みんなのブックマーク

【頭ヲ突ク烏】「9ブックマーク」
数名の人が歩いている道の脇に、マナーの悪い誰かが捨てたゴミ。
そのビニール袋の中身は野良犬や野良猫に荒らされたのか無造作に散乱していて、すぐ傍の電柱の上や塀の上からそれを狙っている複数のカラス達。
コンビニ弁当やスナック菓子の食べカス、ジュースのペットボトル、栄養補給系ゼリーの潰れたチューブ等も散らかっている。
潰れたチューブを見た男は、その道を歩いている人のほとんどに帽子をかぶってもらった方が良いのではないかと思った。
一体何故だろう?
20年03月28日 15:21
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]

自己防衛




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その風景の絵を描いている途中の男は、
黒の絵の具のチューブの中身がもうほとんど入っていない事に気付いた。
カラス達でだいぶ消費してしまうからな…
仕方ない、通行人のほとんどは黒髪を隠すとしよう。
goto「9ブックマーク」
コンビニ店員カメオは普段から自炊を全くしない怠け者だが、だからこそ強盗から逃げきれたという。一体なぜ?
20年04月16日 18:47
【ウミガメのスープ】 [甘木]

SP:ジャンプさん、キャノーさん、ありがとうございました!




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自宅で刃物を持った強盗とはち合わせたカメオ!すぐさま逃げようとして窓から飛び降りた!その落下先にはゴミ捨て場、そしてそこにあったのは前日に捨てた大量のコンビニ弁当の空箱が入ったゴミ袋。自炊をしないカメオはいつもコンビニの仕事終わりに大量にコンビニ弁当を買っているのだ。
そのゴミ袋がクッションになり、カメオは大きな怪我をすることなく無事逃げきることができたのだった。
史上最高に面白いクソゲー「9ブックマーク」
【「史上最高に面白いゲームが誕生!」】

そんな広告を見て購入サイトに移動したカメオくん。
レビューを見るとそこには「{クソゲー}」「{バグ多すぎ}」「{金返せ}」といった低評価が大半を占めていた。
少し悩んだカメオくんは、「このゲーム買いたい!」と言って母親からお小遣いをもらうことに。

彼がクソゲー好きでもないとしたら、なぜそんな行動をとったのだろう?
20年04月19日 21:02
【ウミガメのスープ】 [ウセグイ]



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カメオくんはパズルのアプリで遊んでいた。

ステージクリア!となった瞬間【「史上最高に面白いゲームが誕生!」】と謳ったゲーム広告が画面いっぱいに出現。
「次のパズルへ」のボタンを押そうとしたその指は、広告を誤タップして購入画面に移動してしまう。

「もう!毎回これだよ!面白いパズルなのに誤タップ狙いの広告さえなければ…!」
母親に「広告非表示の課金」の説明をするのが面倒だったカメオくんは、クソゲーの購入画面を見せ嘘の理由でお小遣いをねだるのであった。
イメチェンデビュー「9ブックマーク」
大学生になったカメコは、自身のイメチェンとして普段身につけているメガネからコンタクトレンズに変える事を母のウミエに相談した。
ウミエは賛同し、母からのプレゼントとして検査代とコンタクトレンズ代をカメコに渡した。

数時間後、カメコは帰宅。
メガネからコンタクトへと見事にイメチェンを遂げた娘を見てウミエは喜んだ。

そんな母の手を取り、ありがとうと礼を告げるカメコ。
さて、ウミエがこの時初めて気付いた『娘の異変』とは
いったい何だろうか?

※クロシェさんと藤井さんにSPをして頂きました。ありがとうございます!!
20年04月25日 21:30
【ウミガメのスープ】 [コウCHA]

SP:クロシェさんと藤井さん。感謝!!




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<解説>
コンタクトレンズの処方せんを出してもらうため、眼科に行ったカメコ。
しかし、原因は不明だが、視力検査でカメコの右目は矯正の意味が無いほど著しく低下してしまっていることが発覚した。
母子家庭で毎日忙しい母に心配をかけさせられないと、カメコは右目の異常を隠すことにした。

本来両目分を購入する予定だったが、医師の勧めでコンタクトレンズは左目の分だけ購入し、返すお釣りが多くなった。
ウミエは受け取ったお釣りの多さに気付き、カメコに理由を聞いて、初めて右目が失明していることに気付いたのだ。
カメコの失明の事実を知り、ウミエはその場で泣き崩れてしまった。
もし私がお釣りの多さに気付かなかったら、ずっと黙って抱え込んでいたのだろうと。母親である私に余計な気を使わせないようにと。

泣き崩れるウミエに、カメコは感謝の言葉を述べた。私のイメチェンを反対せず応援してくれてありがとうと。私の目の事を心配してくれてありがとう、と。
カメコから感謝の言葉を貰ったウミエは、娘のためにも前を向こうと決心した。


<カメコ目線の解説(長文です)>
大学生になったタイミングで、今まで着けていたメガネからコンタクトレンズに変えようと思っていた。
ただ、メガネを着けても右目が若干ぼやけて見えるのが気がかりだった。
でもそれはメガネのレンズを暫く交換していなかったので、恐らくそのせいだろうと思い、それも含めて病院で見てもらうことにした。

検査の結果、思い当たる原因が見当たらないが、右目の視力は著しく低下しており、メガネやコンタクトレンズでも今後の矯正は不可能だと言われてしまった。
その結果を知って私は体の力が急に抜けていくようなショックを感じた。
しかし、母子家庭で私を育てるため毎日忙しく仕事をしている母に賛同してもらったからこそ、心配をかけるわけにはいかなかった。

医師の判断で、コンタクトレンズは左目の分だけ購入した。
未だ右目の状態を受け入れていない。どのように病院からでて、メガネ屋さんでコンタクトレンズを購入したかもハッキリ覚えてないほど。
でも、母の前ではなるべく普段通りでいようと考えた。自室で目一杯泣けば良いやと思って。

気持ちを一旦落ち着かせて、自宅に入った。
母は私の姿を見て喜んでいた。母親だけど他の人から見て褒められるのはちょっと自身が付くので有り難かった。
後は増えてしまったお釣りをさり気なく渡して、母に気付かなければ…。
私は喜んでいる母の手を取り
 「ありがとう」
と言いながらお釣りを渡した。
母は「良いのよ、親なんだから娘を応援するのは当たり前じゃない」と言ってくれた。
私は「それじゃ部屋に戻るね」と言ってその場を後にしようとすると…、
「それにしても、しっかりイメチェン成功してるじゃないの。これなら大学生でもチヤホヤされるんじゃな…、て、あら??」
母はそそくさと部屋に戻ろうとした私を引き止め…、
「カメコ、思ってたよりお釣りが多いけど何で?」
やっぱり、母の勘は鋭かった。
ここで嘘を付いてもバレるのは時間の問題だろうと、私は母に検査の結果を、右目の状態を正直に話した。

母は私の話を最後まで聞いて、その場で泣き崩れた。忙しい母にこれ以上の負担をかけるなんて親不孝者だなと悲しくなった。
泣きながら母は、「もしお釣りのことに気付かなかったら、ずっと黙っていたんでしょ?一人で抱え込む必要は無いの…。」と言った。
やっぱり私の考えることはお見通しなんだなぁ。
「私のイメチェンを反対せず応援してくれてありがとう。私の目の事を心配してくれてありがとう…!」
と、母と一緒に泣いた。自室で泣く分だったけど、ここで目一杯泣いた。


暫く泣いたからか、その間に気持ちが整理出来たんだと思う。
右目の状況はもう仕方ないことだ。この状況で出来ることを考えて、前を向いていこう。

~終わり~


<おまけ>
カメコ(折角だからコスプレとかもやってみようかな。隻眼キャラとかリアルに出来るかもw)
ウミエ「それなら私もコスプレしたことあるから、ある程度なら手伝えるわよ?」
カメコ(うぎゃーw心の声が漏れてたー!///)
彼の嫌いな人「9ブックマーク」
ジェシカが久しぶりに弟ヘンリーのアパートを訪ねた。

「久しぶりだな姉さん」
「お酒臭い。部屋も汚いし・・・少しは片付けたらどう?」
「片付けてもどうせすぐ散らかるからな」
「・・・パパとママのお墓、全然行ってないんだって?」
「・・・あぁ」
「今日二人の命日だからさ。お墓に行こうと思ってるの。一緒に行かない?」
「嫌だ」
「・・・なんでよ?」
「あそこには嫌いな奴がいるんだよ」
「嫌いな奴? 誰よそれ?」
「言いたくない」
「何それ?教えなさいよ。教えてくれたら力になれるかもしれないし」
「・・・」
「じゃあ私が当ててあげる。直接誰かは聞かないから質問に答えなさい」
「・・・チッ、めんどくせえな」

ルール
※ヘンリーに質問して彼の嫌いな人物の名前を当ててください
※ヘンリーが回答しますが亀夫君問題ではなく20の扉問題なので、イエスノーで答えれる質問にしてください
しかしヘンリーが知らないことは答えられません
※質問制限数は20回まで
※リスト聞き不可
※{ヘンリーはある「特定の質問」に関して嘘をつきます。嘘確認の質問もできますが、それが「特定の質問」に該当する場合はその回答にも嘘をつきます}
※嘘回答にも「良い質問」はつきます



リモートオフ会で生まれた問題
原案:3000才さん
SP:他多数
20年05月03日 12:32
【20の扉】 [ダニー]



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A.イエスキリスト

嘘回答になる質問の条件:
回答がイエス、もしくはイエスノーになる質問

「イエス様…」
「父さんも母さんもみんなが見習うような敬虔なクリスチャンだった。でもどれだけ信じていても関係ない!なぜイエスはあの事故から2人を守ってくれなかった?」
「・・・ヘンリー、あなたなぜパパとママがクリスチャンになったか聞いてないの?」




ヘンリーを身篭った母親は出産予定日よりかなり早く産気づいた。

その時、父親は仕事に出かけており、家にいたのは母親のみ。

単身で病院に行こうと慌ててしまい母親は玄関の段差を踏み外し、下駄箱に頭を強打。意識を失ってしまった。

だが何故か母親が次に目を覚ました場所は教会だった。

自分で無意識で歩いて行ったのか、誰かが運んだのか、全くわからない。

しかしイエス様が描かれたステンドグラスから漏れる光を浴びて目を覚ました母親はこう思った。

これはイエス様の御業に違いないと。

母親は教会の側にある病院で無事ヘンリーを出産することができた。




「そんな…ことが…」
「イエス様が本当に存在するとして、なぜ産まれる前のあなたを助けたのか、なぜ事故の時にパパとママを助けなかったのかはわからない。ただ同じ事故にあって4人のうち私達2人だけが生き残った… 多分何か意味があるんじゃないか… そう考えちゃうんだ」
「・・・意味?」
「そう。なんの意味かはわからないけど…少なくともイジけて部屋に篭りっぱなしになって姉を心配させる為ではないとは思うわ」
「…プッ!ハハッ、確かにそうだな」
「笑わないの。私は真剣」
「俺、イジけてる?」
「それはもう。あまーいキャンディあげまちょうか?」
「・・・ありがと、ジェシカ。大好きだ」
「お?素直になったか。よしよし」
「じゃあ行こうか」
「え?どこに?」
「父さんと母さんに会いに、だろ? 心配させているだろうから」
「じゃあまず髭剃りね。その顔で行っても余計に心配されるわ」

そして2人は教会に向かう。
10年ぶりに手を繋いで。