みんなのブックマーク

歩きスマホをしていたら線路に転落した男。ブレーキが間に合わず、走ってきた快速列車にはねられて死んでしまった。
男の死の瞬間を駅ホームから目撃した人たちは、”男は自らホームに向かってフラフラと歩き出し、そのまま線路へ転落した”といった証言をし、警察は男の死を自殺として処理した。

しかしその後の捜査で、「目撃者全員があるものも見ていた」ことが判明し、男の死は自殺ではないと処理されることになった。

男の死の真相は?


※紺亭唐靴蛙さん作のとある問題の後日談です。出題許可ありがとうございます!なお、この問題自体は、元問題を知っていても知らなくても問題なく参加していただけます。

(ネタバレ配慮のため、元問題のタイトルURLは後ほどまとメモにて。もしご存知の方は、その問題に関してのネタバレ内容は禁止でお願いします。)
18年09月09日 23:10
【ウミガメのスープ】 [HIRO・θ・PEN]

紺亭唐靴蛙さん、ありがとうございます! (´・θ・`)人(´・ω・`)




解説を見る
ホームにいた目撃者は、全員が「自分のスマホを見ていた」ため、転落した男自身も歩きスマホをしていたことに気付けず、”男は自らホームに向かってフラフラと歩き出し、そのまま線路へ転落した”といった、不完全な証言をしてしまった。
しかし、男の死を当然目撃したであろう”電車の運転手”も「自分のスマホを見ていた」と申告したため、男は自殺ではなく、よそ見運転をしていた運転手による「過失致死」と処理された。

解答:電車の運転手がよそ見運転をしていたことによる「過失致死」
日本の暦も情報網「6ブックマーク」
暗号好きのカエルから、謎のクイズが届きました。
解明をお願いいたします。
----------------------
「今日もヒヨコの国の紅葉見に行こう」

頭、胴体、右手、左手、右足、左足。
必要なのはどーれだ?
----------------------
18年08月27日 11:26
【新・形式】 [紺亭 唐靴蛙]

ややゆっくり回答になるかもしれません。




解説を見る
「今日もヒヨコの国の紅葉見に行こう」
  ↓
「きょうもひよこのくにのこうようみにいこう」
これをPCのキーボード(QWERTY配列)でタイピング(ローマ字入力)してみてください。
基本的なホームポジションに従った場合、この文章は右手のみで打つことができます。

よって必要なのは「右手」。

ちなみにタイトルの「にっぽんのこよみもじょうほうもう」も右手のみで打てます。
遅いメール「6ブックマーク」
クミはしばしば、メールへの返事が遅いことがあった。
送られてから何日、何週間、何ヵ月もかかることもあった。

しかし、1度も文句を言われたことはなかった。

一体何故?
18年07月04日 22:04
【ウミガメのスープ】 [kiraku]



解説を見る
クミはラジオのパーソナリティである。

人気DJのクミの元には、番組の感想など大量のメールが送られてくる。

しかし、ラジオの放送は週に1回なので、送られてから番組で読み上げられてクミが返事をするまでは何日もかかるのだ。

メールを読んでもらったリスナーは勿論、文句を言うはずはない。



『続いてのおたよりは、ペンネーム:カメオさんからのおたより…』


目が覚めた。「6ブックマーク」
狐や狸に化かされた時は、煙草を吸うといいらしい。
A氏はそれを思い出し、青ざめた。
なぜか?
18年11月02日 19:17
【ウミガメのスープ】 [ZenigokE]

朝焼けにはまだ少し早い。




解説を見る
目が覚めた。

時計を見ると、午前五時を少し回った頃だ。
今から二度寝をすると寝過ごしてしまう可能性がある。

A氏はサイドテーブルからポーチを取り上げ、ベッドを出てベランダに向かった。
喫煙者である彼は、常に煙草とライター、携帯灰皿とガムに消臭スプレーを手元に置いている。
二本だけ残った煙草の片方を取り出し、朝焼けにはまだ少し早い空を眺めた。

そういえば、さっきまで見ていた夢もまた煙草を吸う夢だった。
一口だけで目覚めてしまったので、余計に物足りなく思うのだろう。
あの時は三本あったのにな、などと考えながら煙を吸い込み、吐き出す。

目が覚めた。

狐や狸に化かされた時は、煙草を吸うといいらしい。これは夢でも効果があるようだ。
そんなことを思い出しながら、ベランダに出た。
午前五時。十七分。
煙草の最後の一本を取り出し、朝焼けにはまだ少し早い空を眺める。

ふと思った。

これは、どこまでが夢なんだ?
明日、晴れたら。「6ブックマーク」
雨の日も、晴れの日も、曇りであっても、その女は出かけるときは必ず傘を差す。

いったい何故?
18年06月02日 01:38
【ウミガメのスープ】 [アルバート]



解説を見る
雨が続く、ある梅雨の日のこと。
女は幼い息子と二人、傘を差しながら道路を歩いていた。

――雨ばっかりで、遊びに行けなくてつまんない。

そう愚痴をこぼす息子に、女は笑って言った。

――じゃあ、明日晴れたら、動物園に行こうか。

顔を輝かせて頷く息子。

――約束だよ! じゃあてるてる坊主作らないと!



だが次の瞬間、居眠り運転のトラックが背後から二人に向かって突っ込んできた。
よける間もなく、身をかばう間もなく、二人はトラックに跳ね飛ばされた……




女が目を覚ますとそこは病室だった。
最初は何故そんなところにいるのかわからず、次に何が起きたのかを思い出し、まずは自分が生きていることに安堵して、

そして、女は息子の名を叫んだ。



息子は生きていた。
けれど、何度呼びかけても決して返事はなかった。


植物状態。意識が戻る可能性は低いと、医師は告げた。当分、病院のベッドから離れられないと。
女は泣いた。




それから一週間。
幸いにも軽傷だった女は、退院の日を迎えた。
病院の玄関を出て、ふと空を見上げる。空は綺麗に晴れ渡っていて、青く澄み切った空に一筋の飛行機雲が走っていた。

――じゃあ、明日晴れたら、動物園に行こうか。

今日は晴れた、晴れたのに。約束を果たすべき相手が、動物園に連れて行くべき息子が、隣にいない。もしかすると、あの約束はもう二度と……

――違う。

女は呟いた。
雨なんだ。今日もまだ。晴れていないから、約束はまだ果たせないんだ。視界が滲むのも、きっと雨のせい……

女は病院の売店で傘を買うと、それを差して帰宅した。


それからというもの、女は出かける際は必ず傘を差すようになった。晴れでも、雨でも、曇りでも。
晴れたら、動物園へ連れて行く。それができないのは、雨がやまないからだ。女は自らにそう言い聞かせた。
今日は雨。まだ雨。でもいつかきっと……雨がやんだら、明日、晴れたら……。




彼女の雨はいまだ降り続けている。




いつか晴れる日が来るのだろうか。





A,「晴れたら出かけよう」という約束をしていた子どもが事故に遭い、約束を果たせない状況になってしまった。その悲劇を受け入れられない女は、約束を果たせないのは雨がやまないからだと思い込もうとしている。