みんなのGood

災い転じて「29Good」
良質:3票トリック:9票納得感:17票
点字ブロックの上に障害物が置かれている場合、利用する人がつまずき、転倒する危険がある。
カメオが経営する店の前にはいつも客が停めた自転車が並んでおり、点字ブロックの上にも平気で停められている。

ある日、カメオが店の前に張り紙をしたところ、その日以降点字ブロックの上に停められる自転車の数は0になった。

張り紙には何と書かれていたのだろう?
19年10月20日 21:00
【20の扉】 [滝杉こげお]

初心者です。よろしくお願いします。




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閉店
良質:12票物語:5票納得感:12票
カメコの息子は、売れっ子のミュージシャンになりたいという夢を抱いていた。

(息子に大した才能は無い。その夢は現実的じゃないだろう)
と考えたカメコは、「応援しています」と紙に書いて息子に渡した。

一体どうして?
22年01月12日 12:45
【ウミガメのスープ】 [うつま]

こちらも昨晩作った問題




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息子がミュージシャンを始めて早3年。いつまでたっても芽は出ない。
最初は応援していたカメコだったが、次第に息子には才能がないことに気づき始めた。あと何年努力したとしても、売れっ子ミュージシャンなんて夢のまた夢だろうと。

ある日カメコは息子を呼び出して、そろそろ定職に就いたらどうだと勧めた。

しかし息子はこう反論する。
「絶対に夢は諦めない。いつも俺に『応援しています』って手紙と差し入れをくれる熱心なファンだっているんだ。着実にファンを増やしていけばいつかは売れっ子になれるんだって」

息子の言葉を聞いたカメコは紙とペンを取り出し、「応援しています」と書いて息子に渡した。
初めはその突然の行動に意味がわからない様子の息子だったが、カメコの書いた文字を見た瞬間全てを理解した。

「そろそろ現実を見せるときだと思って。分かる?熱心なファンなんて最初からどこにもいないのよ」

唯一のファンが母親であったことを知った息子は夢をおうことを諦めたという。
良質:12票トリック:12票物語:2票納得感:3票
「なんで…俺が…こんな目に…」

そうつぶやきながら血でダイイングメッセージを書いている田中。

自分をこんな目に合わせたやつの名前を書いたのだが、息を引き取る前にダイイングメッセージを書いたことを後悔した。

一体なぜ?
22年01月14日 00:01
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

すごくキリの良い本日23:59に締めます




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「なんで…俺が…こんな目に…」

目の前に血まみれで倒れている男を見つめ、そうつぶやいた田中。

「あいつが浮気なんかしなけりゃ… 俺は殺人なんか起こさなかったのに… そうだ!この浮気相手の血であいつの名前を書いてやれ!そしたらあいつが殺人犯として疑われる。俺は助かる。完璧だ!」

田中は付き合っていた彼女の浮気相手を衝動的に殺してしまったのだが、浮気相手の血でダイイングメッセージを偽装することで殺人罪から逃れようと考えた。

田中が偽装のダイイングメッセージで書いたのは浮気した彼女の苗字。日口さん。変わった名前。

ダイイングメッセージを書き終えてその場を後にした田中。
そして瞬く間にポリに捕まった。

「なんで? ダイイングメッセージちゃんと見た? ねえ?」
とポリに詰め寄る田中。

「ダイイングメッセージは田中って書いてあったよ」
と優しく答えるポリ。

そう浮気相手はまだ死んでおらず、息も絶え絶えの中、日口さんの名前を田中に書き換えたのだ。
ていうかラッキーなことに真ん中に線一本足すだけで田中になった。

「あいつ、まだ死んでなかったのか! ダイイングメッセージ書くタイミング早かった!」
と田中は後悔したのだった。

「ダイイングメッセージが書き換えられていなかったら誤認逮捕するところだったなあ…」
そしてポリも安堵のため息を漏らすのであった。

めでたし。
良質:18票トリック:6票物語:5票
女は自宅で最愛の人が来るのを待っていました。
そして約束の時間に男がやって来て女は喜んで招き入れました。
しばらくして予定外の時間に荷物が届きました。
その荷物を女が持って部屋に行くと男は部屋から一歩も出ていないも関わらず、男の姿はありません。
これは一体どういう事でしょう?
22年02月10日 23:00
【新・形式】 [天童 魔子]

matomemo




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この問題を作った
中の人外:天童魔子さん
隠れた参謀:tsunaさん

この問題は2名の出題者による奇数質問と偶数質問で別々の解説が用意されていたのでした。


女(妻・お婆ちゃん)は自宅で最愛の人(浮気相手・赤ずきん)が来るのを待っていました。
そして約束の時間に男(浮気相手・狼)がやって来て女(妻・お婆ちゃん)は喜んで招き入れました。(約束通り浮気相手が来て・赤ずきんちゃんが来たと思って)
しばらくして予定外の時間に荷物が届きました。(予定より早く帰宅したお土産を買って帰って来た旦那・お花を摘んでいたので予定より遅れたお見舞いの品を持った赤ずきん)
その荷物を女(妻・赤ずきん)が持って部屋に行くと男(浮気相手・狼)は部屋から一歩も出ていないも関わらず、男の姿はありません(隠れた・変装した)
これは一体どういう事でしょう?



非現実担当天童魔子さんの回答、女は赤ずきんのお婆ちゃんで約束の時間に現れたのは狼。
その後、予定より遅れて赤ずきんちゃんがやってきてお婆ちゃんに変装した狼が居たので男の姿ではなかった。

現実担当tsunaさんの回答、女は旦那の留守中に浮気相手を連れ込んでいたが予定よりも早く旦那が帰ってきたので浮気相手は慌てて姿を隠した。



















さらに<真の解説>。

赤ずきんの母には浮気相手が居て
お婆ちゃん家に赤ずきんを1人で追いやることで
旦那の留守中に逢引していたのです。

しかし本来は物語に登場しない赤ずきんのパパが帰って来てしまい
赤ずきんのお母さんは慌てて浮気相手を押し入れに隠したのです。


その結果、{浮気相手の狩人さん}は赤ずきん宅から出れなくなってしまい
赤ずきんを助けるためにお婆ちゃんの家に行けなくなったので【男(狩人)の姿はなかった】のです。
死____「29Good」
良質:6票トリック:4票物語:7票納得感:12票
ここ最近。
毎夜、日付が変わる頃になると、町と城を繋ぐ街道に幽霊が出るらしい。
先日その街道で死んだ女の霊だという噂だ。

町に住んでいるジャックが、怖いもの見たさで噂の場所に行ってみると、確かにそこには女が一人すすり泣いていた。ぱっと見では気づかなかったが、近づいてよくよく見てみれば驚くほどの美人だ。

「どうして泣いているんだ?」
『もう一度だけでいいから好きな人に会って、私はここにいますって伝えたいのに……それができなくて辛いの。だって私、幽霊になっちゃったんだもの。会えたとしても、きっともう私だって分かってもらえないわ……』
「そんなことないさ。よければ俺がその好きな人とやらをここまで連れてきてやるからよ」

そう慰めても『そんなことしても無駄よ』と一向に聞き入れてくれずに泣くばかりだ。

何故彼女はこんなにも頑なに、“好きな人に自分のことを分かってもらえない”と思っているのだろう?
23年10月24日 12:00
【ウミガメのスープ】 [オリオン]

一応検索したのですが、もしネタ被ってたらすみません。




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「無駄だなんて言うなよ。やってみなくちゃ分からないだろ?」

『いいえ、分かるわよ。あなた……最近、王子様が、舞踏会で見初めた相手を探しているって話はご存知?』

「もちろん知ってるとも。うちの娘も、その想い人の落とし物のガラスの靴とやらを穿かされたからな。だが、町中の娘を試したのに足のサイズが合う娘が見つからないから、もしかしたら他の国から遊びに来ていたお嬢さんだったんじゃないかって…………って、ちょ、ちょちょっと待て!……まさか、お前さん!」

『そうよ! あの夜ガラスの靴を落としたのは私よ! 急いで家に帰ろうと馬車を飛ばしてたら事故でこんなことに…………。やっぱり、いくら魔法とはいえ、ネズミに御者をやらせるなんて無茶だったんだわ……』

ネズミに御者?
突然飛び出してきた不可解な言葉に、ジャックは首を傾げる。確かに街道で見つかったという女の死体の近くには、ネズミの死体やら砕け散ったカボチャやら、変な物がいくつか落ちていたらしいが。

『靴を頼りに探しているということは、王子様は私の顔をはっきりとは覚えてないのよ。当然よね、一度会っただけの相手だもの。もちろん、言葉で“あの日舞踏会で踊った相手は私なんです”って訴えることはできるわよ……でも、もし嘘なんじゃないかって疑われたら? 証拠を見せろって言われたらどうしたらいいの?…………{幽霊には足がないんだから、もう私ガラスの靴なんて履けないわ}』

そう言って、幽霊がが泣き崩れた弾みでひらりとめくれあがったスカートの下には、
ーーーー確かに足がなかった。





◾️この問題の正式タイトル◾️
『死ンデレラ』

◾️簡易解説◾️
幽霊の名はシンデレラ。城の舞踏会から帰る途中、カボチャの馬車を飛ばしすぎて事故で死んでしまい、幽霊の自分にはもう足がなく、ガラスの靴を履いて「舞踏会で踊った相手は自分だと」証明することができないと思っている。

◾️別解解説◾️
霊体ではそもそも物体に触ることができず、ガラスの靴が履けないから。

「シンデレラ」が「幽霊になったせい」で「ガラスの靴が履けないことを嘆いている」という部分を当ててくだされば、どちらの解答でも正解とします。