みんなのGood

謝罪要求「2Good」
トリック:1票物語:1票
カメコとラテコは最近仲良くなった友達だ。
しかしとある日、ラテコがカメコに大きな声で何度も謝罪を要求している姿を、近所の子供が見たという。

一体何があったのでしょうか、状況を補完してください。
19年11月18日 22:03
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]

初出題です。よろしくお願いします。




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カメコおばあちゃんとラテコおばあちゃんは、趣味のサークルで最近仲良くなりました。
あるとき、二人はお茶の約束をしました。場所はカメコおばあちゃんの家です。

しかし約束の日、カメコおばあちゃんに急用が入ってしまいました。
ばたばたしていたカメコおばあちゃんは、ラテコおばあちゃんに連絡するのを忘れて出かけてしまいました。

そうとは知らないラテコおばあちゃん。カメコおばあちゃんの家に着き、呼び鈴を鳴らしますが当然反応はありません。
ですがラテコおばあちゃんはすぐには帰りません。何故なら約束の日の約束の時間に来ているのですから、カメコおばあちゃんは居るものだと思っているからです。
ラテコおばあちゃんはスマホや携帯を持っておらず、この場で連絡することはできません。仕方ないので呼びかけることにしました。

「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」

その様子を近所に住む小さな子供が見ていました。「ごめんください」に聞き馴染みのないこの子はこう思いました。
「知らないおばあちゃんが、近所のカメコおばあちゃんに謝ってほしがってる!」と。
夕食放棄でハッピー「2Good」
物語:2票
カメコは高校生の息子、カメオのために腕によりをかけて夕食をつくった。
用意された料理はどれもカメオの好物ばかり。
ところが夕食がすっかりできあがる頃、カメオから電話がかかってきた。
その内容は『ウミオとラーメンを食べに行くから今日の夕飯はいらない』といったものだ。

このメッセージを受け取ったカメコは、喜びながらこのことを夫に報告をしたという。

なぜカメコはそんなに喜んでいるのだろう。
状況を補完してください。
19年11月19日 01:03
【ウミガメのスープ】 [koto]



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簡易説明:引きこもりだったカメオに、ラーメンを食べにいくほどの仲のいい友人ができたから。


半年前、カメオはいわゆる引きこもりであった。
原因は仲が良かったグループによるイジメである。
イジメのリーダーはあろうことかカメオの幼なじみであり、親友だと信じていたカメオはこの裏切りにひどく傷ついて、しばらくは家から出られないほど弱ってしまった。
カメオの両親は息子を元気づかせようと、いろいろ手を尽くしていたが、カメオの心が晴れることはなく、それどころか日を追うごとにふさぎ込んでいく始末である。

母、カメコが、どうにか息子を助けることはできないかと悲痛な面持ちで悩んでいたところ、ひとつの学校の情報が飛びこんできた。
それはカメオのように環境や人間関係に傷ついてしまった子供たちが通う学校で、生徒ひとりひとりに合ったケアや教育プログラムで、何人もの生徒の心やプライドを回復させた実績があるということで評判も上々であった。

カメコはすぐに夫に相談、夫もそれに同意し、カメオに通わせてみようかと意見がまとまった。
カメオのほうは、裏切りの傷がまだ癒えていないのか、最初のうちは渋っていたが、「毎日行く必要はない」「無理だと思ったら通わなくてもいい」という言葉に後押しされて登校を決意。
かくしてカメオの新しい学校生活が始まった。

試みはすぐに効果をあげた。
始めのうちは両親がついていかなければ登校できなかったカメオも、10日後には自分から学校へ行き始めるようになり、表情や性格もかつてのように明るくなっていった。最近では学校であったおもしろい出来事やハプニングを両親に報告する余裕さえでてきた。

そして今日、カメオは登校してちょうど1ヶ月という日を迎えることとなったのである。

これを喜んだカメコは、お祝いとして、今夜の夕食はカメオのためのごちそうを作ろうと決めた。
からあげ、ミートボールスパゲティ、カニグラタン、有名店で買ってきた大きなホールケーキ……まるでパーティーだなと呆れる夫だったが、彼は彼でカメオのためにこっそりプレゼントを用意していたのだからとんだ似た者夫婦である。

そろそろ、ごちそうも完成しようかというその時、カメコのスマホが鳴った。
発信者はカメオである。
不思議に思いながらも、カメコが通話を押すと、すぐにカメオの声が耳に流れてきた。
「もしもし、母さん? 今日の俺の夕飯は用意しなくていいよ」
「ええっ!? どうして?」
「えっと、実は……」

「ウミオくんにラーメンを食べに行こうって誘われたんだ、だから……」

それを聞いた時のカメコの驚きようといったら。
人を信じることができなかったカメオに友人ができた!
寄り道をしてラーメンを食べにいくほどの!

カメコは「ゆっくりしていきなさい」とカメオに伝えて電話を切ると、すぐさま夫にこの喜ばしい報告をしたのだった
それゆけ竜馬「2Good」
トリック:2票
歴史小説から飛び出した偉人は、やがて歴史小説になった。
状況を説明してください。
19年11月20日 15:58
【ウミガメのスープ】 [紗南]

カメオのスープ




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歴史小説に挟んであったヘソクリのお札が落ちてきたので、そのお札で新たな歴史小説を買った
エスパーカメコ「2Good」
納得感:2票
今日からラテ山商事で働くことになった新人OLカメコ。
さっそく、先輩のウミコからカメオのデスクに向かうようにと指示をだされた。
だが、まだ社員の紹介をされていないため、カメコはカメオを知らず、当然カメオのデスクもわからない。

それにも関わらず、カメコは誰にも教わらず、また、カメオに呼びかけることもせずに真っすぐカメオのもとへと向かっていったという。
なぜ、カメコはそんなことができたのだろう。
19年11月20日 19:57
【ウミガメのスープ】 [koto]



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これからの仕事について、カメコがウミコから話を聞いていた時、ちょっとしたハプニングが起きた。

「うわあ! コーヒーがぁ!」

カメオが大きなマグカップになみなみと注がれていたコーヒーを自分のデスクにぶちまけてしまったのだ。
周囲にコーヒーの熱くて苦い香りがただよい始める。

「大変! カメコさん、カメオさんにとりあえずティッシュを持って行ってあげて、私は雑巾をとってくるから!」

カメオのことはまだ紹介されていないが、どこへ向かえばいいのかは一目瞭然だ。
カメコはウミコからティッシュを受け取ると、カメオのもとへと急いだ。
マリーとウェンディ「2Good」
物語:2票
マリーが着ている服が羨ましくて仕方なかったウェンディ。私も同じ服を着てみたい!とウェンディは心から思っていた。そのウェンディがある日、盗んだり、借りたりするわけではなく、マリーが着ている服と同じ服を着ることが出来るようになった。周りからもとっても似合っていると褒められており、誰も謙遜でウェンディの事を褒めているわけでは無かったのに、ウェンディは悲しかった。

なぜウェンディは悲しんだのか。
19年11月14日 13:21
【ウミガメのスープ】 [kopi]

3人正解者出たため11月20日の21時頃〆ました。




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A、身代わりとしてマリーの着ていた服を着させられたから。

※ざっくり概要※
マリーは国の女王(もしくは王族)、ウェンディはその付き人。その日、マリーの国に他国の者が攻め入った。戦力差は圧倒的で、マリーの国は陥落する寸前であった。マリーをなんとか生かしたいと考えた大臣達は、たまたまマリーと良く似ていた付き人のウェンディにマリーの格好をしてもらい、マリーを逃がし、ウェンディを身代わりとして置いていくことを決めた。マリーの着ていた服を着させられたウェンディは、マリーともう二度と会うことは出来ないことを悟り悲しくなったのだった。

※以下駄文※
その日、マリーの治める国シンディ国は陥落寸前であった。隣国の大国、ラテシー国がシンディ国に攻め入ったからである。戦力差は軽く見積もっても10倍。城の門前には敵兵が押し詰めており、それを衛兵が抑えている状態である。それもいつまで持つか分からない切迫した状況であった。シンディ国の大臣は「このまま逃げようと思えば逃げることは出来るが、それでは自分の身は保障されない。せめてマリーさえ居れば」と考えた。大臣が思うのもうなずけるほど、マリーの手腕は素晴らしいもので、マリーのおかげで小国ながらも国民が平等に平穏に暮らすことが出来ていたのは間違いが無かった。そこを隣国に目をつけられたのだ。

大臣は頭を巡らし、そして付き人のウェンディを見てあることを思いついた。『ウェンディ。この国にはマリー様が必要だ。私はここでマリー様を失いたくない。マリー様の身代わりとなってくれないか』その言葉を聞いたマリーは抵抗した。『ウェンディにそのような事をさせるくらいなら私はここで命を絶ちます』すると大臣は『あなたが居なくなってしまわれては亡き国民も浮かばれません。ここは生き延びるのです。いつか必ずやこの無念を晴らす時が来るでしょう』すると口を閉ざしていたウェンディはこう言った。『マリー様、貴女と別れることはとても悲しいです。しかしここでむざむざ皆殺しされることはありません。生き延びる選択肢が少しでもあるならばマリー様だけでも生き延びて下さい』その一言にマリーは決断した。

マリーのもう一人の付き人からウェンディにマリーの服が手渡される。大臣の見立てどおり、マリーの服はウェンディにぴったり合った。『とても・・・良く似合っているわ。まるで私の生き写しね・・・』マリーも大臣もウェンディを褒めた。『昔、マリー様の服に憧れていました。王族の服を一度でも良いから着てみたい。それがこんな形で願いが叶うなんて』ウェンディは涙をぽろぽろと流した。マリーとウェンディは別れ際、ひしと互いの体を抱き合った。しかし今は一刻を争う時。その時間も長くはなく、大臣に引き連れられる形でマリーはウェンディと別れた。数人の兵士と共に残されたウェンディは、かつてこの王城でマリーと過ごした日々を思い返していた。

マリーとウェンディが出会ったのはウェンディが16歳だった頃。平民ながら学院を首席で卒業した彼女は、平民の身にしてシンディ国の女王の付き人として城で働くことができた。そこで出会ったマリーは当時13歳にしておてんばそのものであり、せっかくマリーのためにしつらえられた服もボロボロになってしまい、家臣達を困らせていた。それを見たウェンディは『物も大切に出来ないようでは女王などなれません!』と激昂した。周りの家臣は慌てふためき、ウェンディの行き過ぎた行為をたしなめようとしたが、今まで怒られる事が無かったマリーは驚くとともに、平民であったウェンディに強い興味を示した。そこから二人は付き人と王族という垣根を越えて、昼夜問わずあらゆる事を語り合った。王族で在ることの悩み、学院での生活などを語り合い、時に城を飛び出し、平民のふりをして城下町を楽しんだこともあった。ウェンディと共に時に学び、時に悩み。お互いを信頼しあい、かけがえのない間柄となった。

そして時は過ぎ、マリーが24歳となった時、マリーはシンディ国の女王となった。付き人のウェンディは王座でのマリーだけでなく、王城で暮らす際の動きやすい制服など様々な服をしつらえる。そんな様々なマリーの服を見て、ウェンディは同じ服を着てみたいと興味を抱くようになった。おそらく彼女とマリーの間柄であればマリーに頼めば着させてくれるだろう。だが、彼女はもう女王。ウェンディはその思いを心の奥深く底に仕舞った。

そして今に至る。色鮮やかに浮かぶ数々の思い出とともに、ウェンディの瞳から一筋の涙が流れた。マリーが愛用していた服にポタリと涙が落ちる。
しかし、くっと目頭を抑えたウェンディは涙をスッと払い、迷いを捨て、ただ目の前の扉をにらみつけた。扉の奥から聞こえるは阿鼻叫喚と歓喜の声。
物々しい音と共にウェンディの生死を決める運命の扉は唐突に開かれた。