みんなのブックマーク

コロナのワクチン接種。
鈴木さんが予約した接種会場は町の小児科。
待合室には通常受診の子どもとその親ばかり。
不思議そうな目で見つめる子どもたち…気まずい。

やっと呼ばれて注射をチックン！
注射は痛くて苦手だけどこれでやっと帰れる…！
そそくさと席を立つ鈴木さんに先生が一言
「では15分、待合室で待機してくださいね(^^)」

まだ…帰れない…！？
待合室に戻ると鼻水を垂らした子がこちらを指差して何か言っている。冷えピタ貼った子がめちゃくちゃ話しかけてくる…早く帰りたい。
あぁ…腕も痛くなってきた(泣)

この村にはあるしきたりが存在する。
毎年必ず５人で儀式を行い、そのうちの１人を大蛇に食べさせることだ。

今年は男たち５人が生贄候補として選ばれた。
彼らが洞窟で太鼓を鳴らして儀式を行うと、大蛇が姿を見せる。

足が震え、「俺はまずい、こいつの方がうまい」と言い合う男たち。
その様子を尻目に「俺が一番うまい！」「俺を食ってみろ！」というカメオは、みんなから輝いて見えた。

大好きなカメオとの赤ちゃんをついに身ごもったカメコ。
そのままカメオと婚約をし、赤ちゃんを大切に育てようと思っていたある日。

他に好きな人が出来たから別れようってカメオから告げられた。

当然カメコは怒り、赤ちゃんについてや結婚についても言及したが
もうカメコのことは興味ないし、赤ちゃんは堕ろせばいいし婚約は破棄。そのお金は出すから許してくれ、そう言い張るばかり。

カメコはもはやおなかの中にいる赤ちゃんのことなどどうでもよくなった。


数日後、呆然としながら道を歩いていたら転んでしまったカメコ。
もしもおなかの中の赤ちゃんのことが大切なら、おなかをかばって頭から地面へと転んでいただろう。

でもどうせこの子は堕ろすしもはや守る必要は無い。

カメコは転ぶときに自分の身を優先して手をついたので顔を怪我することは無かった。

女は泥棒だった。他人の家に侵入して金庫の前にたどり着いた。どうやら数字の書かれたボタンを入力するタイプのようで女は諦めようとした…が、よく見れば一部のボタンだけ文字が掠れているではないか。解除に使うボタン以外は触っていないからだろうと女は思った。家主がいないうちに当てずっぽうで掠れたボタンを押し始めるのだった…。
ちなみに、この後女は金庫の中身を手に入れたが帰宅途中だった家主と遭遇。家主は泥棒に入られたと分かり警察に通報した。女は逃げるもやがて警察によって逮捕されましたとさ。
女の逃げ切りたい祈り(Pray)は神に届くことなく終わったのだ。

…関係ないですが霜月はるかの「Pray」という曲が好きでタイトルにしてます。

家の残骸と銃弾の跡があるだけでそこに血はなかった。
どうせろくなものは家の中に無かったので家が壊れることはもう仕方ない。

それよりも良かった。　妻と娘は怪我していないだろう

さぁ避難所に向かおう。