みんなのブックマーク

罪の蜜「3ブックマーク」
大学生の奈々子には、どうしても気に入らない男がいた。
その男――「ウエダセンパイ」は、奈々子の親友・真希にやたらと馴れ馴れしく接する軽薄な先輩。
女好きそうな雰囲気でナヨナヨしていて、見ているだけでイライラする。
「真希にはもっと誠実でまともな人がふさわしいのに……」と奈々子は、真希づての話と遠目から見たくらいしか知らないウエダのことを、密かに“真希の彼氏として不合格”と勝手に見定めしていた。

ある日、奈々子はキャンパスで、ウエダが{ある犯罪}を犯そうとしている場面を目撃してしまう。
そんな奈々子はその後、ウエダへの印象を少しだけ{好意的に見直した}。

ある犯罪とは何か?
25年07月23日 21:13
【20の扉】 [さなめ。]



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【{女子トイレの盗撮}(不法侵入)】



「…てか、真希のサークルのウエダセンパイって女だったんだね」
「え?」
「真希の話だけだとテニスは上手いとか距離が近いとか、それぐらいしか分かんなかったから、馴れ馴れしい軽薄な男なのかと思ってたよ〜。なのに真希はちょっと楽しそうでお熱みたいな雰囲気出しちゃって。ちょっとイライラしててさー。」
「…それで?」
「でも、この前ウエダセンパイがお手洗いに入るとこ見かけてさ、うわーそうきたかーって。いや、私が勘違いしてただけなんだけど。見た目とかファッションとか、ちょっと中性的じゃん。そりゃ同性なら距離も近いよねって。やきもきして損した〜。」
「…あの〜。」
「え、なに」
「上田先輩、普通に男性。」
「…」
「…」
「…やっぱ真希、テニサーなんてやめときなよ。」


あ、ウエダセンパイは程なくして退学したってさ。
【らてクエ33リサイクル】苛斂誅求「3ブックマーク」
ラテラテ国で、眠った時間に応じて課税される「睡眠税」が導入されることになった。
それを知ったロングスリーパーのカメオは、ラテラテ国への移住を決めた。
一体なぜ?

*らてクエ33 No.6 海苔巻太郎さんの問題です。
25年07月28日 12:26
【ウミガメのスープ】 [かたな]



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ラテラテ国周辺の文化圏では、長く眠ることは「社会の時間を浪費する行為であり罪」とされ、睡眠時間を最小限に抑えることを美徳とする文化がある。
しかし、ラテラテ国の睡眠税を払うことで「睡眠の罪」が清められ、長く眠ることが社会的に許される。(免罪符を与えられる。)
カメオはロングスリーパーで長く眠りたいが、元の国では罪悪感や非難に耐えられなかった。
ラテラテ国の睡眠税を払えば、長く眠っても道徳的に許されると知り、罪悪感なく睡眠を楽しむために移住を決めた。
荒れ果てたアパートの一室にて「3ブックマーク」
ほこりっぽい荒れ果てたアパートの一室。
ひび割れた壁、倒れた本棚。
割れた窓の破片が床に散らばり、そばには空っぽのジャム瓶が転がっている。
ウミコは幼いカメオの唇に、震える手でそっと指を押し当てた。
同時に、カメオの小さな手は、ウミコの服をぎゅっと握りしめていた。

やがて、ウミコは人々から称えられたという。
いったいなぜ?
25年08月05日 17:21
【ウミガメのスープ】 [かたな]

9日(土)22時頃まで




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{地震}でアパートが半壊し、ウミコと幼い息子のカメオは{部屋に閉じ込められた。}
空のジャム瓶が示すように食料は尽き、水もなかった。
ウミコは{割れた窓の破片で自らの指を傷つけ、滲む血をカメオに与えて}命をつないだ。
数日後、救助隊が到着し、二人とも無事に生還。
ウミコの自己犠牲と母の愛が人々に知れ渡り、彼女は深く称えられたのだ。
なるほど、だからなのか「3ブックマーク」
【ウミコは{本を読み終わる直前に邪魔をされて読めなく}なった。
ウミコはその状況に落ち着いていたが、{隣}には{猛抗議する者}がいた。】

【一体、何が起きたのだろうか?】
25年08月18日 06:38
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

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【物語の舞台は、夜間飛行中の旅客機の中。】
ウミコは窓の外の闇に気づくこともなく、一心不乱に本を読んでいた。
{機長からの「間もなく着陸態勢に入ります」というアナウンス}も、彼女の耳には届かなかった。

そして、飛行機が夜間着陸の体制に入ると同時に、{緊急時の避難に備え、機内の灯りが一斉に消された}のである。
これは、
【万が一の事故の際に、乗客の目が暗闇に慣れていることで、素早い脱出を可能にするための安全対策】
であり、夜間離着陸の航空機は必ずそうするものである。
突然の消灯で読書を中断させられたウミコは、最初は不満に思ったものの、その意図を理解すると深く納得した。
{「なるほど、だからなのか」と独りごち}た彼女の隣では、{予期せぬ変化に驚いた赤ちゃんが、甲高い声で泣き続け}ていた。
幻影帳簿?「3ブックマーク」
【「キキ~~~~~~~~~ッ!」「キキ~~~~~~~~~ッ!」「キキ~~~~~~~~~ッ!」】
都会の喧騒の中、多くの車が行き交う、とある交差点がある。
そこは、交通量の多さにもかかわらず、不思議なことに「歩行者と車両の接触事故」が絶対に起きないと言われている。
一体、なぜそのような状況が成り立つのだろうか?
25年09月08日 13:43
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

正解到達率67%でした




解説を見る
その交差点は、実は{自動車教習所の「訓練区域内」}に存在している。
そのため、実際に歩行者がそこを渡ることはなく、車両も訓練のために走行しているだけで、現実の交通とは異なる状況であるため、接触事故が起きることはないのだ。

余談だが、問題文の何回も響いている急ブレーキ音は、はじめて乗車した練習生に思いきりアクセルを踏んでもらい、教官が急ブレーキをかけることで速度の出し過ぎの怖さを体感させているのだそうです(とある教習所の実話)。