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負け続けた先」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
穏やかな午後の日差しが降り注ぐベンチで、ケンは幼い弟のトキとくつろいでいた。
「今日は楽しかった!」と興奮気味のトキを横目で見ながら、ケンは今日の疲れを癒していた。
トキは、帰っていく人々をじっと見つめながら、あどけない声でケンにこう言った。
「‥‥ねえケン兄ちゃん、今日の兄ちゃんはお話してる人にいつも負けてるみたいに見えてたね」
トキの言葉に、ケンは思わず苦笑いした。

だが、トキが「負けてる」と表現するその行為を、ケンはこれまで何人もの相手と繰り返し、その結果、ついに2人の目標を達成したのだ。

本題:ケンはいったい何をしていたのだろうか?そして、ここはどこだろう?
[mintadel]

【ウミガメ】25年07月29日 01:18
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トキが「負けてる」と表現したのは、ケンが「あっち向いてホイ!」をしているように見える光景だった。
ケンは道行く人々に初めて行くデパートへの道を尋ね、尋ねられた人があっちだと人差し指を向けると、ケンはその指先の方向に顔を向けていたのだ。この物語の当時はスマホなんてありませんから、googlemapなんて便利なものはありません。初めて行く場所に子供たちだけで行くには道を聞くしかない。

その「あっち向いてホイ!」のように見える行為を繰り返すうちに、ケン達は迷うことなく、デパート(の屋上)で行われる直前のヒーローショーの会場にたどり着くことができた。

一通りヒーローショーを観たあと、トキはケンが今日の道を尋ねているときの負け続けてたように見えていたことを思い出した。
「あっち向いてホイはずっと負けてたけど、今日の一番のヒーローは、僕をここにつれてきてくれたお兄ちゃんだね!」
ケンはトキに、人差し指ではなく、親指をたてた。

余談だが、ヒーローショー「北斗の拳」(←え?w)からの帰り道、トキはこんな歌詞を大声で歌いながら帰った。

「邪魔する奴は指先ひとつで~ダウンさ~~~~~♪」

ケンは、あっち向いてホイだった話相手の指先が邪魔のないほう(正しい道先)を選んでいたのを思い出し、再び苦笑いした。
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