みんなのブックマーク

レコードブレイカー「1ブックマーク」
男は陸上競技の世界記録を次々と更新したが、誰もそれを賞賛することはなかった。なぜ?
25年07月28日 17:48
【ウミガメのスープ】 [イカのようなもの]



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遠い未来。月面に作られた施設で男は陸上競技の跳躍種目の世界記録を更新した。
しかし、この記録はどれも地球上で記録されたものであり、地球の重力の1/6しかない月での記録にはなんの価値もなかったのだ。
天才催眠術師と称されるカメオ。
「あなたはだんだん眠くなる」
この定番のセリフを言うとき、カメオはその場でスキップをする。
一体なぜ?
(No.2 ルーシーさんの問題文のリサイクルです。)
25年07月28日 20:18
【ウミガメのスープ】 [YJM]



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同業他者の研究にも余念がない天才催眠術師カメオは、他の催眠術師らの動画を常にチェックしているのだが、
フィクションじみた定番のセリフを言う催眠術師からは学ぶべきものが無いと判断し、その場で動画をスキップするから。

(本問はフィクションであり、現実の催眠術師の方を卑下する意図はございません。特に当該セリフを現に使用されている方がいらっしゃったならごめんなさい。)
プロトコル-02:頭蓋の裏に映るモノ「1ブックマーク」
【問題】

近未来。

荒廃したこの世界では、電脳化した頭脳に直接感覚と記憶を流し込むことで他者の経験を追体験できる電脳メディアが一般化している。
専用のメディアサイトではありとあらゆる過激な体験が配信されているが
その中にあって、行政府の配信した『無感覚・無感動の1分程度の"退屈な"感覚フィードバック』は高品質であると評価されている。


一体なぜか。
25年07月31日 19:35
【ウミガメのスープ】 [tosh]



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【解答】

荒廃したこの世界では、人の死すら管理される。
定められた寿命を迎えたものは、等しく安楽死装置で生命活動を停止させられる。
行政府は、均質化された死を福祉として市民に提供し、それが苦しみに満ちたもので無いことを知らしめるために『安楽死の体験』を配信している。
配信された『死の経験』が無感覚、無感動、短時間であることはすなわち『死の品質が高い』ことの証明である。


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【『福祉案内:期間満了者に適用される無痛無感終了処置』】

 [行政府] チャンネル登録者数 10,242,028,156人

  10,242,028,040 回視聴、2302/01/01公開


 「我々は、全ての人民の幸福と利益の最大化を希求し、持続可能かつ精微に制御された秩序ある社会体制の確立を目指す」
 「我々は、あらゆる未知を知恵の光で照らし誤解と恐怖を解消する。人民は無知によって苦しまず疑念によって惑わされない」
 「我々は、均質で統御された幸福な生をすべての人民に約束する。そして、終焉もまたその内に整然と含まれる」



 草案:tosh
 作問/文章の校正:AI
負け続けた先「1ブックマーク」
穏やかな午後の日差しが降り注ぐベンチで、ケンは幼い弟のトキとくつろいでいた。
「今日は楽しかった!」と興奮気味のトキを横目で見ながら、ケンは今日の疲れを癒していた。
トキは、帰っていく人々をじっと見つめながら、あどけない声でケンにこう言った。
【「‥‥ねえケン兄ちゃん、今日の兄ちゃんはお話してる人にいつも負けてるみたいに見えてたね」】
トキの言葉に、ケンは思わず苦笑いした。

だが、トキが「負けてる」と表現するその行為を、ケンはこれまで何人もの相手と繰り返し、その結果、ついに2人の目標を達成したのだ。

【本題:ケンはいったい何をしていたのだろうか?そして、ここはどこだろう?】
25年07月29日 01:18
【ウミガメのスープ】 [mintadel]



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トキが「負けてる」と表現したのは、{ケンが「あっち向いてホイ!」をしているように見える光景}だった。
ケンは道行く人々に{初めて行くデパート}への道を尋ね、{尋ねられた人があっちだと人差し指を向けると、ケンはその指先の方向に顔を向けていた}のだ。この物語の当時はスマホなんてありませんから、googlemapなんて便利なものはありません。初めて行く場所に子供たちだけで行くには道を聞くしかない。

その「あっち向いてホイ!」のように見える行為を繰り返すうちに、ケン達は迷うことなく、{デパート(の屋上)で行われる直前のヒーローショーの会場}にたどり着くことができた。

一通りヒーローショーを観たあと、トキはケンが今日の道を尋ねているときの負け続けてたように見えていたことを思い出した。
【「あっち向いてホイはずっと負けてたけど、今日の一番のヒーローは、僕をここにつれてきてくれたお兄ちゃんだね!」】
ケンはトキに、人差し指ではなく、親指をたてた。

余談だが、ヒーローショー「北斗の拳」(←え?w)からの帰り道、トキはこんな歌詞を大声で歌いながら帰った。

<「邪魔する奴は指先ひとつで~ダウンさ~~~~~♪」>

ケンは、あっち向いてホイだった話相手の指先が邪魔のないほう(正しい道先)を選んでいたのを思い出し、再び苦笑いした。
これは友人の実話です「1ブックマーク」
修学旅行で初めての海外に浮かれていたカメオは、空港ですれ違った外国人に「ハロー」と声をかけた。

彼の挨拶は確かに相手に伝わっていたのに、なぜか彼はその後無性に恥ずかしくなり、しばらく英語を使うことはなくなった。

それは一体なぜ?
25年07月27日 19:03
【ウミガメのスープ】 [しげっとっと]

お付き合いありがとうございました。




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「ハロー」と声をかけた相手はフランス人(実話)で「ボンジュール」と返されてしまった。

外国人=英語圏の人物という知見の狭さに恥ずかしさを覚えた彼は、その後しばらく外国人と英語で話すのを覚えていました。