みんなのブックマーク

よく晴れた朝。

自分の部屋のベッドから起き出してすぐにカーテンを開けた田中。
するとそこに隣人の離小島君の姿が見えた。

離小島君は田中の彼女の元カレで、その彼女にまだ未練タラタラ。
昨日彼女から「また離小島につきまとわれた」と電話でSOSを受けたばかり。

離小島、ぶっ殺してやるとつぶやいて外に向かった田中が玄関を出る前に蛇口を捻って水を出しっぱなしにしたのはなぜ?
21年10月26日 23:40
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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昨日の深夜。

アパートの隣室に忍び込んだ田中。

合鍵は以前に作成済み。

熟睡していると思われる離小島君の寝室へ。

この離小島君は田中の彼女のストーカーであり、その被害が徐々にエスカレート。
田中は離小島君を殺してやろうと計画を練っていた。

田中は寝ている離小島君に素早く猿ぐつわを噛ませ、布団でそのまま簀巻きにし、その布団をロープで固定。

むーむーと唸っている離小島君を自分の部屋へと運んでいった。

このアパートはトイレと風呂が一緒のユニットバス。
風呂にはカーテンが付いている。
そのカーテンを開けてみの虫小島君を空の浴槽に入れた。

まだむーむーと唸っている離小島君に「おやすみ、いい夢を」と告げてカーテンを閉める田中。

明日はいよいよ計画実行。
田中は自室で眠りについた。


よく晴れた朝。

離小島君の様子を見にユニットバスに向かう。
カーテンを開けると昨日と同じむーむー状態のむーむー小島君が横たわっていた。

田中の計画はこうだ。

簀巻き小島君を浴槽に寝かせて固定→浴槽に水を貯める→田中はアリバイ工作へ外出→浴槽に水が貯まると離小島君が溺れ小島君に→溺死小島君を海にポイ捨て

これで死体が発見されても死亡推定時刻のアリバイは確保。
布団に簀巻きにしてあることでロープの跡などもつかない。
完璧な計画である。

何度も彼女にちょっかいかけやがって…
離小島、ぶっ殺してやる。

目の前の離小島君にそう呟いて田中は風呂場の水を貯め始めたのであった。
ただいま「1ブックマーク」
藤井のおうちの玄関には置物が置いてあるのですが
はて、何の置物でしょう?
18年08月16日 00:47
【20の扉】 [藤井]

疲れちゃったので癒やされに来ました。




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コッペパンの置物。
(パンでも可)


※サラダパンで有名な某お店で買いました
男はレストランに入ると、一人では食べきれない量の料理を注文し始めた。
その後、注文した料理が運ばれてくると、男は勘定を払い出ていった。
男はそのほとんどに口をつけなかったというのに、なぜ?

メラさんから問題文の提供をいただきましたのです。
21年10月27日 20:21
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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大食感の男は1人でフルコースのメニューを注文したのですが
最初にお出しされたウミガメのスープを一口すると顔を青ざめ

「これは本当にウミガメのスープですか?」と訪ねるとそのまま支払いをして帰ってしまったのです。
亀夫の恋愛距離感「1ブックマーク」
大学生の浦島亀夫は陸野亀子のことが好きだった。
今まで実験実習の班が別々だったことを嘆いていたが、
ある日班が一緒になったことを知るとさらに落ち込んでしまった。
一体どうして?
21年10月27日 22:49
【ウミガメのスープ】 [バイタル]

あるあ…ねーよ!なラブコメディ。




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【〜読まなくていいストーリー〜】

「亀子さん、今日も可愛いなぁ…」

俺の名は浦島亀夫。大学2年生の理学部生だ。
そして視線の先にいるあの子は陸野亀子。
実習で初めて見た時に一目惚れしてしまった。

けど中々話す機会がなくて、今日もこうして
遠くから見ているだけ。
「せめて班が一緒なら、お近づきになれるのに…」

そんな俺の願いが天に届いたのか、1ヶ月ほど経ったある日。
「今日からこの班に入ることになりました。よろしくね。」
俺の目の前には亀子さんがいた。

「陸野さん…どうして、この班に?」
「実は苗字が変わったの。結婚したんだ。」
「…??!?!?!」
「家庭の事情でね、二十歳になったら許嫁と結ばれる決まりなの。
だから今は陸野じゃなくて海原っていいます。」
「そう…なんだ…。おめでとう。」

心のリトマス試験紙が赤から一瞬で青になった。
涙のpHは7.5~8.0らしい。
あるか理性。延期せい。

こんなことなら遠くから見ていた方がマシだった。゚(゚´Д`゚)゚。
なんだよ許嫁って。今時そんなのアリかよ。

亀夫の恋は終わった。(でも友達にはなれた。)


【解説】
実験実習の班は{出席番号順(あいうえお順)}に
4〜5人で構成されていた。

浦島亀夫(うらしまかめお)と陸野亀子(りくのかめこ)は
別々の班だったが、ある日亀子は結婚して
{海原亀子(うみはらかめこ)}になったので、
亀夫の班に移ることになった。
懊悩する女「1ブックマーク」
女は、ある重要なミッションの遂行中であった。
今、局面は大詰めに差し掛かっている。
さあ最後の仕上げ、とばかりに女はその扉を開いた…
(しまった!)
その瞬間、女は自分の犯した致命的なミスに気付いたのだ。
ミッション完遂の為に必要なピースが足りないではないか。
今更プランの変更など不可能である。
懊悩する女。
どうする…
どうする…
数秒の後、タイムアップを告げる警告音が無情にも鳴り響いた。
扉は閉じられ、女はガックリとうなだれた。

女はいったい何をしているのか?
21年10月28日 20:25
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]



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冷蔵庫の野菜室を開けた夫人は愕然とした。
「あちゃー。もやし買い忘れてんじゃん!」
今晩のメインメニューはサーモンもやし丼。
もやし抜きでは話にならない。
サーモンのムニエルはすでに出来ている。
どうするどうする?
思い悩む夫人の耳に、冷蔵庫の開けっ放し防止アラームが聞こえてきた。

ピーピーピー…

パタン

…ガックシ