みんなのGood

かく「30Good」
良質:15票トリック:12票物語:1票納得感:2票
売れない小説家のカメオは生まれて初めて書き上げたハードボイルド小説を妻に読んでもらった。
恋人が自殺をする原因となった極悪人に、主人公が容赦なく復讐をするというストーリーである。
小説の中身は凡作レベルの出来だったが、それを読んだ妻は心の底から喜んだ。
一体なぜ?
19年08月16日 23:47
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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妻は夫であるカメオを{自殺に見せかけて殺害しようと企んでいた。}
そこで悩んだのは遺書の存在。自殺に見せかけるためには直筆の遺書があるに越したことはない。
どうにかして遺書……そうでなくとも【遺書だと思われる文章】をカメオに書かせられないものか……。
そんな時に、カメオから生まれて初めて書き上げたハードボイルド小説を読んでほしいと頼まれた。
カメオは今でもパソコンで書かずに原稿用紙に手書き派で、束になった原稿用紙を渡された。

カメオ「ハードボイルド小説は生まれて初めて書いたから不安でね。実のところ、まだ誰にも読ませていないんだ。キミが最初に読んでくれるかい?」

その小説を適当に流し読みをしていた妻は、ふとある箇所で目を止めた。
その小説は、恋人の{男性}が自殺をする原因となった極悪人を、復讐に燃える主人公である{女性}が追うストーリーである。
そして、その小説の中には【恋人である男性が主人公の女性に対して自殺することを許してほしいと書いた遺書】にあたる箇所があるのだ。

妻(書かれている部分はちょうど原稿用紙のページ的にも区切りがいい……筆跡も当然ながら完全に夫のカメオ……私以外にはまだこの小説を誰にも読ませていない……これを遺書だと思わせれば……)

{妻は心の底から喜んだ。}
良質:18票トリック:6票納得感:6票
現在猛烈に恋人を欲しがっている田中さん。そんな田中さんの家の近くには神社が{ふたつ}ある。
ひとつめの神社Aは【100円玉を賽銭箱に入れて祈ると意中の人とちょうど77日後に結ばれます】と謳う神社。
ふたつめの神社Bは【1万円を払ってお祈りすると運命の人が7年以内に現れるでしょう】と謳う神社。
どう考えても神社Aの方が良さげに思えるが、田中さんは{神社Bに足しげく通っている}そうだ。
一体なぜだろうか?
19年09月04日 18:47
【ウミガメのスープ】 [えいみん]

初めて作った問題です DEBONOから持ってきました




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田中さんは{神社Bに来る女性をナンパしていた}。
神社Aの謳い文句は【意中の人と結ばれる】なので、すでに好きな人がいる女性しか参拝しに来ず、ナンパは成功し得ない。
しかし、神社Bの謳い文句は【運命の人が現れる】なので、まだ好きな人がいない可能性が高い。
田中さんは、{「まだ好きな人はいないけど彼氏は欲しい」}と思い、参拝しに来る女性をナンパするために足しげく通っていたのである。
良質:18票トリック:9票納得感:3票
あるお祭りの会場で、

衆人環視のなか人知れず、
カメオとウミオの免許証の交換が行われた。

一体何のために?
19年11月18日 00:34
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集3




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お祭り会場でぎっしりと詰まった財布を拾ったウミオとゲスオ。
ネコババしたい気持ちだったが、周りには大勢の人の目がある。

拾った財布をそのまま懐に入れるのはさすがに無謀だった。

どうしてもその財布の中身が欲しかったゲスオは、ある計画を立てたのだった。

「ウミオくん、財布の中の免許証をこっそり君のと交換してから落とし物として届けるでゲス。
 後から取りに行って、自分の財布だと言い張るでゲスよ~ゲ~スゲスゲス。」

案にのったウミオは自分の免許証をゲスオに渡し、
ゲスオは一人で祭りの運営本部に落とし物を届けに行った。

入れ替わるように、ウミオがやってきた。
「あの~黒い財布落としちゃったんですけど…あ、それです。免許証の顔も一緒でしょ。」



答え:
カメオの落とし物の財布を、ウミオのものと偽るため。
灰猫救出物語「30Good」
良質:18票トリック:8票物語:3票納得感:1票

いつも通り 私が退屈な仕事をしていた時の話です

ふと気付くと交差点の中央に 灰色の猫が丸まっていました

交通量が少ない道路ですので そういうこともあるでしょう

そこに珍しくトラックが かなりの速度でやってきました

運転手は道路に同化した猫に気付いておらず 猫も呑気に眠っています

すぐに【最悪の事態】が想像され 本当に顔が青ざめましたね...


この状況から猫は助かったのです この私が助けました!
それも 一切動かず 声も出さず 人の力を借りることも無く
私がしたことは {ある箇所に精一杯力を込めること}だけでした
どうやって 猫を助けることができたのか 分かりますか?


【諸注意】
※Yes/Noで答えられる質問をお願いします
※質問制限があります 相談してから質問しましょう
※私=出題者 だとお考えください
20年04月26日 22:00
【新・形式】 [青信号]

これは とある物語




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【私(青信号)は顔に力を込めて 赤信号になった】


【『解説』】
いつも通り 私が交通整理の仕事をしていた時のお話です
呑気に丸くなっている灰猫と そこに突っ込んでくるトラック
猫がひかれることを想像した私は "本当に" 顔が青くなりました
そこで逆に 私は顔に精一杯の力を込めたのです

青い顔はだんだん{赤}くなっていきます {赤く 赤}く {ついには真っ赤に}

{それを見たトラックの運転手は大慌てで ブレーキを踏みます
【<<キィィィィィィイイイ】<イイ!!>【>>】
間一髪。猫は激しいブレーキ音に驚き 逃げ去って行きました
そしてトラックも走り去り 残されたのは信号機だけ
青信号が赤くなった 赤黄赤の信号機}


※私=出題者=青信号 だとお考えください
革命の先に見える闇「30Good」
良質:12票トリック:13票物語:2票納得感:3票
スマートフォンを持つ者が、限られたごく少数しかいない時代のことである。
スマートフォン開発に携わっていたスティーブは、スマートフォンの未来に絶望していた。

今や我々の生活には欠かせなくなったスマートフォンであるが、いったいなぜそう思ったのだろうか?
20年10月21日 14:22
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

もう!どうなっちゃってんだよ!




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「もう」スマートフォンを持つ者が、限られたごく少数しかいない時代のことである。
スマートフォン開発に携わっていたスティーブは、スマートフォンの未来に絶望していた。

なぜなら、スマートフォンはもはや過去の遺物となっており 全く売れない。
スマートフォン業界に未来を感じることができないからであった。