「伝説のパンツマン」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
頭にパンツをかぶった男を見てドン引きしたハルミ。
しかしそのおかげで、20年後の夏、ハルミは失くしたパンツを探し出すことができたのだという。
一体どういうこと?
解説を見る
短め解説
パンツを失くしたハルミは、小学生のころ水泳帽と間違えてパンツを持ってきた少年がいたことを思い出した。
息子のプールバッグに紛れ込んでいる可能性に思い至り、無事にパンツを発見したのだ。
長め解説
今から20年前、私ハルミが小学生のころ。水泳の授業前の出来事です。
水着に着替えてプールにむかう途中、男子更衣室から出てきたひょうきん者のタイチ君が叫びました。
「やっべー、水泳帽と間違えて母ちゃんのパンツ持ってきちゃった!」
そういって彼が広げたのは女性ものの真っ赤なパンツ。
「仕方ない。もうこれをかぶるしかないな!」
タイチ君はパンツをかぶりました。
周りの男子は面白がってパンツマン!パンツマン!とはやし立てましたが、私を含め女子はドン引き。
「男子ってほんと下品ねー」
「タイチ君っておもしろいけど変態よねー」
実は私はずっとタイチ君のことが好きだったのですが、流石に長年の恋も冷めるような気持ちになったことを、今も鮮明に覚えています。
さて、時は移ろい今年の夏の出来事。
仕事から帰ると、いつものように小学生の息子が洗濯物を取り込んでくれていました。
しかし、ここで問題が。畳んでくれた洗濯物の中に、おろしたての私のパンツが見当たらないのです。
家中大捜索しましたが見つかりません。息子に聞いても、そもそもお母さんのパンツは干されてなかったよ?とのこと。
これはもしや下着泥棒か……!?
諦めようとしたそのとき、脳裏にあのエピソードがよぎりました。
まさかとは思いながら、念のため息子のプールバッグをひっくり返すと、中からひょっこり私のパンツが。
犯人(息子)は次のように供述しました。
「初めて見るパンツだし、水泳帽と色が同じだから間違えてしまった。明日水泳があるので忘れないようにすぐにバッグにしまった。わざとではない。よく確認しなかったことを反省している。」
もしも、あのままパンツを学校に持っていっていたらどうなっていたことやら。彼は間違いなく皆の前で私のパンツをかぶっていたでしょうね。
だってあの子、父親に似てとってもひょうきん者ですから……。
トリック:1票物語:3票良質:6票
全体評価で良質部門
キャノー[『★良質』]>>
パンツをここまで活かした良問は見た事ない!頭にパンツを被った男のおかげで自分のパンツを見つけた…この意味不明な状況が強烈なチャームであり、解説での納得感と良いバランスを保っています。