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カメオとカメコは2泊3日の旅行に来ていた。2日目にカメオはカメコにプロポーズをする予定だ。
その2日目に2人は大寝坊をしてしまう。2人は慌てて準備を済ませ出かけて行った。
その夜、カメオはカメコにプロポーズした。しかしプロポーズの言葉を受けたカメコは笑ってしまった。
しかもその原因は今日の大寝坊にあるという。いったいどういうことだろうか。
20年09月06日 17:28
【ウミガメのスープ】
[REON-X]
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カメオはプロポーズのときにサプライズを用意していた。
ウィンドウアートである。(窓の光を利用して文字を作る作品。ホテルなどのビルで行われることが多い) そのウィンドウアートを宿泊先のホテルにお願いした。
映す文字は「大スキ」である。ホテル側は快く引き受けてくれた。ホテルがよく見えるレストランも予約し、角度も考え席まで決めた。準備万端である。
しかしプロポーズをするその日に大寝坊をしてしまった。部屋の電気をつけ窓を開け急いで目を覚ます。このままでは折角のデートプランが台無しになってしまう!慌てて2人は部屋を出た。もちろん指輪はちゃんと持った。忘れるわけにはいかない。
ところがカメオは別の忘れ物をしてしまった。ルームのカードキーだ。カードキーを電源ホルダーから抜き忘れてしまったのだ。
ディナーを終えいよいよプロポーズの時。
「カメコ、窓の外を見て」
カメコが外を見ると…
「犬スキ……?」
そう、ルームキーをさしっぱなしだったため2人の泊まっていた部屋の電気がついたまま夜を迎えてしまったのだ。
大の字に余計な点をつけてしまった。「せっかくの計画が…大失敗だ…」カメオはうなだれる。しかしカメコは笑顔だった。
「こんなの用意してくれたのね、私のために。ありがとう。私も『犬スキ』よ笑」その言葉にカメオは再び決心を固める。
「あの…! カメコさん… 僕と…結婚してください…!」
Fin
【簡易解答】
慌ててホテルを出た時にルームキーを電源ホルダーに挿したまま出てきてしまった。
プロポーズのサプライズででウィンドウアートを泊まっていたホテルを使って披露する予定だったカメオ。
しかし、自分の泊まっていた部屋の明かりがつきっぱなしのため想定通りの文字を写すことができなかった。これが失敗である。
数人でトランプをしていたカメオはお得意のポーカーフェイスを披露したが、無意味だった。
【なぜだろう?】
20年09月07日 09:01
【ウミガメのスープ】
[すけぬ]
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皆で{ババ抜き}をしていたカメオ。
ババを引いてしまうが、カメオは動じない。
しかし、
カメオ「………」
ババ持ってた奴【「ニヤニヤ」】
カメオ「………」
ババ持ってた奴<「ニヤニヤ」>
こうしてカメオのポーカーフェイスは見破られたのであった。
このダジャレを、分譲にして下さい。
20年09月04日 17:00
【新・形式】
[ワヲン]
『あ、しまった。問題文に間違いがありました(棒読み)』
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正しくは、×分譲→○文章です。
申し訳ありませんでした!
<「五時に誤字」>
休憩の時、昼食を食べようと持ってきたお弁当箱を開けたカメオ。
カメオ「今日は海鮮弁当だ!」
さっそく弁当を食べようとした次の瞬間。
カメオは大好物の魚と目が合ったので妻に殺意を覚えた。
一体なぜ?
20年09月20日 10:38
【ウミガメのスープ】
[甘木]
SP:ぎんがけいさん・ほずみさん ありがとうございました!
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休日は一人で山奥へハイキングをすることが趣味のカメオ。
今日も今日とて山奥へハイキング。
時刻はお昼、休憩ついでに昼食を食べようと持ってきたお弁当箱を開けたカメオ。
カメオ「今日は海鮮弁当だ!」
さっそくおかずを食べようとした次の瞬間。
カメオは箸でつまんだおかずをうっかり落としてしまう。
落としたおかずはすぐ横を流れていた川に。
すると間もなく、プカリと浮かんできた魚とカメオが目が合った。一目で死んでいるとわかる。
タイミングから考えて、今まさにカメオが川に落としたおかずを食べたのだろう。
カメオ(妻の奴……!さてはこの弁当に一服盛りやがったな!?)
やぁ、私は探偵だ。
ある豪邸で密室殺人事件が発生した。思いのほか単純な事件だったがね。私の推理により事件は解決され、犯人は捕まったのだが、ひとつ分からないことがある。
密室殺人の目的は被害者が自殺したように見せかけるというのが大半だろう。
ところが{<被害者の死体は明らかに他殺>}だった。
自殺に見える死体であれば密室にする理由もわかるのだが…。
なぜ犯人は密室状態にしたのだろうか?
自殺には見せかけようとしていなかったのであれば、その理由、動機を教えて欲しい。
20年09月15日 01:15
【ウミガメのスープ】
[たぬきバー]
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「本当にあの部屋は密室だったんですか」
僕は探偵に尋ねた。上機嫌の探偵はとんでもなく高い和牛のステーキを口に運びながら行儀悪くスマホを眺めていた。今日の事件の依頼人である豪邸の持ち主によって支払われた多額の依頼料は探偵の財布をずいぶんと分厚くした。
「そうだと説明してやったろ。犯人も捕まった。」
今回の事件は探偵が推理を披露するほど{難しい事件でもなかった}ように思う。それでも探偵に依頼が来たのは、殺害現場を取り巻く密室という異質な状況が事件をややこしいものに見せかけていたからだ。密室さえなければ警察がちょっと調べればすぐにわかるような簡単な事件だ。{犯人には現場を密室に見せかけるメリットなどまるでなかった}のだ。
しかし僕は現場を密室に見せかけるメリットを持ち合わせていた人物に心当たりがある。
<探偵>だ。
現場は{豪邸}で、豪邸の持ち主である資産家はもめごとをいたく嫌っていた。そこで密室殺人事件とか言う複雑な事件が起きたらどうなるか。依頼人は金に物を言わせて解決させようとするだろう。
{事件が発生したとき事件現場の施錠を確認し、扉を壊すことを提案したのはほかでもない探偵だった}。事件現場は密室でもなんでもなかったのだ。
「じゃあ、教えて下さい。現場はなぜ密室状態だったんですか。犯人が自殺に見せかけようとしていなかったのであれば、その理由と動機を」
僕は探偵の自白を期待し、彼の表情を伺った。おそらくは青い顔をしているはずだと。…しかし探偵は笑っていた。
「【被害者が加害者を守るため自ら密室を作ったが、その他の証拠を偽装するのが間に合わず死んだんだよ。もしくは犯人と親しい人物が、彼の殺人を誤魔化すために密室をつくった。しかし遺体がどう見ても他殺だったのでそのカムフラージュは無駄に終わり、奇妙な密室殺人現場が出来上がったのだった。】こんなとこだろ」
「う、嘘ですよそんなものは。詭弁です。証拠は。」
「さあ?もう今頃被害者も灰だしな。…お前もいい肉が食えていい気分だろ。事件は解決。お前はいいものが食べられて幸せ。何か問題があるか?私のおごりだぞ。」
「…さっきからスマホで何を見ているんですか?」
僕は煮え切らない思いをワインで飲み下して尋ねた。
「{らてらてのウミガメのスープ}だ。いや、便利だなあ、ネットは。いい推理だ。助かったよ諸君。賢い君たちのおかげで私が逃げおおせる。」
―おし☆まい―
<探偵が密室をねつ造した。その動機は豪邸の持ち主からの依頼料。そして探偵が出題者となったのは体のいい密室の言い訳を他人(ウミガメの回答者)に考えさせるためでした。>
(信頼できない語り手のトリック・犯人の意図しない共犯者のトリックでした)
解説文の作成にあたり、No.60(クラブさん)、No.170(手弁当さん)の質問を引用しました!ありがとうございます!