みんなのブックマーク

憧憬のまなざし「1ブックマーク」
カメコとウミコは高校生。
ある日、カメコは92点、ウミコは80点を取った。
「こんな点数は見たことがない」と、カメコは絶賛された。
しかし、カメコはむしろウミコを羨んだ。
いったいなぜだろうか?
25年07月13日 16:10
【ウミガメのスープ】 [えりもと]



解説を見る
放課後、カラオケを訪れたカメコとウミコ。
カメコは歌が上手く、男性ロックバンドの曲で92点を叩き出した。
それを聞いたウミコは「かっこいい!」「すごい!」「こんな点数見たことないよ!」とカメコを大絶賛。
一方で、ウミコは女性アイドルグループの曲で80点を取った。すごく上手いとは言えないが、声が可愛かった。
自分の声は、アルトというよりもはやテノール……
そんなカメコは、可愛い声を出せるウミコに憧憬の眼差しを向けたのだった。
配布おじさん「1ブックマーク」
良質なものを作り、皆に配布する男。
皆は{それ}を使い、男に大変感謝している。
しかし、作った本人である男は{それ}を使うことはないという。
いったいなぜ?
25年07月14日 10:27
【ウミガメのスープ】 [みるくるみ]



解説を見る
男は{カンニングペーパー作りの職人}。
小さな紙に手書きで要領良く要点をまとめた紙を皆に配布した。
皆はカンニングペーパーを用いていい点数が取れたため、職人に感謝した。
しかし職人はカンニングペーパーを作りすぎたため、内容を覚えてしまったのだった。
{<※カンペ、ダメ。ゼッタイ。>}
伝説の学祭四天王「1ブックマーク」
文化祭や体育祭の思い出を発表し合う若年地方民たち。

マミ「私の出身校は、鋼鉄頭脳高校というところです。皆様ご存じでしょうか」
玲奈「存じているわ。県内随一の偏差値を誇り、県内トップクラスに秩序が守られた名門校ですよね」
マミ「その通りです。文化祭と体育祭の練習は平日毎日1時間ずつと決められ、終わったら皆速やかに帰っていました」
玲奈「さすが。真面目でお堅い鋼鉄頭脳高校」
マミ「私のクラスで出し物として行ったのは、地域紹介かるたです。県内各地域の歴史や文化をかるたにして、遊びを通して理解を深めてもらうというものです」
玲奈「素晴らしい」


玲奈「私の出身校は、文蟹両道高等専修学校というところです。皆様ご存じでしょうか」
マミ「存じていますわ。美容師、ネイル、メイクアップなど美に関する専門科目を学ぶだけでなく、普通科目についても厳しいカリキュラムが課される、異次元ストイック校ですわね」
玲奈「その通りです。体育祭の練習は8月の昼間、夏休みという名の補講の時間内にて行われ、文化祭と体育祭は9月の第一土曜・日曜あたりに行われます」
マミ「さすが。課題量だけでなくスケジュールでも進学校と並ぶストイック校」
玲奈「私のクラスで出し物として行ったのは、美容院神経衰弱です。県内各地にある美容院41店に関して、店の外観写真、店名、メニュー料金表の写真をそれぞれカードにしたものをシャッフルして裏返しでばらまき、めくって揃えるという高難度型神経衰弱で、正しい組み合わせ3枚を何組揃えられるかで競ってもらいました」
マミ「素晴らしい」

桜姫「私の出身校は、幸福緩甘高校というところです。皆様ご存じでしょうか」
玲奈「全く聞いたことがありません」
マミ「全く存じ上げませんが、校名からすると、特に偏差値は高くない、低すぎて荒れているわけでもない、平凡な学校といったところでしょうか」
桜姫「その通りです。ですが、体育祭の練習はクラス全員で一丸となって取り組み、本番も盛り上げました。体育祭は6月、文化祭は11月にやりました」
マミ「さすが。平凡こそ至上」
桜姫「文化祭の出し物として、私は体育館のステージで・・・」

桜姫は、文化祭で、歌とダンスを披露したと発表した。

マミ「文化祭でそんなことを?!」   
困惑するマミと玲奈。

桜姫「はい、同級生と4人で一緒に」
玲奈「4人で?!」
マミと玲奈はひどく驚いた。
どういうことか。
25年11月08日 17:47
【ウミガメのスープ】 [油獣]



解説を見る
学生時代の文化祭の思い出を発表し合う若年地方民たち。
クラスで行った出し物として、オリジナルのカードゲームを挙げたマミと玲奈。
それに対し。

桜姫「文化祭の出し物として、私は体育館のステージで、SPEEDをやりました」
桜姫は、文化祭で、音楽グループ「SPEED」の歌とダンスをコピーして披露したと発表した。

マミ「文化祭でそんなことを?!」   
マミと玲奈は、トランプゲームの「スピード」を体育館のステージ上でプレイしたのだと勘違いし、地味過ぎると困惑。

桜姫「はい、同級生と4人で一緒に」
玲奈「4人で?!」
2人遊びとして知られるスピードを4人で一緒にプレイしたのだと思い、マミと玲奈はひどく驚いたのだった。