も、なんてことがかなり長い間続いてた気がする。
そんな困難を乗り越えた先の椅子屋の開店であった。
あの日の父の笑顔は、春の日差しを浴びて輝いていた。

時は流れ
私はひ孫を持つような歳になっていた。

今日は孫夫婦がひ孫の、もう小学生になるカメオを連れて遊びにきた。
昔の写真がみたいと言うカメオに、写真を入れている箱の在り処を伝えると、しばらくしてカメオが1枚の写真を持ってきた。
それは、父の椅子屋に掛かっている看板をでかでかと写した写真だった。

「ひいじいじ、この写真ニセモノだよ。だってこれ、やすいなんて書いてる。むかしの人って、文字をぎゃくから書くんだよ!
ああ、カメオ。それはの、椅子屋じゃよ。ひいじいじのお父さんは、椅子屋だったんだよ。戦争ですぐに燃えてしまったがの・・・。その写真、残っていたんじゃな・・・。」
ウミオはしばらくその、他より明らかに保存状態のいい写真を見つめていた。写真では分からないけれど、蒼天の下にピカリと光る父の自慢の黄色い看板がひどく懐かしく感じられた。

やすいなんてうそ
蒼天(春の空)な椅子屋
・・・強引?

正解条件
看板が写真の中のものであること。
看板が古い時代のものであること。
カメオが、椅子屋を安いと勘違いしたこと。
カメオがその勘違いのせいで昔の写真ではないと勘違いすること。

物語:1票納得:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
物語部門
あさひ>>コメントなし
納得部門
ドナ2>>コメントなし