「だいじょうぶかマイフレンド」「7ブックマーク」
千鳥足の広田はドアの所でふうと酒臭い息を吐き、
「いや、今日は済まなかったねー、すっかりご馳走になっちゃって」
と言って敬礼の真似をする。
村上は、
「それはいいけど、お前、明日ちゃんと仕事行けよな」
「だいじょーぶ いなばの缶詰 百人乗ってもだいじょーぶ。字余り。わはは。んじゃ、おやすみ」
「うん。おやすみ」
村上がドアを閉めてリビングに戻ると、妻が少し怒った顔で、
「家まで送ってあげればよかったのに」
「んー、そうだなあ…」
「広田さん、明日仕事行けるかしら」
「んー、本人は大丈夫って言ってるけどなあ…」
妻は心配げにため息をついた。
さて、テレビの前で寝転がっている村上の息子が不機嫌そうなのはなぜだろう?
「いや、今日は済まなかったねー、すっかりご馳走になっちゃって」
と言って敬礼の真似をする。
村上は、
「それはいいけど、お前、明日ちゃんと仕事行けよな」
「だいじょーぶ いなばの缶詰 百人乗ってもだいじょーぶ。字余り。わはは。んじゃ、おやすみ」
「うん。おやすみ」
村上がドアを閉めてリビングに戻ると、妻が少し怒った顔で、
「家まで送ってあげればよかったのに」
「んー、そうだなあ…」
「広田さん、明日仕事行けるかしら」
「んー、本人は大丈夫って言ってるけどなあ…」
妻は心配げにため息をついた。
さて、テレビの前で寝転がっている村上の息子が不機嫌そうなのはなぜだろう?
25年03月12日 12:24
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]

だいじょうぶでした
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自分の部屋を追い出され、リビングで寝るハメになったから。
(息子の部屋には広田が泊まっているのだ)
(息子の部屋には広田が泊まっているのだ)
「或る「告り日記」伝 」「7ブックマーク」
木村の彼女が川島であると伝え聞いて、田中は思わず声を上げた。
「えぇぇっ!!マジで?!よりにもよって川島かよ!」
川島は美人で秀才。言い寄る男子生徒もたくさんいたが、全て撃沈。身持ちの堅さが更に人気を上昇させていた。
かく言う田中も川島の熱狂的ファンである。
川島への想いを日々日記帳にしたためているほどなのだが…
嗚呼、田中の恋、破れたり。
それはともかく、その田中の純愛日記のタイトルが『オッケー日記』(田中はそのタイトルがちょっと暗号めいていて気に入っている)となっているのは何故だろう?
タイトルに隠された秘密を解き明かして欲しい。
「えぇぇっ!!マジで?!よりにもよって川島かよ!」
川島は美人で秀才。言い寄る男子生徒もたくさんいたが、全て撃沈。身持ちの堅さが更に人気を上昇させていた。
かく言う田中も川島の熱狂的ファンである。
川島への想いを日々日記帳にしたためているほどなのだが…
嗚呼、田中の恋、破れたり。
それはともかく、その田中の純愛日記のタイトルが『オッケー日記』(田中はそのタイトルがちょっと暗号めいていて気に入っている)となっているのは何故だろう?
タイトルに隠された秘密を解き明かして欲しい。
25年03月15日 22:20
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]

オッケー牧場
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「オッケー(OKAY)」は川島の名前「かよ(KAYO)」のアナグラムなのである。
「♬いいもわるいもリモコンしだい」「7ブックマーク」
「鉄人!ネット通販で高枝切り鋏を購入しろ!」
金田正直郎少年に命令された鉄人38号だったが、スマホを手にしたまま止まってしまった。
何があったのだろう?
金田正直郎少年に命令された鉄人38号だったが、スマホを手にしたまま止まってしまった。
何があったのだろう?
25年04月07日 21:48
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]

ちなみにぼくは『マジンガーZ』世代 (^^ゞ
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「私はロボットではありません」にチェックを入れることができずにいるのだ。
「SFミステリー(現実)」「7ブックマーク」
カメオはウミオを鈍器で撲殺した
咄嗟の犯行 捕まるわけにはいけなかったカメオは【〇〇】を手にした――
*****
上の文はあるドラマが現代へリバイバルされたときの脚本の一文である
【Q.〇〇の部分が正反対のものに置き換えられたという。それは一体何だろうか?】
25年08月24日 23:05
【20の扉】 [とまと]
【20の扉】 [とまと]

初出題です 8/31,0時に締めました ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます
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【A.ヒーター(暖房)→クーラー(冷房)】
『カメオはウミオを撲殺する。だが、一時の言わば気の迷いで人を殺してしまったカメオ。動転する最中、アリバイ作りをするため【リモコンを取り、暖房をつけて死亡時刻を撹乱することにした】』
……この脚本に待ったをかけたのは新人ADのカメコであった。
「…………え、【{この暑さの中で暖房を使うんですか?}】」
……たしかに昭和や平成ならともかく、【40℃を超える日が珍しくもない現代だ。】
このうだるような暑さ。暖房を使ったら【アリバイ作りすら出来ぬままに腐る方が先だろう。】
そんなことを思いながら監督であるラテオはこの作品の根本である【{暖房で死亡時刻を早めるトリックではなく冷房で死亡時刻を遅くするトリックへ変更を余儀なくされた。}】
――XX年後。
令和の時代にリバイバルされた本ドラマが人気を博し、あらためてリバイバルされることとなった。
だが『冷房をつけて時間を撹乱する』というアリバイ作りの部分にまたもや待ったがかかった。
【「この暑さで室内に遺体を置いといたら、冷房をつけてもすぐにウジが湧きますよ! いっそのことボンネットで焼いて身元不明にしませんか?」】
……ただの時間操作のトリックだったのがとんでもないトリックに変わっていくのも、そう遠くない未来かもしれない…………?
『カメオはウミオを撲殺する。だが、一時の言わば気の迷いで人を殺してしまったカメオ。動転する最中、アリバイ作りをするため【リモコンを取り、暖房をつけて死亡時刻を撹乱することにした】』
……この脚本に待ったをかけたのは新人ADのカメコであった。
「…………え、【{この暑さの中で暖房を使うんですか?}】」
……たしかに昭和や平成ならともかく、【40℃を超える日が珍しくもない現代だ。】
このうだるような暑さ。暖房を使ったら【アリバイ作りすら出来ぬままに腐る方が先だろう。】
そんなことを思いながら監督であるラテオはこの作品の根本である【{暖房で死亡時刻を早めるトリックではなく冷房で死亡時刻を遅くするトリックへ変更を余儀なくされた。}】
――XX年後。
令和の時代にリバイバルされた本ドラマが人気を博し、あらためてリバイバルされることとなった。
だが『冷房をつけて時間を撹乱する』というアリバイ作りの部分にまたもや待ったがかかった。
【「この暑さで室内に遺体を置いといたら、冷房をつけてもすぐにウジが湧きますよ! いっそのことボンネットで焼いて身元不明にしませんか?」】
……ただの時間操作のトリックだったのがとんでもないトリックに変わっていくのも、そう遠くない未来かもしれない…………?
「距離を問う問題(死別の痛みを伴う)」「7ブックマーク」
目が眩むほどの閃光。そして爆発。
ターナカの故郷に強大な威力の爆弾兵器が投下された。
自分の故郷が爆弾によって爆発するところを離れた場所から見つめ、ターナカは涙を流した。
【問題】
ターナカは10年前に両親を亡くしている。
その時の両親の死が上記の爆弾兵器とまったく同じものによってもたらされたとした場合、『ターナカの故郷』から『ターナカが今いる場所』までの距離を算出せよ。
※ヒントが欲しい方は質問欄にて所望してください
ターナカの故郷に強大な威力の爆弾兵器が投下された。
自分の故郷が爆弾によって爆発するところを離れた場所から見つめ、ターナカは涙を流した。
【問題】
ターナカは10年前に両親を亡くしている。
その時の両親の死が上記の爆弾兵器とまったく同じものによってもたらされたとした場合、『ターナカの故郷』から『ターナカが今いる場所』までの距離を算出せよ。
※ヒントが欲しい方は質問欄にて所望してください
25年08月30日 21:51
【20の扉】 [ダニー]
【20の扉】 [ダニー]

9/6(土) 22:00ごろに締めます
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A.10光年
「お願いします!この子だけは!」
父親が緊急脱出ロケットにターナカを押し込む。
ターナカはその時の背中の感触を今でも覚えている。
それから1日も経たないうちに彼らの惑星は異星人によって投下された爆弾兵器によって粉々になった。
ターナカを乗せたロケットは彼の両親含む多くの人を置いて故郷である惑星を出発。
ワープを繰り返し10光年離れた別の惑星へ着陸した。
それから10年。
ターナカは生き残った仲間たちと夜空を見上げる。
10光年離れた惑星の爆発は強力な閃光となり、10年の時を経てターナカの網膜へと届く。
10年前の背中を押された感触が蘇り、爆発の光は涙でぼやける。
ターナカは届くわけがないと知りながら、10光年離れている故郷へ手を伸ばした。
「お願いします!この子だけは!」
父親が緊急脱出ロケットにターナカを押し込む。
ターナカはその時の背中の感触を今でも覚えている。
それから1日も経たないうちに彼らの惑星は異星人によって投下された爆弾兵器によって粉々になった。
ターナカを乗せたロケットは彼の両親含む多くの人を置いて故郷である惑星を出発。
ワープを繰り返し10光年離れた別の惑星へ着陸した。
それから10年。
ターナカは生き残った仲間たちと夜空を見上げる。
10光年離れた惑星の爆発は強力な閃光となり、10年の時を経てターナカの網膜へと届く。
10年前の背中を押された感触が蘇り、爆発の光は涙でぼやける。
ターナカは届くわけがないと知りながら、10光年離れている故郷へ手を伸ばした。