みんなのブックマーク

サニーデイサンデー「2ブックマーク」
その日が{晴れ}だったから、亀井は新人の海彦を「{人情深いやつだ}」と思うようになったという。

状況を解き明かしてほしい。
25年11月11日 23:19
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

とろけそうな日!




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▽解説
新人の海彦はよく分からないやつだ。
いつも無表情で、何を考えているか読めない・・・
いくら怒っても「はい」と返すだけで、感情が見えない・・・

そんなあいつに初めて1人で高校野球取材を任せたが、どうなったか・・・

亀井「おい海彦、原稿直してやるから取材手帳見せてみろ」
海彦「はい」

手帳を開こうとしたら違和感に気づいた。
ページの一部がカピカピになり、ところどころ文字が滲んでいる。

亀井「おい、どうしたこれ?」
海彦「はい」
亀井「いや、はいじゃなくてさ。お前手帳濡らしただろ。雨でも降ったか?」
海彦「・・・」

雨?いや、そんなはずはない。
今日は終日{快晴}で日差しが照りつけていたはずだから。滲んだ「{大好きな仲間と甲子園に行けず悔しい}」の文字を、亀井はじっと見つめる。

とすると・・・そうか。こいつ、取材しながら泣いてしまったのか。
球児の悔しさに触れて自分も涙を流す。
記者として本当はいけないことだが、熱い所あるじゃねえか。

だったらこいつの気持ちに応えてやるのが、上司の俺の仕事だ。

【亀井「海彦ッ!グスッ 山田くんはどんな表情で俯いていた?どんな風に言葉を絞り出していた!?ポロポロ」】


海彦(えっなんか凄い泣いてるよ・・・ ノートに水こぼしたのバレたかな・・・)

▽解説の解説
晴れの日にもかかわらずノートに水気があったので、亀井は海彦が取材中に涙したのだと考え、「人情深いやつだ」と思った。
死者が現れると噂のある旅館に宿泊したカメコ
カメコは死者なんて出ないで欲しいと思っていたのに
いざカメコの目の前に死者が現れると涙を流して喜んだのです。

一体なぜ?
25年11月16日 20:38
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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行方不明になったカメコの弟の足取りを追っていると
カメコの弟に似た面影の幽霊が出ると噂の旅館に行きついたのです。


正直、弟が死んでいるなんて認めたくない。
居なくなった弟そっくりの幽霊なんて悪い冗談だ。


しかし旅館に現れた死者の顔は弟にそっくりだった。


何で死んでんだよバカ
でもようやく見つけられた…



その後、旅館は取り壊され弟の死体が出てきた。
悲しみの玄関「2ブックマーク」
カメオは{とある明確な意思}を持って自宅の玄関にやってきた

そして{ある事}に気付くと玄関を見渡し思考する

玄関、及び付近に変わった事は一切無かった

カメオは{悲しみの表情}を浮かべながらその場を去った

何故?

【参加テーマ・悲しいときー!どんなとき?】
25年11月16日 02:51
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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カメオは{とある用事を果たす意思}を持って自宅の玄関にやってきた

そして{その用事が何かを忘れた事}に気付くと玄関を見渡し思考する

玄関、及び付近に変わった事は一切無かった

カメオは{用事が思い出せず悲しい表情}を浮かべながらその場を去った
怒りに土下座する男「2ブックマーク」
魔法でここ一年間の記憶を失った魔子ちゃん

その犯人であるアザゼルは『犯人はカメオだよ』と言ったら魔子ちゃんは本気で怒った

その怒りが本気だと思ったアザゼルは即座に土下座した

何故?

【参加テーマ・怒ってるキャラと言えば?】
25年11月18日 06:53
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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魔子ちゃんが本当に記憶を無くしたのかを確かめたくなったアザゼルは『犯人はカメオ』と言った

カメオとは魔子ちゃんが大ファンだった長編推理漫画の登場人物だ(因みに犯人ではない)

犯人が発覚したのはここ一年以内であり記憶があるなら『え?何言ってんの?』みたいな表情をするだろう

しかし魔子ちゃんは『なにネタバレかましてくれとんじゃワレッ!』みたいな表情でガチギレしている為、土下座謝罪をしながら忘却魔法の成功に喜んだのだった
ESCAPE それは最適解のはずだった「2ブックマーク」
愚かな権力者たちによって引き起こされた核戦争によって、消滅寸前となってしまった地球。
生き残った人類ほぼ全員を乗せて飛び立った大型宇宙船に
乗り損ねてしまった哀れな親子が、静まり返った砂漠を駆けていた。

「もうワテはダメじゃ! ここから先は1人で行ってくれマミ…」
何言ってる! 走るんだよ! まっすぐ走るしかないのよ!
極限状態の中、叫び声を上げる娘に手を引かれて砂漠を駆け続け、ついに辿り着いた先で、
アキラは安堵と絶望の両方に襲われ、疲れ切っているはずの体でその場に立ち尽くした。
地球脱出を信じ15時間走り続けた2人が目の当たりにしたのは、
1人乗り用の脱出艇1基だけがスタンバイしている光景だった。

1基しか残ってないじゃない! 政府に騙されたんだわ!
泣き叫ぶ娘の声を聞きながら、アキラは呼吸の乱れを強引に整え、改めて小さく息を吐いた。
「もう、ワテら2人共が生き延びるのは無理なようじゃなぁ…。
すまないのぉ、マミィ…。ワテが…、ワテが足手まといにならなければ、
今頃大型宇宙船に乗って、地球におさらばできていたというのに…」

呻き声を漏らしてしゃがみ込み、傷の残る脚を押さえるアキラ。
「でも、ワテの軍人経験、知識と腕力がなければ、アンタとワテ2人一緒でなければ、
この場所までたどり着けなかったじゃろうから、それはトントンという事にしてもらってええかのぉ。
ワテはここまで一緒に来れて、地球を脱出するアンタを見送ることができて、大満足じゃわい。
こうなったのは全てワテの責任。死ぬべきはワテ、生きるべきはアンタじゃよ…。」

ほんと そのとおりね、という声が、砂漠に響いた5分後。


アキラは、窓の向こう側で 虚ろな目を浮かべて砂の上に立つ娘に対し、
脱出艇の中から手を振っていた。

どういうことか。
25年11月23日 14:40
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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1人乗り用の脱出艇1基の前で立ち尽くす2人の親子。
娘ユウコは言った。
「もう、ワテら2人共が生き延びるのは無理なようじゃなぁ…。
すまないのぉ、マミィ…。ワテが…、ワテが足手まといにならなければ、
今頃大型宇宙船に乗って、地球におさらばできていたというのに…」

しゃがみ込み、傷の残る脚を押さえる母アキラに向けて、さらに言葉を続けるユウコ。
「でも、ワテの軍人経験、知識と腕力がなければ、アンタとワテ2人一緒でなければ、
この場所までたどり着けなかったじゃろうから、それはトントンという事にしてもらってええかのぉ。
ワテはここまで一緒に来れて、地球を脱出するアンタを見送ることができて、大満足じゃわい。
こうなったのは全てワテの責任。死ぬべきはワテ、生きるべきはアンタじゃよ…。」

「ほんと そのとおりね」


「生きるべきはアンタ」と娘のユウコから言われ、マミィであるアキラ本人も合意。
交わした言葉通り、母アキラが脱出艇に乗り込み、娘ユウコが砂漠に残り、
出発までのわずかな時間、母娘は手を振り合って永遠となる別れを惜しんだ。