「参上!」「2ブックマーク」
やぁ始めまして!
ワタシの名前はスーパーカメオ!見ての通りスーパーヒーローだ!
ワタシは生まれ持ったスーパーパワーを世のため人のために使うことを信条としている!
今までだってスーパーパワーを使っていくつも事件を解決してきたんだぜ!
しかし……!!!町の人々が大きな不安を抱きながら生活をしている様子が毎日ヒシヒシと伝わってくるんだ!
さすがのワタシでも、情報もなしにみんなが大きな不安を抱いている原因まではわからない。
だから!不安の正体を突き止めることに協力してほしい!よろしく頼むよ!
ワタシの名前はスーパーカメオ!見ての通りスーパーヒーローだ!
ワタシは生まれ持ったスーパーパワーを世のため人のために使うことを信条としている!
今までだってスーパーパワーを使っていくつも事件を解決してきたんだぜ!
しかし……!!!町の人々が大きな不安を抱きながら生活をしている様子が毎日ヒシヒシと伝わってくるんだ!
さすがのワタシでも、情報もなしにみんなが大きな不安を抱いている原因まではわからない。
だから!不安の正体を突き止めることに協力してほしい!よろしく頼むよ!
20年11月09日 17:36
【亀夫君問題】 [甘木]
【亀夫君問題】 [甘木]
解説を見る
変身能力を使ってごくごく普通の一般人に変身。
街の人々にスーパーカメオの評判を聞いてみた。
A「いやぁ困った人だね……。迷子の知らせを聞いたら、辺りを探すために建物を壊しまくったり!加減ってものを知らないのかね……。」
B「この前の銀行強盗があった時に、銃を持った強盗を挑発して銃を撃つように仕向けやがったんですよ!『ワタシにそんな銃は効かない!試しに撃ってみろ!』ってドヤ顔していたけど、危うく跳弾で怪我人を出すところだったよ!聞いた話だと、警察もすでに安全に強盗を捕まえるように準備していたにも関わらず勝手に銀行へ突っ込んできたんだとさ!無能な働き者ほど恐ろしいものはないってやつだよ!」
C「まったく、迷惑ですのよ!透視能力でプライベートまで覗いてくるんですの!」
他、厳しい意見多数……
スーパーカメオ「そ、そんな……!ワタシのやっていたことは、ありがた迷惑だったっていうのか……ワタシの行動そのものがみんなの不安をあおっていたというのかー!!!……ワタシに必要なことは反省だ……!君たち!どうも真相を解明してくれてどうもありがとう!ワタシは真っ当に正しくみんなの役に立てるように自分を見つめ直してみるよ!まずは気を晴らすためにひとっ走り行ってくるか!さらばだ!うおおおおお!!!」
マッハの速度でその場を走り去るスーパーカメオ!
頑張れ!スーパーカメオ!負けるな!スーパーカメオ!
さっそくダッシュの衝撃波で周りに損害を出しまくっているが!
その辺からまず考えていくんだ!スーパーカメオ!!!
街の人々にスーパーカメオの評判を聞いてみた。
A「いやぁ困った人だね……。迷子の知らせを聞いたら、辺りを探すために建物を壊しまくったり!加減ってものを知らないのかね……。」
B「この前の銀行強盗があった時に、銃を持った強盗を挑発して銃を撃つように仕向けやがったんですよ!『ワタシにそんな銃は効かない!試しに撃ってみろ!』ってドヤ顔していたけど、危うく跳弾で怪我人を出すところだったよ!聞いた話だと、警察もすでに安全に強盗を捕まえるように準備していたにも関わらず勝手に銀行へ突っ込んできたんだとさ!無能な働き者ほど恐ろしいものはないってやつだよ!」
C「まったく、迷惑ですのよ!透視能力でプライベートまで覗いてくるんですの!」
他、厳しい意見多数……
スーパーカメオ「そ、そんな……!ワタシのやっていたことは、ありがた迷惑だったっていうのか……ワタシの行動そのものがみんなの不安をあおっていたというのかー!!!……ワタシに必要なことは反省だ……!君たち!どうも真相を解明してくれてどうもありがとう!ワタシは真っ当に正しくみんなの役に立てるように自分を見つめ直してみるよ!まずは気を晴らすためにひとっ走り行ってくるか!さらばだ!うおおおおお!!!」
マッハの速度でその場を走り去るスーパーカメオ!
頑張れ!スーパーカメオ!負けるな!スーパーカメオ!
さっそくダッシュの衝撃波で周りに損害を出しまくっているが!
その辺からまず考えていくんだ!スーパーカメオ!!!
「アンゴルモア」「2ブックマーク」
今日はラテラテ小学校6年A組がタイムカプセルを埋めてから丁度10年経った日。
当初の予定通りタイムカプセルの開封式を行った当時のクラスメイト一同は、その中からトシオの埋めた「予言」というタイトルの書かれた一冊のノートを発見する。
トシオはオカルト趣味の根暗な子供で、クラスに友達もおらず、小学校を卒業してから程なくして交通事故で亡くなったとの噂であった。
ノートを開くと、まず1ページ目の1行目に、明日の日付が書いてあり、その下の行には「核兵器の誤射により世界滅亡」と書いてあった。そしてそれ以降は全て白紙であった。
それを見たその場の誰もが、言葉を失い、恐怖に震え上がったという。
それには、その予言書を単なるオカルト趣味の子供の悪ふざけと一笑に付すことのできない理由があったのだが、それは一体何であろうか。
(※2chの意味怖が元ネタです。元ネタにピンときてしまった人は好きな寿司のネタでも書いてください)
当初の予定通りタイムカプセルの開封式を行った当時のクラスメイト一同は、その中からトシオの埋めた「予言」というタイトルの書かれた一冊のノートを発見する。
トシオはオカルト趣味の根暗な子供で、クラスに友達もおらず、小学校を卒業してから程なくして交通事故で亡くなったとの噂であった。
ノートを開くと、まず1ページ目の1行目に、明日の日付が書いてあり、その下の行には「核兵器の誤射により世界滅亡」と書いてあった。そしてそれ以降は全て白紙であった。
それを見たその場の誰もが、言葉を失い、恐怖に震え上がったという。
それには、その予言書を単なるオカルト趣味の子供の悪ふざけと一笑に付すことのできない理由があったのだが、それは一体何であろうか。
(※2chの意味怖が元ネタです。元ネタにピンときてしまった人は好きな寿司のネタでも書いてください)
20年11月10日 01:51
【ウミガメのスープ】 [まろゑ]
【ウミガメのスープ】 [まろゑ]

夜更かしさん向けあっさりスープ。(元ネタあり)
解説を見る
予言書に書かれた明日の日付は和暦で表記してあり、「令和2年」と書かれていた。タイムカプセルの埋められた10年前に令和という元号を知ることはできないので、それを見た人々は予言を本物だと思い恐れた。
「見た目は子供、頭脳は大人」「2ブックマーク」
カメコは人気アニメ「名探偵クナン」が好きであったが、その一方でその登場人物のクナン君のようには絶対なりたくないと思っていた。彼は名探偵と呼ばれていたものの、彼の行き先では必ずと言っていいほど事件が起き、そのたびに誰かが死んでいたからだ。それが原因でクナン君を{「死神」}と呼ぶ人も多かった。
{ある日、カメコの目の前で、一人の男が電車に飛び込み自殺した。}カメコはこのとき初めて、クナン君のようになりたいと思った。
ここでの男の死はどうみても事故であり、探偵の出る幕なんてないはずだ。ましてや、クナン君みたいには絶対なりたくないと思っていたのに。
カメコはなぜクナン君のようになりたいと思ったのだろう?
{ある日、カメコの目の前で、一人の男が電車に飛び込み自殺した。}カメコはこのとき初めて、クナン君のようになりたいと思った。
ここでの男の死はどうみても事故であり、探偵の出る幕なんてないはずだ。ましてや、クナン君みたいには絶対なりたくないと思っていたのに。
カメコはなぜクナン君のようになりたいと思ったのだろう?
20年11月12日 19:49
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]

「死」に関連する問題だから、赤亀がつくかな?
解説を見る
(簡易解説)
カメコは初めて人の死を目撃し気が動転してしまった。その後何日も死体のことを忘れられずにいた。こういうときクナン君ならば、死体を見るのに慣れていて冷静にしているだろうと思い、クナン君のようになりたいと思った。
(解説)※便宜上、この解説文では新二はクナンと同一人物だとします。
人の死を初めて目の前にしたカメコは完全に気が動転してしまった。その後数日間は食事ものどを通らないほどだった。男の死以外何も考えられない、その場に立ちすくんで身動きが取れない状態になっていた。こんなとき、ふと「名探偵クナン」のあるシーンを思い出した。
ルン「新二、あんたは人が死んだのによく平気でいられるわね。」
新二「俺は現場で見慣れているから。」
カメコはこのシーンを思い出し、「そうか人の死を見慣れているクナン君なら、私みたいに取り乱したりせずに冷静でいられるんだろうな。それなら今だけはクナン君になりたい。」と思った。
カメコは初めて人の死を目撃し気が動転してしまった。その後何日も死体のことを忘れられずにいた。こういうときクナン君ならば、死体を見るのに慣れていて冷静にしているだろうと思い、クナン君のようになりたいと思った。
(解説)※便宜上、この解説文では新二はクナンと同一人物だとします。
人の死を初めて目の前にしたカメコは完全に気が動転してしまった。その後数日間は食事ものどを通らないほどだった。男の死以外何も考えられない、その場に立ちすくんで身動きが取れない状態になっていた。こんなとき、ふと「名探偵クナン」のあるシーンを思い出した。
ルン「新二、あんたは人が死んだのによく平気でいられるわね。」
新二「俺は現場で見慣れているから。」
カメコはこのシーンを思い出し、「そうか人の死を見慣れているクナン君なら、私みたいに取り乱したりせずに冷静でいられるんだろうな。それなら今だけはクナン君になりたい。」と思った。
「じゅん喫茶 長作」「2ブックマーク」
ジュンコは、炭火でお湯を沸かし、1杯ずつ豆を挽いて淹れる
美味しいコーヒーの店を出したいという夢を叶え、
喫茶店「ロングメイド」をオープンさせると、休みなく営業を続けた。
ある日、この店に立ち寄ったショージは
店の居心地とコーヒーの味をとても気に入り、
翌日もまた同じ時間に同じ場所を訪れたが、
そこでジュンコの淹れるコーヒーを飲む事はできなかった。
それは、ジュンコの趣味が散歩だったためだというが
どういうことだろうか。
美味しいコーヒーの店を出したいという夢を叶え、
喫茶店「ロングメイド」をオープンさせると、休みなく営業を続けた。
ある日、この店に立ち寄ったショージは
店の居心地とコーヒーの味をとても気に入り、
翌日もまた同じ時間に同じ場所を訪れたが、
そこでジュンコの淹れるコーヒーを飲む事はできなかった。
それは、ジュンコの趣味が散歩だったためだというが
どういうことだろうか。
20年11月14日 21:38
【ウミガメのスープ】 [油獣]
【ウミガメのスープ】 [油獣]
解説を見る
ジュンコは散歩が趣味だったため、お店を持つなら
歩いている途中で気軽に立ち寄れる屋台にしたいと思っていて、
ついに珈琲屋台「ロングメイド」をオープンさせた。
ショージが最初にロングメイドを訪れた次の日の同じ時間帯、
ジュンコは屋台を別の場所で出店していて、
前日と同じ場所にジュンコと店の姿はなかった。
歩いている途中で気軽に立ち寄れる屋台にしたいと思っていて、
ついに珈琲屋台「ロングメイド」をオープンさせた。
ショージが最初にロングメイドを訪れた次の日の同じ時間帯、
ジュンコは屋台を別の場所で出店していて、
前日と同じ場所にジュンコと店の姿はなかった。
「アミコちゃんの帽子」「2ブックマーク」
昔は苦手で大嫌いだった編み物が今では大好きになったアミコちゃんが、一生懸命作った帽子を燃やされてしまった。
アミコちゃんは悲しくてたくさん涙を流したにも関わらず、謝るばかりで誰のことも責めなかった。
どういうことだろう?
アミコちゃんは悲しくてたくさん涙を流したにも関わらず、謝るばかりで誰のことも責めなかった。
どういうことだろう?
20年11月16日 00:00
【ウミガメのスープ】 [ちーちゃん☆彡]
【ウミガメのスープ】 [ちーちゃん☆彡]

1問出題するのに何日かかっとんねん私。
解説を見る
【簡易解説】
昔おばあちゃんに教えてもらった時はうまくできず編み物が大嫌いと言ってしまったが、練習して編み物が大好きになったアミコちゃん。おばあちゃんが亡くなり、柩の中に自分で編んだ帽子を入れることに。帽子はおばあちゃんと一緒に燃やされ、おばあちゃんが亡くなったことに涙を流した。アミコちゃんは編み物を大嫌いと言ってしまったことに謝るが、誰も悪くないので当然誰のことも責めなかった。
【物語】
小さい頃から編み物をするおばあちゃんの姿を眺めていたアミコちゃん。
小学校高学年になったある日、おばあちゃんが編み物を教えてくれることになったのだが、アミコちゃんはすごく不器用…。
上手くできないことから自分にイライラし、せっかく教えてくれたおばあちゃんに向かって「もう!編み物なんて大っ嫌い!」と叫んでしまい、そのままその場を飛び出した。
おばあちゃんは普通通りに接してくれていたが、アミコちゃんはぎこちないまま時が経ち—
アミコちゃんが高校生になった時のこと。
おばあちゃんがガンになってしまった。
病院に入院してしまい、無菌室に入ったおばあちゃんにはあまり会えなくなった。
会えなくなると余計にあの時のおばあちゃんの優しいながらもどこか悲しげな表情が頭から離れなかった。
「絶対におばあちゃんに謝って、編み物をプレゼントしてあげよう。」
そう考えたアミコちゃんは教えてもらったことを思い出しながらもう1度編み物を練習し、その実力はついに帽子を完成させるまでになった。
「抗がん剤で髪が抜けるって言うし、これをあげたらおばあちゃん、びっくりして喜んでくれるだろうなぁ。」
そんな時—
入院中の病院から電話があった。
「嘘…でしょ…」
容体が悪化し、危篤状態という連絡だった。
治療の合間で特別に面会を許可された家族はすぐにおばあちゃんの元へ行った。
点滴や酸素マスクなどに繋がれ、見るからに細くて弱々しい体。
目を開けることもできないほどになっていた。
「おばあちゃん…」
アミコちゃんは作った帽子をそっと被せた。
おばあちゃんが一瞬、微笑んだ気がした。
その瞬間—
ピーー…
虚しい音と、
「こちらで死亡確認とさせていただきます。」
虚しい医者の言葉が耳に入る。
正直、目の前にいるおばあちゃんがもう亡くなっているなんて信じられなかった。
だって、アミコちゃんの作った帽子を被って幸せそうに寝ている姿が、実際に目の前にあるのだから。
—葬儀を終え、出棺の際にアミコちゃんは帽子を柩の中に入れた。
お別れの儀と火葬を終えてから家に帰り、看護師からもらった、入院してからおばあちゃんが書いたという手紙を読んだ。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃アミコちゃん、元気に学校行っているかい? ┃
┃おばあちゃんはこんな風になってしまったけ ┃
┃れど、いつまでもアミコちゃんが心配だよ。 ┃
┃小学校の頃に編み物を教えてやった時、上手 ┃
┃くできなくて怒っていたねえ。その時のこと ┃
┃ずーっと後悔しているんだろう?アミコちゃ ┃
┃んを見ていればわかるんだよ。だけどおばあ ┃
┃ちゃんは気にしてないからね。本当は、もっ ┃
┃と上手に教えてやりたかったのに、教えるの ┃
┃へたでごめんねえ。アミコちゃんなら上手に ┃
┃できるから、また絶対にやってみるんだよ。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「おばあちゃん…ごめんねっ…ごめんね… おばあちゃんに教えてもらった編み物、できるようになったよ… 大好きになったよ…! ごめんね…!」
昔おばあちゃんに教えてもらった時はうまくできず編み物が大嫌いと言ってしまったが、練習して編み物が大好きになったアミコちゃん。おばあちゃんが亡くなり、柩の中に自分で編んだ帽子を入れることに。帽子はおばあちゃんと一緒に燃やされ、おばあちゃんが亡くなったことに涙を流した。アミコちゃんは編み物を大嫌いと言ってしまったことに謝るが、誰も悪くないので当然誰のことも責めなかった。
【物語】
小さい頃から編み物をするおばあちゃんの姿を眺めていたアミコちゃん。
小学校高学年になったある日、おばあちゃんが編み物を教えてくれることになったのだが、アミコちゃんはすごく不器用…。
上手くできないことから自分にイライラし、せっかく教えてくれたおばあちゃんに向かって「もう!編み物なんて大っ嫌い!」と叫んでしまい、そのままその場を飛び出した。
おばあちゃんは普通通りに接してくれていたが、アミコちゃんはぎこちないまま時が経ち—
アミコちゃんが高校生になった時のこと。
おばあちゃんがガンになってしまった。
病院に入院してしまい、無菌室に入ったおばあちゃんにはあまり会えなくなった。
会えなくなると余計にあの時のおばあちゃんの優しいながらもどこか悲しげな表情が頭から離れなかった。
「絶対におばあちゃんに謝って、編み物をプレゼントしてあげよう。」
そう考えたアミコちゃんは教えてもらったことを思い出しながらもう1度編み物を練習し、その実力はついに帽子を完成させるまでになった。
「抗がん剤で髪が抜けるって言うし、これをあげたらおばあちゃん、びっくりして喜んでくれるだろうなぁ。」
そんな時—
入院中の病院から電話があった。
「嘘…でしょ…」
容体が悪化し、危篤状態という連絡だった。
治療の合間で特別に面会を許可された家族はすぐにおばあちゃんの元へ行った。
点滴や酸素マスクなどに繋がれ、見るからに細くて弱々しい体。
目を開けることもできないほどになっていた。
「おばあちゃん…」
アミコちゃんは作った帽子をそっと被せた。
おばあちゃんが一瞬、微笑んだ気がした。
その瞬間—
ピーー…
虚しい音と、
「こちらで死亡確認とさせていただきます。」
虚しい医者の言葉が耳に入る。
正直、目の前にいるおばあちゃんがもう亡くなっているなんて信じられなかった。
だって、アミコちゃんの作った帽子を被って幸せそうに寝ている姿が、実際に目の前にあるのだから。
—葬儀を終え、出棺の際にアミコちゃんは帽子を柩の中に入れた。
お別れの儀と火葬を終えてから家に帰り、看護師からもらった、入院してからおばあちゃんが書いたという手紙を読んだ。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃アミコちゃん、元気に学校行っているかい? ┃
┃おばあちゃんはこんな風になってしまったけ ┃
┃れど、いつまでもアミコちゃんが心配だよ。 ┃
┃小学校の頃に編み物を教えてやった時、上手 ┃
┃くできなくて怒っていたねえ。その時のこと ┃
┃ずーっと後悔しているんだろう?アミコちゃ ┃
┃んを見ていればわかるんだよ。だけどおばあ ┃
┃ちゃんは気にしてないからね。本当は、もっ ┃
┃と上手に教えてやりたかったのに、教えるの ┃
┃へたでごめんねえ。アミコちゃんなら上手に ┃
┃できるから、また絶対にやってみるんだよ。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「おばあちゃん…ごめんねっ…ごめんね… おばあちゃんに教えてもらった編み物、できるようになったよ… 大好きになったよ…! ごめんね…!」












