シナリオ:惜別の夜に温もりを」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
※あらすじ
ここは羅寺町。
あなた助手のだだだだはこの街で、心霊絡みの事案を専門的に取り扱う「オカルト探偵」を生業をしています。

あなたの仕事は、依頼人から寄せられる心霊案件に対し解決策を提示することです。

今日もまた、あなたの事務所に誰かがやってきました。

───どうやら、新たな依頼のようです。


******


「あの…幽霊絡みの相談を聞いてくれる探偵事務所ってここで合ってますか…?」

恐る恐るといった様子の男性の問いに、あなたは笑顔で肯定をすると来客用の椅子へと案内をしました。

あなたが用件を訊ねると、男性は静かに、その奇妙な話を語り始めました。

あなたはいつものように、手元のPCに依頼内容の記録をします…。


※記録

依頼人:神田信也(35)

・概要
旧梅神病院の206病室にて、女性の幽霊が現れるという噂がある。
206病室には医療用ベッド等の基本的な設備の他、窓側には見舞い客用のパイプ椅子が放置されている。

・噂
深夜に206病室を訪れると、医療用ベッドに窓の方を向いて腰掛ける入院着姿の女が現れる。女は黙ったまま、じっと窓の方を見つめており、暫くすると煙のように消える。

・依頼内容
206病室は、かつて依頼人の大学生時代の恋人・志村美優が入院していた部屋であり、彼女はその後亡くなってしまったそうだ。
梅神病院が移転(・補遺を参照)する前、最後に206病室に入院していたのは志村美優氏であり、彼女の幽霊である可能性は高いと依頼人は考えている。
彼女の幽霊であるならば、成仏させてあげたいとのこと。

・経緯
依頼人はかつて地元である羅寺町の大学に通っていたが、卒業後は県外の企業に就職した。最近仕事を辞め、その折に羅寺町に帰ってきたところ、地元の友人から旧梅神病院の噂を聞いた。

・補遺
羅寺町郊外にある旧梅神病院は、14年ほど前に別所に移転した梅神病院のかつての建物であり、現在は廃墟となっている。


※ルール
①本問題のFA条件は、206病室にいる美優の幽霊が成仏する手順信也に提示することです。
②あなたの取れる行動は、「信也に話しかける(質問する)」または「だだだだに相談する」ことです。
「信也に話しかける(質問する)」場合、質問はYESかNOで答えられるものでなくても構いません。質問でなくても良いです。
「だだだだに相談する」場合、質問欄で「だだだだに相談する」ことを明記の上、次の行動や今の状況、あなたの考えについて相談しましょう。だだだだはあまり推理力がありませんが、オカルト知識が豊富であり、意外な視点からのヒントを示してくれます。
特に解決策に関しては、信也に提示する前にだだだだに確認してもらうのが良いでしょう。
また、だだだだにはインターネットを用いた情報収集を頼むこともできます。その場合は「何について調べるのか」を伝えましょう。

※注意
①「あなた」はあくまで相談を受け、解決策を示す存在であり、実際に旧梅神病院を訪れることはできません。解決策の実行は信也の役目なので、彼に任せましょう。
概略を問うような質問に対しては、大まかな回答が返ってくる傾向があります。まずある程度の事情を聞き出した後は、気になる点についてより具体的な質問を行い、深掘りをすることを奨めます。
③本問題はフィクションです。
25年09月13日 21:00 [だだだだ3号機]
【新・形式】
トリック:2票物語:3票納得:2票良質:6票
トリック部門
アカミドリ>>コメントなし
アカシアン>>コメントなし
物語部門
異邦人>>コメントなし
アカミドリ>>コメントなし
アカシアン>>まっすぐなストーリーほど面白く仕立てるのが難しいと感じています。巧妙なトリックとまっすぐなストーリーとの連動が美しかったです!
納得感部門
異邦人>>「幽霊を成仏させる方法」なんてものに納得感のある答えはあるのか? その問いに対する答えはきっとこうでしょう。「成仏するとは、納得するということ」。
アカミドリ>>コメントなし
良質部門
のまるす>>コメントなし
アカミドリ>>コメントなし