みんなのGood

ウミコは手でボールペンの先のボールに触れたが、手は汚れていない。

...インク切れだ。

ダイエット中の私は、鬼教官である友人の目を盗んでは
大好きな「炒りひまわりの種」をつまみに晩酌していた。
それで痩せるはずも無く、私は友人にバレないように体重計の針が-５を差すようにいじった。

計測当日、視線を誘導して何とかばれずに５kgのダイエットに成功したように見せかけることができた。
その時、ペットのハム太郎(種族：ねこ)がとてとてと歩いて、体重計の上まで来た。

「よしよしハム太郎、お前の体重も計ってやろうじゃないか」
「あ、ちょ…！」

『-１ｋｇ』

「…ほう、ハム太郎の体重はマイナス１か。ならば重力に反発して空中に浮かび上がっていかなければおかしいよなぁ？」

頑張れハム太郎、お願いだから今だけ空中に浮かび上がってくれ。
しかしハム太郎は浮かび上がっていかないことが判明している。

私は勢いよく地に頭を打ち付け、土下座した。

カメコはつい最近、カメオと付き合い始めたのだが、｛風のうわさでカメオの浮気を知った｝。
そこで、浮気の証拠を突きつけてやることにした。
カメコは｛カメオのスマホの暗証番号を見ようとした｝が、浮気をしているからか、カメオはスマホの取り扱いには気をつけている。
そこでカメコはある見立てのもと、作戦を実行した。
カメコ「手作りの【誕生日プレゼント】を贈りたいの！誕生日いつ？」
カメオ「ありがとう！(馬鹿な女...)6月14日だよ」


(カメオ宅)
カメコ「【0614......開いた。】馬鹿な男...」

【要約】
浮気の証拠を掴むべく、怪しまれないようにカメオの誕生日を聞き出し、スマホのロックが解除できるかどうか試そうとした。

カメリカで起きていた誘拐事件は「身代金」を払うと必ず「人質」は解放されていました。
身代金の金額も被害者家族が払えるほどの請求額でした。
人質が解放された事はニュースで報道され知れ渡っていた為、
被害者家族は「犯人」からの要求に答え「警察」に連絡せず「身代金」で安全に家族を返してもらう方を選んでいました。

誘拐の成功率はあがり犯人は得をし続けますが、被害者家族は家族が殺されてしまうよりはましでした。
警察への連絡は遅れ一向に誘拐犯を捕まえにくくなっていました。


そこで、正義感が強いが歪んでいる「カメオ」はある考えが浮かびます。
「誘拐犯」の信用度を下げる必要がある。

自ら「誘拐」を行い身代金を受け取った挙句、被害者をすべて殺してしまいました。

これにより、
身代金を払っても家族が帰ってこない可能性を高め、
被害者家族が身代金で手をうたず警察に相談する様になり誘拐犯の検挙率があがると考えました。
また誘拐犯側も被害者家族が身代金をださず　お金を受け取れない可能性が上がる為、
誘拐自体をしなくなると考えたのでした。

サイコパス目な問題でした。

カメオは宝くじ売り場で｛スクラッチ｝を購入するにあたり、スクラッチの代金と一緒に削る為の硬貨を財布から取り出した。