「鼻用と耳用で使い分け」「30Good」
良質:12票トリック:12票物語:1票納得感:5票
アンコロ餅高校野球部。
その日、野球部内で2チームに分かれて対抗試合が行われた。
エースピッチャー田中が率いるAチームと控えピッチャー離小島君率いるBチーム。
実力が拮抗するようチーム分けされ、試合の流れは一進一退。
そしてAチームが1点リードで迎えた最終局面。
投球モーションに入る前にグローブをしっかりとはめ直す田中。
9回までで150球近く投げ続け、体力も限界の中、最後は3球連続ストライクでAチームが勝利をもぎ取った。
さて唐突に話は変わるが、アンコロ餅高校野球部の美人マネージャー、暗黒餅子の右手。
その人差し指と小指だけ爪が長いのは一体何故?
その日、野球部内で2チームに分かれて対抗試合が行われた。
エースピッチャー田中が率いるAチームと控えピッチャー離小島君率いるBチーム。
実力が拮抗するようチーム分けされ、試合の流れは一進一退。
そしてAチームが1点リードで迎えた最終局面。
投球モーションに入る前にグローブをしっかりとはめ直す田中。
9回までで150球近く投げ続け、体力も限界の中、最後は3球連続ストライクでAチームが勝利をもぎ取った。
さて唐突に話は変わるが、アンコロ餅高校野球部の美人マネージャー、暗黒餅子の右手。
その人差し指と小指だけ爪が長いのは一体何故?
21年08月31日 20:39
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
SP tsunaさん ちょい延長、今日の24時まで
解説を見る
アンコロ餅高校野球部が2チームに分かれてボウリングの対抗試合を行った。
部員数が奇数のため、マネージャーの暗黒餅子も無理矢理メンバーに入れられることに。
両チームの実力は拮抗し、4勝4敗で迎えた9回目のゲーム、最終フレームでAチームが1点リード。
既にAチームの勝利が確定していたが最後の投球者である田中は本気モード。
持参のボーリング用グローブ(リスタイっていうのよ)をはめなおしマイボールを念入りに磨く田中。
そうして田中が放った球は3球連続ストライクを叩き出し、ボーリング対抗試合はお開きとなった。
さてボウリングを9試合も付き合わされた餅子。
手入れの行き届いた手の爪だったが、ボウリングに使った親指、中指、薬指だけ割れてしまい、短く切り揃える羽目になったのであった。
部員数が奇数のため、マネージャーの暗黒餅子も無理矢理メンバーに入れられることに。
両チームの実力は拮抗し、4勝4敗で迎えた9回目のゲーム、最終フレームでAチームが1点リード。
既にAチームの勝利が確定していたが最後の投球者である田中は本気モード。
持参のボーリング用グローブ(リスタイっていうのよ)をはめなおしマイボールを念入りに磨く田中。
そうして田中が放った球は3球連続ストライクを叩き出し、ボーリング対抗試合はお開きとなった。
さてボウリングを9試合も付き合わされた餅子。
手入れの行き届いた手の爪だったが、ボウリングに使った親指、中指、薬指だけ割れてしまい、短く切り揃える羽目になったのであった。
「あと5分、いや10分」「30Good」
良質:6票トリック:7票物語:10票納得感:7票
この春、ハルカは友達が増えたので、スマホに登録している連絡先が1件減った。
一体なぜ?
一体なぜ?
22年04月16日 20:36
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]
春と言えば
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新生活がきっかけですれ違うようになった恋人に{「友達に戻ろう」}と別れを切り出されたから。
「俺たち、友達に戻らないか?」
「…そうね」
ハルカのスマホの中の連絡先が1つ減るまで、あと5分。
「俺たち、友達に戻らないか?」
「…そうね」
ハルカのスマホの中の連絡先が1つ減るまで、あと5分。
「正犯罪と逆犯罪」「30Good」
良質:9票トリック:10票納得感:11票
元銀行員が、今度は{逆}に公然わいせつ罪で逮捕された。
前回は何をした?
前回は何をした?
22年04月30日 20:37
【20の扉】 [わかめ]
【20の扉】 [わかめ]
締め切りました
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前回は【{「着服」}】
今回は【「全裸」】
今回は【「全裸」】
「赤信号と露出狂」「29Good」
良質:21票トリック:3票納得感:5票
タクロウが昨日公衆の面前でパンツ一枚になったのは、半年前に信号無視をしたせいだという。
どういうことでしょう?
どういうことでしょう?
18年09月27日 20:22
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]
よろしくお願いいたします
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タクロウは、昨日出張の為に飛行機に乗ろうとしていた。
(ピンポーン)
空港の保安検査場にて、タクロウがゲートを通過すると金属探知機が反応した。
「すみませんお客様、何か金属のものをお持ちですか?」
「いや、時計もベルトも外したし、何もないと思いますけど…」
「念のため上着を脱いでもう一度ゲートを通過してもらえますか?」
(ピンポーン)
「念のためワイシャツも脱いで…」
(ピンポーン)
「念のためズボンも…」
そうこうしてる間にタクロウは公衆の面前でパンツ1枚の格好にさせられていた。
しかし金属探知機の反応はいまだに消えない。
その時タクロウはようやく思い出した。
タクロウは半年前、赤信号を無視して道路を横断し、車にはねられ大腿骨を骨折した。
その時の手術により、タロウの脚には補強のための金属のプレートが入っていたのだ。
金属探知機はそのプレートに反応していたようだ。
事情を説明し疑いが晴れ、タクロウはやっと衣服を身に着けることができた。
(ピンポーン)
空港の保安検査場にて、タクロウがゲートを通過すると金属探知機が反応した。
「すみませんお客様、何か金属のものをお持ちですか?」
「いや、時計もベルトも外したし、何もないと思いますけど…」
「念のため上着を脱いでもう一度ゲートを通過してもらえますか?」
(ピンポーン)
「念のためワイシャツも脱いで…」
(ピンポーン)
「念のためズボンも…」
そうこうしてる間にタクロウは公衆の面前でパンツ1枚の格好にさせられていた。
しかし金属探知機の反応はいまだに消えない。
その時タクロウはようやく思い出した。
タクロウは半年前、赤信号を無視して道路を横断し、車にはねられ大腿骨を骨折した。
その時の手術により、タロウの脚には補強のための金属のプレートが入っていたのだ。
金属探知機はそのプレートに反応していたようだ。
事情を説明し疑いが晴れ、タクロウはやっと衣服を身に着けることができた。
「another story」「29Good」
良質:18票物語:11票
おばあちゃんがおしゃれなストールを膝に乗せてニコニコしているのを見たソウタは、同じものをもう一枚買おうと決めた。
一体なぜ?
一体なぜ?
19年01月06日 00:21
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
寒い日のスープ
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雪の降る寒い日。
バス停で、ベンチに座ってバスを待つおばあさんが居た。
隣に腰かけて同じくバスを待つミナト。
背中を丸めてじっとバスを待つおばあさんはとても寒そうだ。
「あの……これ、良かったらどうぞ」
ミナトは首に巻いていた大判のストールを外し、おばあさんの肩にふわりとかけた。
おばあさんは目を丸くして驚いて、わなわなと口を開く。
「いんや、そんな、お嬢さんが風邪ひいちまうよ」
「大丈夫です大丈夫です。私たくさん着込んでますし、カイロも持ってるので」
「あんれ、まぁ。ありがとうねぇ、あったかいよ……」
微笑むミナトにおばあさんは顔をくしゃくしゃにしてお礼を繰り返した。
そのストールは、数日前に恋人のソウタがミナトにプレゼントしてくれたものだ。
大事なストールを手離すのは惜しかったが、おばあさんの嬉しそうな表情はミナトのそんな思いを優しく溶かしてくれた。
その日の夕方。
ソウタがバイトから帰宅すると、いつものようにおばあちゃんが迎えてくれた。
その膝の上には見覚えのあるストール。
「おかえり、ソウタ」
「ただいまー。ばあちゃん、それどうしたの?」
「これかい、聞いておくれよ。今日ねぇ、バス停で親切な女の子がいてね……」
事の経緯を知ったソウタは、おばあちゃんの言う『女の子』が誰なのかを確信した。
あまりの偶然に驚きつつ、あいつらしいな、と心がぽかぽかする。
「ばあちゃん、嬉しそうだね」
「そりゃあもう嬉しいよ。今時あんな子が居るなんてねぇ。これはばあちゃんの宝物さ。生きてて良かったよ」
いくらなんでも大袈裟だろうと言いたくなったが、おばあちゃんの表情を見ればそれが誇張表現などではないという事がひしひしと伝わってきた。
返してやってくれ、なんて言うべきじゃないな。
ソウタは困ったように笑う。
今度、同じストールを買おう。
きっとあいつは、「無くしちゃったの、ごめんね」とか言って申し訳なさそうな顔をするだろうから。
そしたら「ちゃんとうちにあるよ」って教えてやろう。
それで、あいつとばあちゃんを会わせてやろう。
二人お揃いだよって笑いながら。
【要約】
ソウタのおばあちゃんが持っていたストールは、ソウタが恋人のミナトにプレゼントしたものだった。
外出先でミナトがおばあちゃんに親切心でストールを渡したことを知ったソウタは、その心遣いに感謝しつつ、ミナト自身も大事にしていたそのストールをもう一度プレゼントしようと思ったのだ。
バス停で、ベンチに座ってバスを待つおばあさんが居た。
隣に腰かけて同じくバスを待つミナト。
背中を丸めてじっとバスを待つおばあさんはとても寒そうだ。
「あの……これ、良かったらどうぞ」
ミナトは首に巻いていた大判のストールを外し、おばあさんの肩にふわりとかけた。
おばあさんは目を丸くして驚いて、わなわなと口を開く。
「いんや、そんな、お嬢さんが風邪ひいちまうよ」
「大丈夫です大丈夫です。私たくさん着込んでますし、カイロも持ってるので」
「あんれ、まぁ。ありがとうねぇ、あったかいよ……」
微笑むミナトにおばあさんは顔をくしゃくしゃにしてお礼を繰り返した。
そのストールは、数日前に恋人のソウタがミナトにプレゼントしてくれたものだ。
大事なストールを手離すのは惜しかったが、おばあさんの嬉しそうな表情はミナトのそんな思いを優しく溶かしてくれた。
その日の夕方。
ソウタがバイトから帰宅すると、いつものようにおばあちゃんが迎えてくれた。
その膝の上には見覚えのあるストール。
「おかえり、ソウタ」
「ただいまー。ばあちゃん、それどうしたの?」
「これかい、聞いておくれよ。今日ねぇ、バス停で親切な女の子がいてね……」
事の経緯を知ったソウタは、おばあちゃんの言う『女の子』が誰なのかを確信した。
あまりの偶然に驚きつつ、あいつらしいな、と心がぽかぽかする。
「ばあちゃん、嬉しそうだね」
「そりゃあもう嬉しいよ。今時あんな子が居るなんてねぇ。これはばあちゃんの宝物さ。生きてて良かったよ」
いくらなんでも大袈裟だろうと言いたくなったが、おばあちゃんの表情を見ればそれが誇張表現などではないという事がひしひしと伝わってきた。
返してやってくれ、なんて言うべきじゃないな。
ソウタは困ったように笑う。
今度、同じストールを買おう。
きっとあいつは、「無くしちゃったの、ごめんね」とか言って申し訳なさそうな顔をするだろうから。
そしたら「ちゃんとうちにあるよ」って教えてやろう。
それで、あいつとばあちゃんを会わせてやろう。
二人お揃いだよって笑いながら。
【要約】
ソウタのおばあちゃんが持っていたストールは、ソウタが恋人のミナトにプレゼントしたものだった。
外出先でミナトがおばあちゃんに親切心でストールを渡したことを知ったソウタは、その心遣いに感謝しつつ、ミナト自身も大事にしていたそのストールをもう一度プレゼントしようと思ったのだ。