「なんで…俺が…こんな目に…」
そうつぶやきながら血でダイイングメッセージを書いている田中。
自分をこんな目に合わせたやつの名前を書いたのだが、息を引き取る前にダイイングメッセージを書いたことを後悔した。
一体なぜ?
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「なんで…俺が…こんな目に…」
目の前に血まみれで倒れている男を見つめ、そうつぶやいた田中。
「あいつが浮気なんかしなけりゃ… 俺は殺人なんか起こさなかったのに… そうだ!この浮気相手の血であいつの名前を書いてやれ!そしたらあいつが殺人犯として疑われる。俺は助かる。完璧だ!」
田中は付き合っていた彼女の浮気相手を衝動的に殺してしまったのだが、浮気相手の血でダイイングメッセージを偽装することで殺人罪から逃れようと考えた。
田中が偽装のダイイングメッセージで書いたのは浮気した彼女の苗字。日口さん。変わった名前。
ダイイングメッセージを書き終えてその場を後にした田中。
そして瞬く間にポリに捕まった。
「なんで? ダイイングメッセージちゃんと見た? ねえ?」
とポリに詰め寄る田中。
「ダイイングメッセージは田中って書いてあったよ」
と優しく答えるポリ。
そう浮気相手はまだ死んでおらず、息も絶え絶えの中、日口さんの名前を田中に書き換えたのだ。
ていうかラッキーなことに真ん中に線一本足すだけで田中になった。
「あいつ、まだ死んでなかったのか! ダイイングメッセージ書くタイミング早かった!」
と田中は後悔したのだった。
「ダイイングメッセージが書き換えられていなかったら誤認逮捕するところだったなあ…」
そしてポリも安堵のため息を漏らすのであった。
めでたし。
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トリック部門
ぺてー>>
非常に巧妙なトリック!
日本語は奥が深いです
キャノー[『★良質』]>>
質問をするたびに、問題文の意味が次々と変わっていきます。出題者に騙される感覚を楽しめるスープです
物語部門
京介>>
息の根はきちんと止めておくべきだとおもいました。というサイコパスな感想を持ちました。