みんなのGood

良質:3票
【19世紀イギリス、ある一軒家でとある事件が発生した。】

【被害者はその家に住む老人で、致死量の農薬を摂取した事による中毒死。亡くなる直前に飲んでいたと思われるワインボトルとグラスから同様の農薬が検出され、テーブルには被害者本人の筆跡と思われる遺書が置いてあった。内容は、これまで面倒を見てくれた孫に遺産を全て譲渡するというもの。】

【一見すると自殺に見えるが、警察はこれを殺人事件と判断。容疑者として挙がったその老人の孫にあたる青年で、被害者とよく口論をしていたのが目撃されていた。】

【殺人事件だと決定付けたのは、祖父が服毒して亡くなったと告げた際に、『そんな…農薬を飲んで死ぬなんて…』と毒の種類を口にした事による。】

【ただし、容疑者にはアリバイがあった。1つは被害者が亡くなる1週間前に酒場で傷害事件を起こし拘留されていた事だ。ワインセラーにあるワイン全てに毒は入っておらず、被害者が直前に飲んでいたワインだけに毒が入っていた。】

【探偵さん。解けるかしら?】

<謎は2つ。1つは、拘留中の容疑者はどうやって的確に毒入りワインを飲ませたか?もう1つは、直筆の遺書はどうしたのか?>

【この2つが明らかになったら正解よ。】
19年08月28日 23:08
【ウミガメのスープ】 [よるのいち]

ワインはお好き?




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老人は過去に起こした脳梗塞により脚の障害及び言語視野における障害を患っていた。

その為病院へ行くにも孫の手助けが必要であり、読み書きの出来ない老人に代わり、あらゆる書面を孫が記載していた。故に、老人の筆跡鑑定に使用された書面は息子の筆跡であり、老人のものではなかった。

息子は拘置所へ送られる前に祖父がワインセラーのワインを決まった順で飲用しているのを逆算し、注射器でコルク蓋から農薬を注入。

時期を見計らい傷害事件を起こし、留置所から祖父へと手紙、つまり遺書を送る。

息子からの手紙を読もうとするも、読めない老人はやがて孫の仕掛けた毒入りワインを飲み毒殺されてしまう。

これが事件の全容である。
家族「3Good」
物語:3票
 リビングで姉と一緒にテレビを見ていた海子。
 しかし、そこにやって来た父によって、チャンネルが野球に変えられてしまう。
 海子は姉と一緒に子供部屋に戻り、少しの会話の後、共に就寝する。
 それからしばらくして、{海子の周りからすべての家族が消えてしまった。}

 いったい何があったのだろう?
19年08月29日 01:10
【ウミガメのスープ】 [粘膜王女三世]

時間制限まではパソコンの前に張り付きます。よろしくお願いします。




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 海子が姉と見ていたテレビ番組は、子供の行方不明事件の詳細を公表し、事件の情報を視聴者から募るという内容だった。

 「今回扱う事件は十二年前の女子児童誘拐事件。ご両親が目を離した隙に一才の亀子さんが連れ去られました。亀子さんのお腹には、特徴的な模様の痣があったとのことです。心当たりのある人は……」

 海子の姉は、腹に刻まれた痣を海子に見せ、訴える。
 {「自分は浚われて来た子供かもしれない」}
 姉は海子ともよく相談し、このことを警察に伝えることを決める。
 姉妹抱き合って一緒に寝たのは本当に久しぶりのことで、そしてそれが最後となった。

 数日後、誘拐事件の被害者として両親が逮捕される。姉は本来の両親のところへと返された。
 一人ぼっちになった海子は、児童養護施設で家族とは何かを考え続けている。
綺麗な曲線「3Good」
納得感:3票
カメコは綺麗な曲線を描くために、直線定規を使った。
一体何故?
19年08月31日 20:00
【ウミガメのスープ】 [ENE]

出題してしまいました...




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席に座ったカメコは、机が揺れていることに気付いた。
このままでは、これから描く曲線がブレてしまう。
そこで、グラグラと揺れる机を安定させるために、カメコは机の脚に直線定規を差し込んだ。
王様の耳は犬の耳「3Good」
物語:2票納得感:1票
みんながスマホを持ちながらカメオの後ろをついてくるので「なあ俺、王様みたいでしょ??」と友達に自慢したところ、「いいや、お前は犬だよ。」と言われてしまった。

一体なぜ?

(要微知識ありです。)
19年09月01日 09:33
【ウミガメのスープ】 [弥七]

ちょっと遅めの朝食にスープをどうぞ。




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<解説>
簡易解答:高身長のカメオは人混みの中でも非常によく目立つので、駅前で立っているとよく目印(待ち合わせ場所)にされる。その姿は王様というよりはまるで{渋谷のハチ公}だ、と友達は言ったのである。

みんながスマホを持っているのは、カメオを目印にして待ち人と連絡を取っているためである。

(関西の方は馴染みが少なくてゴメンナサイ。)
物語:3票
ある夏の日の、深夜のことである。
「夏と言えば怖い話だよね~」ということで、加蓮、周子、文香、美波、小梅の5人が、小梅の部屋に集まって百物語をしていた。
5人は順々に怖い話をしては、1本、また1本とろうそくの火を消していく。そしてついに100本目、最後に1本残ったろうそくの火が消された時、5人は怖くなって部屋から全員逃げ出してしまうのだが、

{逃げる時に5人全員が、元々百物語に使っていた火の消えたろうそくを持っていたのはなぜだろう?}
19年09月01日 18:13
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]

まだギリギリ怖い話のシーズンだと信じて、ホラーなスープを初出題です。




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100本目のろうそくが消されたその瞬間、家がグォンと大きな音を立てて揺れ始めた。
…地震だ!それも、おそらくかなり大きい。スマートフォンも緊急地震速報のアラームを鳴らしている。…地震が起こる前に鳴れや。
突然の地震に命の危険を感じた5人は怖くなって家から避難しようとしたのだが、その時誰かが叫んだ。

「みんな!出来たらろうそくも持っていこう!{もしこの地震で停電することになったら、今後ろうそくが役に立つから!}」

これに納得した5人はとりあえず手近なろうそくを持って、そのまま全速力で家から逃げ出した。

外に出て揺れが収まるのを待つ5人は、少しずつ冷静さを取り戻すのと同時に、この地震が、弱くはないものの思っていたより大きなものでもないことに気付く。百物語の直後に起こった地震だったため、強く驚いた5人は実際より余計に揺れと恐怖を感じてしまったのだろう。じきに揺れは完全に収まり、結局停電も起こらなかった。

加蓮「…結局停電にはならなかったけどさ、百物語のろうそくを持っていけって、良いアイデアだよね!もしもっと強い地震が来てたら、部屋に取りに戻ることも出来なかっただろうしね。あれ、誰が言ったの?」
周子「あたしもあれ聞いてなるほどって思ったよー。あの状況であんなこと思い付けるの、文香さんくらいじゃないの?」
文香「…いえ、私では、ありません…。実を言うと…あの時私は、地震に驚いて…口も利けない状態になっていました…。むしろ私も、あの言葉で我に返って…逃げることが、出来たんです…。」
美波「…え?わ、私もてっきり文香さんが言ってくれたのかと…。それじゃあ、小梅ちゃんが…?」
小梅「ううん…。私も…違うよ…?」
加蓮「え?それじゃあ、一体誰があんなことを…?」
5人「…………」

              終
            制作・著作
            ━━━━━
             ⓃⒽⓀ

簡易解説
百物語の最後のろうそくを消したその瞬間、大きめの地震が起こった。命の危険を感じた5人は怖くなって逃げようとするが、地震で停電することになった場合にはろうそくが使えることに思い至り、百物語に使っていた中から手近なろうそくを持って全速力で家から逃げ出した。

※実際に大地震に遭遇した場合には、何か物を持って行くこと等は考えずにとにかく建物内から逃げることだけ考えましょう。