みんなのGood

良質:3票トリック:1票物語:1票納得感:1票
スカイダイビング初心者であるカメオは、かなり緊張していた。
なにせこれから初めてのダイブだ。
この日のために、事前に訓練を綿密に行ったし、イメージトレーニングも欠かさなかった。

それなのに「もしうまくいかなかったら?」 「パラシュートが開かなかったら?」
そんなネガティブな懸念が頭を埋めていく。

しかしそんな懸念に反して、思い切って空へと飛び降りたカメオは
訓練した通りにパラシュートを開き、無事地上へと着地した。

しかし、カメオはその後死んでしまった。


一体どうしてだろう?
20年12月31日 00:30
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]

呑み過ぎは良くないですよー




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これから、初めてスカイダイビングを行うカメオは、かなり緊張していた。
なにせ、これから初めてのダイブだ。

ちゃんとうまくできるだろうか……。
そんな不安を募らせながら飛行機に乗っていると、突然飛行機が揺れた。

エンジントラブルだ! との声が上がる。

{えっ、この飛行機、今墜落してる!?}

そう思って半ばパニックになったカメオは、脇目も振らずに扉をあけて空へと飛び降りてしまったのだ。

火事場の馬鹿力とはよく言ったもの。人間、非常時になれば実際なんでもできるのだ。

先程までの懸念点なんか吹っ飛んで、カメオは飛び降りて、正しくパラシュートを作動させた。
実際、パラシュートを展開させるタイミングは早かったのだが、もともとの落下地点よりも低い高度から落ちたため、偶然ちょうど良くなっていたのもある。

カメオはパラシュートを正しく作動させ、そして奇跡的に、無事に地上へと降り立った。

しかし、そのままカメオの乗っていた飛行機は墜落。
パイロットや他の乗組員は死んでしまった。

カメオにとってなによりショックだったのは、彼の勇姿を撮影しようと同乗していた友人も死んでしまったことかもしれない。

自分がスカイダイビングに誘わなければ。いや、あの時に一人で逃げていなければ。

【なぜ自分だけが生き残っているんだ……】

{ひどい罪悪感に駆られたカメオは、再びダイブすることを決意した。}

「そうだ、もう一度飛ぼう。やり直そう」

ただし今度はビルの上からと以前より高度はかなり低く、パラシュートは着けないというものだったが。
良質:3票トリック:2票物語:1票

<問題>

長い旅路の末、最強の装備を手に入れたアルカディオ一行は、
魔物のボスが住んでいるという【『魔王城』】へと辿り着いた。

この旅が終わったら、故郷で帰りを待つ母もきっと喜んでくれるに違いない。

しかし彼らは山の頂、闇夜に煌々と輝く魔王城を見るなり、
来た道を折り返して2度と戻ってくることはなかった。

一体なぜ??


⚠️ユーザーに関する要知識問題ではありません。
※画像元:フリー画像サイトPixabayより
21年01月09日 23:09
【ウミガメのスープ】 [弥七]

Special Thanks!!! アルカディオさん^ ^




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<解説>
簡易解答:故郷のお母さんに仕送りをするため、出稼ぎにきたアルカディオ(魔物)。これからボスが住むダンジョン『魔王城』で警備の仕事をするつもりだった。しかし真夜中だというのに全ての窓から明かりがもれているではないか。これはとんでもないブラックだと察した一行は、さっさと来た道を引き返すことにしたのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近、魔物たちの界隈はある噂で持ちきりだった。


……ある山の頂に建てられた新ダンジョン『魔王城』。
そのボスは特別強くて、そして特別羽振りがいいらしい。


病気のおっかさんのために、しっかり出稼ぎしてお金を集めねば。

あいのけんし、アルカディオは仲間を集めて魔王城を目指すのであった。







<『第666回 魔王城警備隊 採用試験』>
【〜勇者を倒して、素敵な魔界ライフを手に入れよう^ ^〜】







——えー、それでは面接を始めますので履歴書を見せてくだ、さい。
名前:アルカディオ 年齢:ひみつ♡、独身、職業:あいのけんし…。ペラペラ


——あ、あの、面接官さん?
なんかこの部屋すごく臭いんですけど……あと顔色すごい悪いっすね。
もしかしてゾンビとか?初めて見たなぁ。


——ゾンビじゃないです、ただの社畜です。


——へ?社畜??


——最近は城の隣のサウナしか行けてませんので、臭かったらごめんなさい。
あと顔色が悪いのは多分2時間しか寝てないからです。
余計な話は抜きにして、さあ、面接に戻りましょうか。ペラペラ


——はあ…まあいいですけど。


——書類の方は見たところ問題ありません。
人手が足りないのですぐにでも採用ということで。
アルカディオさんにはダンジョン一階の警備をしてもらいます。
何かご質問などございますか?


——あの、城には勇者が周回してるんですよね?
万が一、勇者に倒された場合は労災とかって…ちゃんとおりるんでしょうか??


——あー、よくある質問ですねぇ。
死体を見るまでは死んだことは確定できませんからねぇ、基本労災もおりませんねぇ。
倒される前に上司に報告してください。確認しに行きますから。


——上司、ですか。


——ホウレンソウは大事ですよ。
あ、そうそうダンジョンの中には社員用の寝室を用意してますので。
死んだらベッドにリスポーンですから安心して働いてください。
実質アットホームな職場ってことで(笑)


——全然笑えないんですけど…。


——そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ。
城の中には先輩たちもいますし、わからないことがあったら気軽に聞けばいいですよ。
(ただし一回で覚えてね。)


——え、いまなんて??


——この職場は、週末にストレスチェックもやってますから。
残業時間が週70時間を越えたら、それを持って上司に報告してくださいね。
そしたら労働基準監督署に掛け合ってあげます。
まあ、そんなもの存在しないんだけどねハハ……


——あの、やっぱりここで働くのやめます()





(こいつはやべえ……とんでもねえブラック企業の匂いがプンプンするぜ……)


思えば闇夜に煌く魔王城。
燦然と輝くその姿は、何百の魔物たちの血と汗と残業の結晶に他ならない。

アルカディオ一行は、さっさと来た道を折り返すのだった。


仕送りは…まあ、この装備を売ればなんとかなるだろ。


(おしまい)(この物語は全てフィクションです。)
良質:3票納得感:3票
イケメンとの初デートを1週間後に控えているムツミ。
色々と期待しているムツミは、超絶すけべな穴空きのパンティを履いてデートに挑もうとしていた。

そんなムツミのすけべなパンティが盗まれた。

パンティだけでなく、大人のおもちゃ、エロ本なども盗んだ中年男・アナイ。
翌日、アナイはムツミの自宅から遠く離れた場所で逮捕された。

盗まれた瞬間を目撃していたムツミだが、アナイに対して怖いという感情は起こったものの、「変態」「気持ち悪い」という感情は特に起こらなかったという。

アナイに心を盗まれた訳でないのならば、いったいなぜ?
21年05月07日 18:06
【ウミガメのスープ】 [モカ・ドゴス]

むっつりムツミ




解説を見る
アナイは先週に飲酒運転で事故を起こし、逃走中の身である。

一方、超絶すけべなパンティを店頭で買う勇気のない、むっつりすけべのムツミ。
通販でパンティを注文し、後は届くのを待つだけだ。

窓から外を見ていると、宅配便の車が停まり、ドライバーが出てきた。
その瞬間だった。

逃亡中で車を奪う機会を伺ってたアナイ。
車を奪い、そのまま走り去ってしまったのだ。

荷物の中にはムツミが注文したパンティ以外にも、どこかの誰かがこっそり注文したエログッズなどもあった。

幸いなことに怪我人は出ず、アナイは犯行現場から離れた場所で逮捕された。

ムツミ「物騒な世の中だわ…。怖い怖い。」

ともあれ、超絶すけべな穴空きパンティは無事に届いた。
これで準備は万端だ。

超絶すけべなパンティは見せることになったのか?
見せたらイケメンどんな反応だったのか?


つづく…ことはありません。

簡易解説
配達の車ごと盗まれた瞬間を見たから
夏は涼風、童に夕立「6Good」
トリック:2票物語:1票納得感:3票
今夏、子供達に大人気のアニメ『スズシゲ!冷涼マン!』。

主人公の冷涼マンは悪の組織と戦う正義のヒーローであり、この羅寺町ではその名を知らぬ子供はいないほどの人気である。

さて、そんな冷涼マンが羅寺町にあるウミガメデパートの屋上にて、初めての{ヒーローショー}をすることになった。


ヒーローショー当日。
大人気の冷涼マンのヒーローショーともなれば観客席は親子連れでいっぱいである。
ショーは進み、地球温暖化の促進を企む悪の手先「熱帯魔王」を、冷涼マンお得意の必殺技にて華麗にやっつけるお約束の流れになる。

冷涼マンの必殺技は、ショーとは思えないような{迫力}と{臨場感}があったらしい。
当然その時は観客席の子供達も湧いていたのだが……。






子供達「{冷涼マン凄いカッコ悪かった~!!}」


ショーが終わった後、子供達は口を揃えてそう言っていたという。

<一体、なぜ?>
21年05月16日 23:06
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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子供達の見守る中、冷涼マンと熱帯魔王の戦いが始まった。

とはいえ相手はかの悪名高い熱帯魔王。
さすがの冷涼マンとも言えど苦戦を強いられた。


司会のお姉さん
「みんな~!冷涼マンを応援して~!!!」

「頑張れ冷涼マーン!!!」
「負けるなー!!!」

そんな子供達の声援により、冷涼マンは立ち上がる。
そう、子供達に大人気のヒーローは、絶対に負けることなどあってはならない!

冷涼マン
「行くぞ熱帯魔王ッ!!これが私の究極奥義!!」

熱帯魔王
「なんだと!一体こいつのどこにこんな力が……!?」

冷涼マン
「アルティメットメチャツヨストーム!!!!」

{解説しよう!}
冷涼マンの代名詞とも呼べる必殺技「アルティメットメチャツヨストーム」。
これは冷涼マンが格好いいポーズを決めるとどこからともなく強風が吹いてきて、なんやかんやで悪を滅ぼすという無敵の技なのだ!!!

そんな格好いい必殺技が今まさしく発動されようとしていた。期待高まる子供達………


<そのときだった。>
<冷涼マンの叫びに呼応するように、本当に強風が吹いてきたのだ。>

ヒーローショーが行われたのはウミガメデパートの屋上。{ただでさえ風の強い屋外、加えて屋上ともなればその風の強さはリアルアルティメットメチャツヨストームである。まさに原作再現!}

それでも、人が飛ぶような風ではない。
仮に着ぐるみを来ていたとしても、ショーの内容に支障をきたすようなことはないはずだった。

予期せぬアクシデントであったが、むしろショーの演出に更なる{迫力}と{臨場感}を持たせるものであった。
子供達どころか親御さん達までもが冷涼マンの活躍に胸を躍らせていた。



しかし、当の冷涼マンだけは違った。
{彼は風を操り、地球温暖化の促進を企む悪と戦うヒーロー。そのモチーフは………}

<{うちわ}>であった。
特に冷涼マンの顔はうちわを模したシルエットをしており、文字通り顔が広い。
そう、{顔が広い!(物理)}

{盛大に風に煽られた冷涼マンは決め台詞と共にバランスを崩し……ものの見事にずっこけた}のであった。自らの必殺技で自滅である。哀れ。



子供達
「……冷涼マン?」


これ以降、冷涼マンのヒーローショーは屋内で行われるようになったのは、また別のお話。





{簡易解説}
うちわをモチーフにしているためシルエットが広かった冷涼マンは、必殺技のタイミングで強風に煽られこけてしまった。
物語:2票納得感:4票
天童魔子さんは魔獣や魔人とエンカウントするとすかさず調味料を振りかける。
別に食べるつもりはないのに一体なぜ?
21年05月19日 21:03
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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奴らは強力な魔法を唱えてくるので
呪文を途中で中断させるために胡椒を散布して強制的にくしゃみを誘発して無力化しているのです。